現在地 HOME > 社会問題1 > 437.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 社会問題1 > 437.html
★阿修羅♪
|
|
(回答先: おお、これぞＫが言いたかった表現ですね〜 投稿者 考察者Ｋ 日時 2005 年 6 月 12 日 08:02:25)
考察者Ｋさん、お言葉ありがとうございます。
最後にやはり黒魔術の力の凄さを感じます。
不況や自殺者急増が公務員の高給と不遜な態度に原因があるように感じるみたいですね。
製造業だけでなく農業に対しても厳しい眼差しをあびせるのですから、致し方ありません。
毎日新聞の余録、全農秋田で事件に関わった人は
恐らく自分一人の利益だけを追求するような人たちではなかったでしょう。
ではなぜ行ったのかと言えば市場原理というものの恐ろしさを
野菜などの市場連動作物から骨身にしみてよく知っていたからではないかと思っています。。
日本の農業はそもそも農村と言う形態自体が文化であり遺産でした。
それは、市場原理とは相容れない思想です。
どうもマスコミを含め群集は、
アメリカのように企業経営型の利益追求を全国津々浦々に求めていくのでしょう。
よく見る田舎の風景よりも、飛行機で種まきをしヘリコプターで肥料や農薬の散布し
大型コンバインで収穫する方が効率的ですからね。
共に生きる道を放棄したときの人の変化は時に大きくなるもの。
また、しばらく隠遁します。
農業
全国農業協同組合連合会（全農）秋田県本部の架空取引などを見ると、ルールの下で競争するという市場経済の原理が理解されていないと感じる。架空取引の舞台になった価格形成センターは市場原理を導入するために作られたのだから、一層やるせない▲では製造業は立派なのかといえば、鋼鉄製橋梁（きょうりょう）の談合事件である。ルールの下での競争など最初から考えていない。いや、談合のおきてというルールはあった。競争を防ぐためのルールだけがあって、公正な競争を守るルールは無視されていたのだ▲別の見方もできる。昔通りの発想でやっていたら罪に問われてしまった、と。もしそうなら、世の中の方が変わったことになる。どうやら世の中は、ルールは守るものと、まじめに考え始めたようだ。地位があるから力があるからルールは免除、という特別扱いがなくなりつつある。特別扱いに慣れた人は用心した方がいい▲農業に対する特別扱いも薄れた。コメ農業を除くと、野菜・果実、畜産などはほとんど特別扱いされていない。専業農家がたくましく経営している。残るコメ農業も、限られた農家や農業法人によって規模拡大を進めようという議論が続いている▲農業政策は「猫の目農政」とか「ノー政」とか批判されてきた。それでも、農水省と族議員と農業団体が内々でバラマキ政策を決める構図は変わらなかった。批判自体が内部からの声で、農業の外にいる人の意見など無に等しかったからだ▲農産物を買ってくれるのは、実は農業の外にいる消費者なのだと、農業関係者が気付いたのはいつだろう。野菜・果実、畜産農家は早く気付き、特別扱いに慣れたコメ農家は遅れた。架空取引を見れば、今も気付いていないのかもしれない。
毎日新聞 2005年6月12日 0時32分
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/yoroku/news/20050612k0000m070096000c.html
追伸
聖書を読んだことがあるでしょうか、
ゴルゴダの丘に登るまでのキリストの歩みはまさに人の罪を背負い死に行く様です。
神の子キリストですら処刑されるのです。
一般人の行いもそれ以前に克明に書かれています。
不安であればこそ人を殺め、不安であればこそ救いを求める。
不安であればこそ狂気を放ち、不安であればこそ悲壮になり、また鬱になります。
キリストは神から遣わされた人です。それでも殺されたのです。
例え臆病と謗られようとも、今は只世の流れをほとりに立って眺めたい心境です。
では・・・
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。