現在地 HOME > 掲示板 > 議論17 > 438.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: 答えになってるかしら? 投稿者 白亜 日時 2004 年 4 月 29 日 03:04:14)
白亜 さん返事を書かせていただきます
>私が人間の性=悪説を唱える一つの根拠に子供達の社会があります。
自分より弱い子や違う子をいじめるでしょう?・・・またいじめを見ても止める子は殆どいないでしょう?いたとしたらいじめてる子より強い子です。
ここに動物の本能をみるからです。集団のボスになろうとする本能、正しい子孫を残そうとする本能、集団に従おうとする本能です。
私は以前別のところで書き込みを入れましたが。人間が猿から分かれて、類人猿を介して人間の世界に足を踏み入れるには、何らかの原因があったと考えます。
猿の世界を見たとき、完全なるボス猿の世界です、発情期になるとボスがメス猿を独占しハーレム状態になっています。
そこから猿の世界から離れ別の種に分かれるときには、二足歩行の他に別の条件があったと考えています、それは道具を使うことではなく(猿も道具を使える)
別のものとしての、恋愛感情の発生ではないかと私自身は考えています。男(オス)と女(メス)の間に発情とは違った感覚、恋愛感情の芽生え、それはお互いにただ一人の相手を必要とする感情。そして手に手をとり猿の世界から離れていく。やがて子を産み両者が大事にその子供を育てていく。最初は男と女の1対1が子供ができたとき家族関係の中で親族関係を築いていく。そこには大きな家族が出来上がりその世界ではイジメもなく弱者・強者もなく、猿的本能を捨てた社会が約100万年以上あったと考えられています。ただ寿命としては30代中ごろにはこの世との別れがありますので浮気心はおきる時間がなく、恋愛感情イコール一夫一婦制ではないかと考えます。
>人間の本能には、この様な「支配欲」が常に潜んでいるということを心に留めておく事でしょう
つまり猿から分かれたとき、猿的本能を捨てたと考えたとき、逆にある事件を通して、猿的本能が芽生えたと見ることができます。その事件とは1万2千年程前の農耕の発生だと考えます。
それまでの採集狩猟の社会から。採集植物を通して農耕の社会に入ったときから「他者の労働の私有化」を神を利用した中で発生させたと考古学が導いてくれます。
そしてそれは人間が99万年の間身につけてきた優しさ、家族愛、他人を愛する気持ちを取り上げ、猿の心を持った人間をこれからも作り出していくだけです。
これからの時代はもっと悪くなりますよ。