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(回答先: Re: 補足 投稿者 白亜 日時 2004 年 4 月 29 日 06:04:57)
白亜さんへ
>人は知能高き為、自分もいつか死ぬ、ということに気付いてしまいました。
人はその恐怖に耐えられなくなり、混乱に陥いる人が現れました。
「どうせ死ぬなら好き勝手やってやろう」と考える人も現れました。
>自分もいつか死ぬ、ということに気付いてしまいました
これはパスカルのパンセに出てくる「考える葦」の元になっている(人間は宇宙を知っているからですね。
>人はその恐怖に耐えられなくなり、
これはキルケゴールの 「絶望は死に至る病」です
>「どうせ死ぬなら好き勝手やってやろう」
ドストエフスキイの罪と罰の中の「神がいなかったらすべてが許される」だと思います
もう数十年も前のことで確かなことは忘れましたが、若いときに夢中になって読んだ本の記憶は今でも残っており、昨日の朝食べた食事は忘れています。
やがて私も自分の脳の停止とともに、生まれる前の状態に戻るだけです、そこで確実なことはもう生まれることはありえないということです。
「我思うゆえに我あり」デカルトのコギトですが、逆を返せば「我思わないゆえに我存在せず」ということになります。それが「死」だと思っています。
たぶん忘れているため間違いがあると思いますが、間違えていたらお許しください。