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(回答先: Re: 経済成長と「愛」の関係 & 宗教の現状他 投稿者 白亜 日時 2004 年 4 月 25 日 00:46:25)
初めまして 白亜さん。
これから出かけるというのに皆さんのご意見をまだ読んでいたりして(苦笑)
ちょっとあれ?っと感じたことを手短に述べます。
>戦後の日本人の思想については、坂口安吾の「堕落論」を読んでみてください。
>共存共栄の思想は戦前の日本人にしか存在していません。
そうでしょうか?私の勤務する会社は企業における共存共栄をいち早く確立した
事実があります。それは現在も(よきにつけ悪しきにつけ)機能しておりますよ。
>終身雇用制度は自社の技術や利益の漏洩を防ぐ目的で、従業員に会社への忠誠を
>誓わせるシステムで、たまたま雇用の安定という政府の利益と一致したものです。
>愛は関係無いなぁ・・・、前線で働けなくなった会社の偉いさんが、
>リストラされない為に自分達で作ったシステムとも言えます。
これもそうでしょうか?私の勤務する企業は日本で初めて終身雇用制度を確立しました。
そこに「愛」があったという事実もあります。
その後日本企業が模倣し、取り入れて行った背景にはあなたの仰る点も確かに
ありましょう。ですが全てを以って「ない」と断言はできません。
>終身雇用制度の崩壊は従業員側の問題から発生したものです。自分や家族のために
>より良い待遇を求めて、社員が会社に定着しなくなったため崩壊したのです・・・
>これも愛なのです〈笑)リストラ親父は大変ですが〈爆)。
これも全く逆だと思うのですが。。。定着しない社員は若い人がほとんどですよ。
私もまだその部類に入る年齢ではあると思ってはおりますが(苦笑)
一部の優秀な社員のヘッドハンティングや自立志向の強い若い世代を除き
所謂サラリーマンは雇用の安定を望んでおり、アメリカ的な合理主義を持ち込んで
リストラの正当性を主張しているのは経営側だと思いますが(今の私の会社含め)
その他については概ね私の見解と同一です。
>「愛」とは、前にあっしらさんがおっしゃってた様にすべて「自己愛」であり、
>中略・・・そのすべてが「自己愛」と認識するところから私の反論は始まっていますが
>如何でしょうか?
私は究極的には「利他」=見返りを求めない行為が誰からもなされる可能性が
あると考えております。その意味において「自己犠牲による他者救済」等の
調和人さんや私の考える「愛」も「究極の自己満足とも言うべき自己愛」に
なってしまうのでしょうか?
そう断言してしまうと、本当に救いようのない世界なにってしまい、
「エゴ」と「エゴ」の衝突はなくならないでしょうね。
それどもなお私は「覚醒」を信じています。