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(回答先: 公務員の一律カットと言うのは暴言でしょう。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 6 月 11 日 12:52:52)
確かに、一律カットは、安易な方法過ぎるでしょう。しかし、消費税や各種賦課金は、一律方式で、国民に負担させていることも、事実です。政府は、個別の生活困窮者の優遇政策をドンドン廃止して、フラットに、膨大な資産家も貧乏人も、同じように、一律に、税金を課す方法に、かなり前から、移行しています。
また、政府が、こうした、大衆収奪に邁進する理由は、これまでの、政府の放漫政策による、財政破綻で、究極的には、公務員給与と国債費などの義務的・経常的経費の増大に皺寄せされています。国家公務員、地方公務員、外郭団体の諸君は、税金を食い潰した責任を、どこかで取らなければならないのです。ここで、放漫財政の責任を、公務員が自己犠牲によって取らなければ、より福祉は縮小し、産業政策は後退し、その後の悪循環によって、国家破産に向かい、現在のグローバリズムの波に飲み込まれて、IMF管理へと向かうことは、諸氏の見解の一致している所です。
もっと、早くから警告が発せられていたのに、暢気に放漫財政と既得権の保持・増強に熱心だった公務員諸君は、今となっては、より大きな痛手を蒙る処置でないと、財政は改善しません。私が推定する数値は、公務員数の半減です。
また、給与や総定員が、もし、半減したとしても、諸手当等を含めれば、年収300万円程度は確保できるし、行政水準を下げることは許されません。少ない経費で行政水準を向上させるのです。これは、世界のどの国でも、目指していることであり、だからこそ、公務員は尊敬されるのです。
道徳、修身という課題は、国民に公務員が言うのではなく、国民が公務員に投げるべき言葉です。
一歩譲って、「公務員給与の配分を公務員組織に委ね、総枠を、例えば、半減させて、その配分は公務員内部で決める方法が良い」と思います。本来なら、これらも、公務員の中から、自発的に出てくるべき提案ですが、公務員の倫理レベルが出てこないのです。
ODAの増額なども、外交官は、自己の給与や調査費、JICAの廃止などの削減によって、自己調達する視点を持つべきです。海外に富が移転すれば、福祉などの支援費用は減り、国民の犠牲が増加するのは目に見えています。
ODA ウォッチャーズ
(参考)
2005-06-10 01:47:32 Posted by kaisetsu
社会保障の総枠制度をする前に、公務員給与の総枠制を定めよ!
テーマ:Anybody But Don-Ichiro
http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-2d4c70127bcc7c41b0622ba7b1d963bb.html
弱者と庶民を国庫の無駄遣いの尻拭いのために、虐待するよりも、まず、こうした財政危機を引き起こした公務員全体が、責任を取り、国家公務員、地方公務員、外郭団体全てにおいて、今年度から、公務員の給与を含めた経常的経費(調査費を『含む』)に、総枠制、シーリングを導入し、且、コスト・パフォーマンスを維持するため、行政水準の維持を確保する義務を法定化することが必要だ。これによって、給料が安いので、という責任逃れを防げる。また、総定員を削減すれば、その範囲で、残った職員(優秀な職員)の給与は上がる。
現状の基本給の下げは、甘すぎる。それでは、抜け道を残す。
また、退職金に「よる」能力調整も、上積みである点で、甘すぎる。
もし、上積み調整するのなら、給与額を、最低賃金並みに落とさなければ、整合性が無い。