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コロナ・ウイルスは簡単に感染し、生存期間は 2週間を超える
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/715.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 4 月 01 日 17:54:23: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

コロナ・ウイルスは簡単に感染し、生存期間は 2週間を超える


感染を経験した、アメリカ・シアトル在住で牧師のトレバー・マンキンさんは、このウイルスがいかに容易に感染するかに驚いたという。

3月1日、マンキンさんは友人に会いに病院を訪ねた。その友人は後に新型コロナウイルス陽性と判明。マンキンさんは、予防衣とマスクを着用し、しっかり手を洗い、やるべき安全策は実践していたはずだった。しかし、マンキンさんと彼の妻は数日後に体調を崩し、11日に陽性が確認された。

彼は症状が出てくる前、自分のオフィスに書類を取りに寄った。翌日、秘書がオフィスに出勤。ドアノブを触ったこと、そしてマンキンさんが部屋で咳をしたことはあっても、彼らは直接の接触はなかった。しかし、後に秘書の女性も感染が発覚した。

「非常に簡単に感染するのです。感染者と直接の接触があるか否かは関係ないようです」とマンキン氏は話した。

風邪症状だけとは限らない
新型コロナウイルスは、風邪と比較されることが多い。しかし、3月6日からウイルスと闘っているマイアミ在住で25歳のチアラ・ディジアロレンゾさんにとっては、全く別物だという。

当初、彼女の症状は熱や倦怠感といった風邪に似た症状だった。しかし、胸の圧迫感による息苦しさを感じ、何かが違うと思ったという。(編注:日本感染症学会は重症者の多くは呼吸困難などの症状が現れるとしている。)

シアトル在住のクリスティさんは最近感染から回復したが、人々が新型コロナウイルスを「ひどい風邪」のように扱うのをやめて欲しいと話す。彼女の場合、数日の発熱から始まり、鼻づまり、頭痛、そして頭がボーっとして集中できない状態になっていったという。「私は普段とても健康で、40代で高齢者でもなく、とても元気なんです」と話した。


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新型コロナ ウイルス17日生存の可能性 クルーズ船客室内 米CDC報告 2020年3月25日

 新型コロナウイルスの感染が拡大した英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、感染者が滞在していた客室内にこの感染者が下船してから17日後もウイルスが残っていた。米疾病対策センター(CDC)が23日にウェブサイトに掲載した調査報告書で明らかにした。ウイルスは客室の表面部分に残っており、接触などで感染を引き起こすかどうかは不明だが、環境によってウイルスの生存期間が2週間を超える可能性が出てきた。

 調査報告書は、CDCの新型コロナウイルス対応チームなどがまとめた。クルーズ船でのウイルスの感染拡大例を分析し、閉鎖的な環境で多数の国出身の旅行者や乗員を介して感染が拡大しやすいことを警告している。この中で、ダイヤモンド・プリンセスで感染者の下船により空室になった客室内の表面から、消毒が実施されるまで17日間ウイルスが検出された事例を紹介した。

 一方、CDCが17日公表した日本の研究者らの調査では、ダイヤモンド・プリンセスで乗客・乗員への食事提供を担っていた乗員に感染が拡大していたことが判明した。最初に確認された乗員の感染者は食事提供に従事する乗員で、横浜入港前の2月2日に発熱していた。また横浜での検疫開始後の2月9日に運航会社が乗員を調査したところ、31人に発熱があり、うち20人が食事提供従事者だった。

 日本の研究者らの調査報告書によると、これまでに確認された感染者で最初に発症した乗客は1月22日に症状が出ていたが、その後も横浜まで乗船。船内では、「香港で1月25日に下船した乗客の感染が確認された」との情報が2月1日に伝わるまで感染リスクは認識されておらず、最初の発症から少なくとも約10日間のタイムラグがあった。報告書は「乗客から食事提供の乗員を介して、他の乗客・乗員に感染が広がったことを示唆している」と述べている。  

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コメント
1. 中川隆[-13103] koaQ7Jey 2020年4月02日 16:48:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1804] 報告

新型コロナ感染拡大 「マスクや手袋では防げない」専門家ら指摘 2020年03月18日

【パリAFP=時事】新型コロナウイルスの予防策としてマスクや手袋を着用することについて、専門家らが17日、大半の人にとっては効果がなく不必要であると指摘した。さらに、使い方によっては感染をより速く拡散させる恐れすらあるという。(写真は資料写真)

新型コロナ、「三つの対策」同時実施が効果的 研究

 イタリア、スペイン、フランスなどで、ほぼ全面的な封鎖措置が講じられるなか、世界保健機関(WHO)の勧告は世界的な流行が始まってから変わっていない──手洗いをし、顔に触れず、人混みに近づかないようにすることだ。
 WHOによると、自分自身や看護対象者に感染の疑いがある場合は、公の場での防護マスク着用が望ましいという。この場合、できる限り外出を控えることが求められている。

 世界は現在、医療専門家向けのマスク不足に直面しており、パンデミック(世界的な大流行)が長引くことで、この問題がさらに悪化する恐れもある。だが、マスクに関する専門家らのメッセージがすべての人々に届いているわけではない。

 フランスのオリビエ・ベラン保健相は16日、「通りを歩く人の多くがマスクをしている。これは保健省の勧告に該当する措置ではない。保健省の窓から見える光景に驚いている」と述べている。


■マスクの汚染

 マスクをめぐっては、いくつかの問題があると専門家らは指摘する。医療専門家らの間で最も必要とされる在庫が急速に消費されていること、そして着用している人々に安全に対する誤った意識を与えることだ。

 例えば、マスクを着用する人の多くにみられるのは、最初に入念に手を洗い、気密性を確保し、いったん着用したら触れないようにするという公式の勧告に従わない姿だ。

 仏保健当局のジェローム・サロモン氏は、「人々は常にマスクの位置を調整し直しているが、それによってマスクが汚染される可能性がある」としながら、ウイルスへの暴露によって確実にマスクへの付着も起きると指摘する。

 手袋も同様だ。予防効果を大幅に高めるどころか、着用者を感染させる恐れすらある。米ジョンズ・ホプキンス大学の専門家アメシュ・アダリヤ氏は、AFPの取材に「顔に触れるのを止められないなら、手袋は何の役にも立たない」と説明する。

 2015年に医学誌「米感染制御ジャーナル」に発表された研究では、人々が顔に触れる回数は1時間に平均20回に上ることが明らかになっている。

 アダリヤ氏は、「手袋は手洗いの代わりにはならない」として、手術用手袋は医療機関内でのみ使用するべきだと念を押した。

 ベラン保健相も「手袋をしている人は、手を洗わなくなる」と述べ、注意を促している。【翻訳編集AFPBBNews】

2. 中川隆[-13065] koaQ7Jey 2020年4月07日 10:04:43 : iYCeQrZJco : WG90RVlVems1RG8=[5] 報告

新型コロナ、完治後も他人に感染?
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/845.html
https://www.mag2.com/p/money/907876


■症状が消えた後もウイルスは残る

いま世界でも日本でも、新型コロナウイルスの感染者のうち8割が軽症で済み、カゼ程度の症状しか経験しないと言われている。そうした人々は50歳以下の比較的に若い人だとされ、時間とともに症状も消え、完治すると見られている。

しかし、リーキシン・ジー博士とロケッシュ・シャーマ博士が「呼吸器と救急救命のアメリカン・ジャーナル」という医学雑誌に発表した論文によると、1月28日から2月9日までの期間に軽度の症状で「北京総合病院」に入院し、その後完治して退院した16人の感染者を退院後数日経ってから再検査したところ、そのうちの半数は依然として新型コロナウイルス(Covid-19)に感染していた。

16人の軽症の感染者の平均年齢は、35,5歳だった。そして、軽度の咳き、熱、咽頭の痛み、呼吸困難などの症状か消えてからも、1日から8日間、新型コロナウイルスは体内に残留していた。

この結果から分かることは、カゼ程度の軽度な症状で自宅で療養し、その後症状が消滅して完治した人々でも、ウイルスはまだ体内に残っている可能性があるので、動きまわって濃厚接触すると、ウイルスを撒き散らす結果になるということだ。
論文の執筆者は、症状が消えた後も少なくとも2週間は自己隔離すべきだとしている。

日本でも新型コロナウイルスに感染しながらも、症状が軽度なので、自宅で療養している人も多いはずだ。

現在の感染速度であれば、こうした人が今後もどんどん増加する見通した。そして、多くの場合、重症化することなく症状は消えてしまう。

しかし、まだウイルスが体内に残っている可能性があるので、症状の消滅後すぐに活動すると、新たな感染源になってしまう可能性がある。

このように、これから日本でも新型コロナウイルスの回復者が新たな感染源になるというケースも増えるのかもしれない。ぜひ注意してほしい。

3. 中川隆[-13053] koaQ7Jey 2020年4月07日 17:56:24 : iYCeQrZJco : WG90RVlVems1RG8=[18] 報告

2020年03月30日
「新型コロナウイルスは空気中で最大3時間生存、徹底的な手洗いと消毒が重要」と専門家
https://gigazine.net/news/20200330-sars-cov-2-aerosol/

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病原体である新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はエアロゾル伝播および接触伝播によって感染が拡大しているという研究結果が発表されており、クイーンズランド大学のウイルス学者であるキャサリン・アーデン氏とイアン・M・マッカイ氏が対策について解説しています。

We know how long coronavirus survives on surfaces. Here's what it means for handling money, food and more
https://theconversation.com/we-know-how-long-coronavirus-survives-on-surfaces-heres-what-it-means-for-handling-money-food-and-more-134671

アメリカの国立アレルギー感染症研究所の研究チームが発表した研究で、SARS-CoV-2が「エアロゾル」という状態で、少なくとも3時間は感染性を維持することが判明しました。エアロゾルとは気体中に浮遊する微粒子のことであり、SARS-CoV-2を含んだ微粒子を吸入すると感染する可能性があります。つまり、患者が咳
せき
をすると、そのままSARS-CoV-2が空中に残存し、他人に感染する可能性があるというわけです。

また、ウイルスは接触によっても広がると考えられており、プラスチックやステンレス、ガラスなどの硬くて滑らかな表面上であれば最長72時間残存するそうですが、時間と共にSARS-CoV-2は劣化し、感染性が低くなるとのこと。厚紙や紙、布地など、水分を吸収する素材の表面ではより早く不活化するものの、ウイルス感染性が最長で24時間維持されると確認されました。さらに、研究チームは、SARS-CoV-2が物体の表面を接触することで、あるいは空中を漂うエアロゾルを通じてCOVID-19に感染する可能性を示唆しています。


アーデン氏らは、手すりやベンチ、ドアのハンドルなど、ありとあらゆるものでウイルスに感染するリスクがあると指摘。公共物を触ったり利用したりした後は徹底的な手洗いをするように訴えています。また、生鮮食品は食べる前にしっかりと洗うこと、食品のテイクアウトにはプラスチック製よりも紙製の容器を使うことで感染リスクを減らせると主張しました。

特に日常的に手で触るスマートフォンや現金は感染経路になりやすい、とアーデン氏らは述べています。スマートフォンについては既に他の専門家からも感染経路として指摘されており、「自分の携帯電話はなるべく他の人に渡さずに自分の手元に持っておくこと」「アルコールを含んだ除菌シートでこまめに消毒すること」が勧められています。

郵便物やスマートフォンの表面から新型コロナウイルスに感染する可能性はあるのか? - GIGAZINE


実際に、Appleは2020年3月にサポートページを更新し、除菌シートを用いてiPhoneを清潔に保つことを推奨しています。

AppleがiPhoneを清潔に保つ方法を更新、一部の除菌シートの使用を推奨 - GIGAZINE


また、新型コロナウイルス対策で外出禁止令が発令されているイギリスでは、現金による支払いを拒み、非接触型決済を求める小売店も登場していることが報じられています。

新型コロナウイルスの影響で現金を使う人がたった数日で半減したと話題に - GIGAZINE


アーデン氏らは「結局、COVID-19感染を回避する最善の方法は原始的な方法です。すなわち、手を消毒して、他人から距離を取ってください。パンデミックの進行を遅らせるために物理的距離を保つことは依然として最も効果的な予防法です」と語りました。

なお、アーデン氏らは「2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)を引き起こしたSARS-CoVは、摂氏56度を超える温度と紫外線の直射で不活性化する」という研究を紹介していますが、今回のSARS-CoV-2が同条件で不活性化するかどうかは記事作成時点では不明です。

https://gigazine.net/news/20200330-sars-cov-2-aerosol/

4. 中川隆[-13023] koaQ7Jey 2020年4月09日 14:31:17 : a5eHrddNZM : WlhULzcuUTlLR2M=[10] 報告

岐阜のクラスター、入居ビルのエレベーター利用者も感染か
読売新聞 2020/04/09

 岐阜市・柳ヶ瀬のナイトクラブ「シャルム」で発生した新型コロナウイルスの「クラスター(感染集団)」拡大が止まらない。関係する可能性がある感染者は、8日夕時点で計34人に上る。更なる増加も懸念されるが、店舗利用者の特定などが容易に進まず、調査は難航している。(茶山瞭、野村順)

 7日夜、岐阜県と岐阜市は、1日で計10人の感染が新たに確認されたと明らかにした。このうち同クラブの客や従業員など関係者は計8人。8日午前、金沢市の「岡部病院」も、同クラブを先月26日に利用した同院の医師1人を含む計4人の医師・患者が感染したと発表した。医師が店で感染後、院内感染が起きた疑いがある。

 クラスター認知の発端となったのは、先月31日に判明した岐阜市に住む40歳代男性の感染だ。男性は店を先月25日に利用し、1〜2日には、共に利用した客や店の従業員に次々と陽性反応が出た。

 岐阜市は3日、クラスターが発生したと判断。5日には新たに従業員7人の感染が判明し、柴橋正直市長はこの日夜の記者会見で、「強烈な危機感を覚える。長期戦になる」との認識を示した。翌6日には、感染者の行動履歴を調べる対策チームが設置された。

 今後、懸念されるのが更なるクラスターの確認だ。

 シャルムが入居するビルには、エレベーターがある。感染者と同乗した際の飛沫(ひまつ)感染や、間接的な接触による感染のリスクを排除できない。ウイルスが付着したエレベーターのボタンを触った手で口や目の粘膜に触れ、感染する可能性もある。

 実際に、こうした懸念を裏付ける事例も確認されている。先月25日に同じビルの別の飲食店を利用した瑞穂市の60歳代男性が感染したことが5日明らかになり、7日には、男性と店を訪れた2人の感染も新たに判明。岐阜市は、シャルムとの関連を視野にこの店の調査も行う方針だ。

 ただ、岐阜市の調査は難航している。岐阜県内で他にクラスターが発生した可児市のスポーツジム・合唱団の事例では、追跡調査で関係者延べ計300人以上を全員特定した上で、症状の有無にかかわらず、PCR検査を進めた。計18人の感染が判明し、県は一応の収束をみたと判断している。

 これに対し、岐阜市のシャルムの場合、ナイトクラブの特性上、そもそも利用者の特定が難しい。従業員の検査に時間がかかっただけでなく、協力に難色を示す客もおり、追跡調査が困難となっているという。

 岐阜市保健所の稲川哲也副所長は「発生源が確定できず、どのように波及しているのか、なかなかつかみにくい」と説明する。

https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/岐阜のクラスター、入居ビルのエレベーター利用者も感染か/ar-BB12lFi3?ocid=ientp

5. 中川隆[-13246] koaQ7Jey 2020年4月10日 18:00:03 : sfbpU46eAE : ZG5QWVdwY0dyRG8=[-8] 報告


2020年04月10日
人の後ろを歩く際は4〜5メートル、自転車は10メートル離れる必要ありと新型コロナウイルス感染対策の新たな論文で指摘される
https://gigazine.net/news/20200410-coronavirus-walk-run-bike-slipstream/


ベルギーとオランダの共同研究により、「移動する人の付近に発生するスリップストリームでウイルスが広く拡散される可能性」が示されました。

Social Distancing v2.0:During Walking, Running and Cycling
(PDFファイル)http://www.urbanphysics.net/Social%20Distancing%20v20_White_Paper.pdf

Belgian-Dutch Study: Why in times of COVID-19 you can not walk/run/bike close to each other.
https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08

Coronavirus: Walkers, runners and cyclists should avoid ‘slipstreams’ when social distancing, research claims | The Independent
https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/coronavirus-social-distancing-walking-running-cyclists-advice-a9457431.html

新型コロナウイルス感染症は、くしゃみ・せきなどによる飛まつ感染が主な感染経路の1つです。そのため、感染拡大の防止策として「2m程度の社会的距離をとる」ことが強く推奨されています。

新型コロナウイルス対策に有効な「社会的距離をとるための具体的な方法」を専門家がわかりやすく解説するムービー - GIGAZINE



社会的距離をとる最善の方法は不要不急の外出を控えることですが、やむを得ず外出しなければならない場合もあるほか、免疫を高めるためには「適度な運動をすること」も必要だと専門家は推奨しています。

そこで、オランダのアイントホーフェン工科大学とベルギーのルーベン・カトリック大学の研究者らは、ランニング中の呼吸やせきなどにより発生しただ液の飛まつの動きをシミュレーションし、「おだやかな天候のもとで、2人のランナーが時速14kmの速度でランニングをした」際の影響を調べました。

以下の図は飛まつが前方のランナーから後ろのランナーの衣服に付着する様子をシミュレートした際のもの。ランナーから伸びる霧状のカラフルな点が飛まつで、赤色に近いものが直径の大きなもの、青色に近いものが直径の小さなものを表しています。



アイントホーフェン工科大学の空気力学の専門家であるバート・ブロッケン教授は「シミュレーションの結果、ランナーが空間に残す飛まつの影響がはっきりと分かりました。こうした飛まつはくしゃみやせきで大きく発生しますが、単に息をするだけでも発生します。図では赤い点が元も大きい飛まつの粒子を表しており、こうした粒子は比較的速く落下しますが、青色の点で示された細かな飛まつは服に付着します」と説明しました。

こうした飛まつは、単にその場に漂っているのではなく、移動する物体の後ろに発生する気流であるスリップストリームに乗って後ろの人を直撃してしまうとのこと。

ブロッケン教授は「スリップストリームとは、移動している人のすぐ後ろにできる領域のことで、いわば空気を少しだけ伸ばしているような状態を引き起こします。こうしたスリップストリームはサイクリストの間ではよく知られていますが、歩いたり走ったりしている人の後ろにも発生します。我々の研究により、スリップストリームがどのように形成される場合でも、飛まつの液滴がその空気の流れに乗ってしまうことが分かりました。このことから、人の後ろに発生するスリップストリームを避けるのが最善だと思われます」と話しています。

また、時速4kmのウォーキングでも、吐息などにより発生した飛まつの雲が後ろを歩く人に届いてしまうという結果となりました。



ブロッケン教授は「この研究はウイルス学ではなく空気力学の専門家によって行われたものです。従って、あくまでも飛まつの中を移動してしまうリスクを評価してしまったものであって、実際の感染リスクについて論じたものではありません」と強調しました。また、今回の研究結果の論文はまだ査読を受けていないとのことですが、査読を待っていると公開までに数カ月はかかってしまうため、発表に踏み切ったとのこと。

その上でブロッケン教授は「人の後ろを歩く場合は、少なくとも4〜5mは距離をあける必要があります。これがランニングや遅めのサイクリングなら10m、速めのサイクリングなら20mです。また、誰かとすれ違う場合はかなり前から列をずらすように動いて、人の前を歩かないようにすることをお勧めします。同様に、自転車で前の人を追い越す場合も、かなり後ろから列をずらしてください」と話していました。

https://gigazine.net/news/20200410-coronavirus-walk-run-bike-slipstream/

6. 中川隆[-13336] koaQ7Jey 2020年4月12日 12:41:02 : NaLPQxSvL6 : U3IwbnAxZmR6YUE=[-27] 報告

2020.04.02
新型コロナウイルスは、物体の表面で数日間は生き続ける? 研究結果から見えてきたこと
https://wired.jp/2020/04/02/how-long-does-the-coronavirus-last-on-surfaces/


世界的に感染が広がっている新型コロナウイルスは、物体に付着した状態でどのくらい“生き続ける”のか──。そんな重要かつ基本的な疑問に答える査読前論文が、このほど公表された。研究結果によると、新型コロナウイルスは段ボールの表面で最長24時間、プラスティックやステンレスの表面では最長2〜3日ほど生存していたという。あくまで研究室での実験結果とはいえ、こうした研究から見えてきたことがある。


あなたが家でくつろいでいられたとしても、外出できないせいで少しいらいらしているかもしれない。しかし、それは新型コロナウイルスの「流行曲線の平坦化」に貢献していることになる。


だが、あなたが家でじっとしているわけにはいかない立場だとしよう。アマゾンの商品を配達しているかもしれないし、路線バスを運転しているかもしれない。あるいは、自らが新型コロナウイルス感染症「COVID-19」にかからないように注意しながら、病院でCOVID-19の患者の治療にあたっているかもしれない。当然のことながら、スーパーに行かなければならないかもしれない。

そうなると、こんな疑問の答えを知りたくなるかもしれない。それは新型コロナウイルス「SARS-CoV-2」が、わたしたちが毎日触れている物体の表面で生存する期間はどのくらいなのかという疑問である。
INFORMATION

特集・新型コロナウイルスと「世界」の闘い

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、世界をどう変えるのか? いま知っておくべきこと、研究開発のいま、社会や経済への影響など、『WIRED』ならではの切り口から最新情報をお届けする。


物体の表面で感染力を維持

米国立衛生研究所(NIH)、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の研究チームが3月半ばに発表した査読前論文によると、新型コロナウイルスは数時間あるいは数日間にもわたって、物体の表面で生存する可能性があるという。研究室でさまざまな素材に新型コロナウイルスを付着させて実験した結果、このウイルスは物体の表面でかなり長い間、感染力を維持することがわかったのだ。

新型コロナウイルスは、段ボールの表面では最長24時間、プラスティックやステンレスの表面では最長2〜3日ほど生存していた。また、空気中に漂う小さな粒子に付着したエアロゾルの状態でも、最長3時間は生存していた。これらの結果は、いずれも2000年代初めにSARS(重症急性呼吸器症候群)のアウトブレイク(集団感染)を引き起こしたコロナウイルスの生存期間とおおむね一致すると、研究者たちは指摘している。

もっとも、これは研究室内での実験結果である。このため今回の結果は、研究室の外の世界の物体の表面における新型コロナウイルスの生存可能期間を直接は示していない可能性もあると、研究者たちは注意を促している。


エアロゾル感染するという根拠にはならない

それでも、この結果は新型コロナウイルスを理解するうえでも、このウイルスによる感染症の拡大を防ぐうえでも必要不可欠になる。感染症が流行している最中に、その原因となるウイルスの伝播動態を研究することは困難だからだ。病院などの公共スペースでは人々が消毒作業に最善を尽くしているので、流行中の病原菌の動態に関する研究が難しくなっている。

また研究者たちは、新型コロナウイルスが空気中に漂うエアロゾルの状態で、どのくらい長く生存できるか実験したものの、感染者の周辺に漂う空気を実際に採取して調べたわけではなかった。研究者たちは新型コロナウイルスを液体噴霧器に注入したのち、回転ドラムの中に噴霧し、ウイルスを含むエアロゾルが空気中に漂っている状態を維持した。それからドラム内の空気中でウイルスが生存できる時間を調べたのである。

このような条件下で新型コロナウイルスが3時間生存したという事実は、このウイルスが「空気中に漂っていた」ことを意味するものではない。つまり、「新型コロナウイルスは空気中に長時間漂っているので、感染者と空間を共有するだけでウイルスに感染してしまう」ということにはならない。

「この実験結果は新型コロナウイルスがエアロゾル感染するという根拠にはなりません」と、NIHの研究者で今回の論文の共著者でもあるネールチェ・ファン・ドレマレンは、Twitterで注意を呼びかけている。


感染経路は明確に区分すべきでない

また、細かい粒子で空気中をしばらく漂っているエアロゾルと、それよりも大きい粒子でエアロゾルよりすぐに落下しやすい「飛沫」とでは、違いがある。
新型コロナウイルスの感染者がせきやくしゃみをすると、たいていは液体の飛沫を介してウイルスが拡散する。研究結果では、ウイルスが空気中で感染力を維持していることが示されているが、これまでのところウイルスの感染者が飛沫よりエアロゾルを大量に拡散している証拠はない。

ハーヴァード大学公衆衛生大学院教授のジョセフ・アレンは今回の論文のデータについて、新鮮な空気の流れを確保し、換気をよくするといった空気感染を防ぐために効果的な予防措置をとるべきという説を裏付けると言う。アレンは今回の論文には携わっていない。

アレンは新型コロナウイルスの感染経路について、明確に区分せず連続した状態として捉えるべきであり、飛沫とエアロゾルの違いはあまり明確ではないと指摘する。「わたしたちは感染経路の厳格な違いの解明を待たずに行動すべきです。包括的なアプローチをとるべきなのです」と、アレンは語る。

「媒介物」による感染が実際どのくらい発生しているのか明確に説明することも、いまだ困難だ。ここでいう媒介物とは、病原菌が付着したのち他者の手に渡る物体を示す用語である。

安全策を継続すべき根拠になる

だが、こうした点は、感染予防のための安全策を継続すべきであるという見解を補強する根拠になる。米疾病管理予防センター(CDC)の職員は、新型コロナウイルスのヒトからヒトへの感染においては、このウイルスに汚染されている物体の表面は飛沫ほど重要な媒介物ではないと説明している。一方で、CDCは依然として徹底した消毒作業を勧めている。

多くの人々にウイルスを拡散してしまう感染者「スーパー・スプレッダー」の感染と院内感染において、SARSの場合は媒介物とエアロゾルがともに感染拡大の役割を果たしたと考えられることも、研究者たちは指摘している。
関連記事:「スーパー・スプレッダー」の存在が、新型コロナウイルスの感染予測を困難なものにする

プリンストン大学の研究者で今回の論文の共著者でもあるディラン・モリスによると、SARSやMERS(中東呼吸器症候群)を引き起こすウイルスより速く伝播する新型コロナウイルスの急速な感染拡大は、従来にない力学の働きを意味するという。数々の論文が示唆するのは、感染初期における大量のウイルス排出である。そのあいだ人々は、自宅待機を警告されるほど重篤な症状が現れるまで、通常通りの生活を過ごしがちだ。


水洗トイレの水からウイルスが拡散?

今回の論文に携わった研究者たちは、今度は気温や湿度といった環境条件がウイルスの生存能力にどう影響するのか調べる計画を立てている。現実の世界におけるウイルスの伝播についてよりよく理解すると同時に、新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスのように、暑い夏の間はまん延の速度が遅くなるのかを突き止めたいとも考えている。

その他の研究者も、この種の問題に取り組もうとしている。中国の武漢を拠点とする研究者たちは、武漢市内の病院と周辺地域から収集したエアロゾルを調べたデータについて、もうひとつの査読前論文として3月半ばに発表した。

このデータによると、調査した場所の大部分で、空気は新型コロナウイルスに汚染されていなかった。研究者たちが調査した病院の集中治療室(ICU)のような場所では、新型コロナウイルスはほぼ検出されなかった。しかし、医師や看護師が頻繁に防護服を脱いでいた職員用エリアや患者用の移動式トイレといった複数の場所では、新型コロナウイルスが密集した状態で検出された。

研究者たちは、シンガポールの国立感染症センター(NCID)の研究者グループがシンガポール国内の病院に入院中の「COVID-19」の複数の患者を対象に実施した小規模な調査の所見にも言及している。この調査では、患者たちの大便の検体に新型コロナウイルスの排出が大量に確認された。ただ、空気中には新型コロナウイルスが確認されなかった。このため武漢の研究者たちは、調査対象としていた中国の病院では、水洗トイレの水が新型コロナウイルスを含んだ粒子を空気中に拡散した可能性があると考えるのが妥当だと主張している。


健康を維持するために重要な忠告

こうした調査は、まだ始まったばかりだ。それでも一連の研究から総合して判断すると、急増する「COVID-19」の患者の治療に取り組む医療従事者が予防措置を講じるべきであることを示していると、モリスは指摘する。

「新型コロナウイルスのエアロゾル感染について、一般の人々が心配しなければならないという根拠は現時点ではありません。それでも専門病院内での感染リスクは存在する可能性があると考えるのが、理にかなっています」と、モリスは語っている。

一方でハーヴァード大学のアレンのように、エアロゾル感染への警戒が必要な理由はほかにもあると考える研究者もいる。「すでに病院に対する指導のなかには、新鮮な空気を入れることや、これまでに以上に空気を浄化することが含まれています」と、アレンは言う。「これに対して一般市民は、同じような情報を得ていないという矛盾があると思います」

いずれにしても、健康を維持するために重要な忠告は変わらないのだと、アレンは指摘する。それは人ごみを避けること、可能なら家にいること、そして手を洗うことだ。

https://wired.jp/2020/04/02/how-long-does-the-coronavirus-last-on-surfaces/

7. 中川隆[-13330] koaQ7Jey 2020年4月12日 20:49:27 : NaLPQxSvL6 : U3IwbnAxZmR6YUE=[-21] 報告
患者から4メートル離れた空気中に新型ウイルス、推奨対人距離の2倍

【AFP=時事】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

患者の病棟で採取した空気サンプルの調査で、新型ウイルスは最大4メートル飛散することが分かった。現在推奨されている確保すべき対人距離の2倍に相当する。中国の研究者らが10日、調査の予備段階の結果を米疾病対策センター(CDC)のオンライン雑誌「新興再興感染症雑誌(Emerging Infectious Diseases Journal)」で発表した。


 中国・北京の軍事医学研究院が主導する研究者らは、2月19日から3月2日まで、中国・武漢(Wuhan)の火神山医院(Huoshenshan Hospital)の集中治療室と新型肺炎患者用の一般病棟で物体の表面のサンプルと空気のサンプルを採取した。

 研究チームが着目したのは、いわゆる「エーロゾル(エアロゾル)感染」だ。咳やくしゃみの飛沫(ひまつ)は数秒以内に地面に落下するが、ウイルスが超微細な霧状の粒子である場合は、空気中に数時間浮遊する。

 研究チームは、ウイルスを含んだエーロゾルが主に患者の近くおよび風下側最大4メートルの位置に集中していることを確認。患者の風上側では最大約2.4メートルの位置まで確認できた。

 病院の医療従事者には一人も感染者が出ていないことことから、論文の執筆者らは、「適切な予防策を講じれば、感染を効果的に防止できることを示している」としている。

 超微細な霧状の粒子に含まれるわずかな量の新型ウイルスの感染力がどの程度かはまだ明らかになっていないため、新型ウイルスのエーロゾル化については研究者らの間で議論を呼んでいる。論文は、新型肺炎の感染の仕組みについての議論に影響を与える内容だが、中国の研究チームは、今回調査した距離で検出された少量のウイルスで感染するとは限らないとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

4/12(日) 16:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000021-jij_afp-int
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200412-00000021-jij_afp-000-view.jpg


8. 中川隆[-13325] koaQ7Jey 2020年4月14日 11:53:14 : TGfzBd95kB : Mmt5aUpoY1RKMEk=[9] 報告
2020年04月14日
新型コロナウイルスの感染者はどれほどの期間にわたって他者への感染力を持つのか?
https://gigazine.net/news/20200414-coronavirus-infectious-period/


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るう中、多くの人が気になっているのが「新型コロナウイルスに感染した人は、どれほどの期間にわたって他の人にウイルスをうつす可能性があるのか?」という点です。この疑問について、オーストラリア国立大学の疫学者であるTambri Housen氏、Amy Elizabeth Parry氏、Meru Sheel氏らが解説しています。

How long are you infectious when you have coronavirus?
https://theconversation.com/how-long-are-you-infectious-when-you-have-coronavirus-135295



新型コロナウイルスに感染してから実際に発症するまでの期間は「潜伏期間」と呼ばれ、COVID-19の場合、潜伏期間は1〜14日ほどといわれています。しかし、実際に14日間も症状が出ない人は少ないそうで、多くの人々は感染してから4〜6日ほどで発症するとのこと。

ウイルスが他者に感染する可能性があるのは、発症した後だけとは限りません。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2020年4月10日に発表したレポートでは、COVID-19は発症する1〜3日前、まだ潜伏期間のうちから他者に感染するケースが確認できたと報告しています。

記事作成時点では、発症する1〜3日前に他者への感染力を持ち始め、発症してから7日目までの合計8〜10日間ほどの期間が、最も他者への感染力が強い時期だと考えられています。しかし、一部の人々はこの期間を超えて強い感染力を維持し続けることもあるそうで、発症後7日が経過したからといって安全というわけではありません。



香港で23人のCOVID-19患者を対象に行われた研究では、患者の体内から検出される新型コロナウイルスの量は発症した最初の週にピークを迎え、2週目にかけて減少していきました。また、76人の患者を対象に中国で行われた研究では、軽度の患者においては発症後10日でウイルスが検出されなくなったことも報告されています。

一方、重症の患者においては体内のウイルス量がはるかに多く、発症後10日が経過しても多くの患者が陽性を示し続けます。そのため、病気が重く体内のウイルス量が多いほど、体から放出されるウイルスの量も多く、他者への感染力も長く持続すると考えられているとのこと。

COVID-19が治ったと判断される基準は、最初の症状から10日以上が経過しており、さらに3日間にわたって無症状が続いている場合とされています。しかし、香港の研究では検査した患者の3分の1で発症後20日以上にわたってウイルスが検出され続けたほか、中国の研究では発症後5週間が経過した患者の糞便サンプルからウイルスが検出されるなど、かなりの長期間にわたって体内からウイルスが検出され得ることが示されています。

その一方で、体内からウイルスが検出されたからといって、実際にその人から感染が広がるかどうかは未知数です。この点を明らかにするためには、さらに多くのデータと研究が必要だとHousen氏らは指摘しています。



新型コロナウイルスの検査キットは世界的に不足しており、オーストラリア政府は患者が退院できるかどうかを判断するテストを実施する時期についても、厳しい基準が定められています。たとえば、COVID-19の確定患者と濃厚接触して自己隔離義務を負った人々は、14日間の隔離期間を終えても症状が出ていない場合、ウイルステストを実施せずに隔離を終了していいことになっているとのこと。また、COVID-19を発症したものの症状が軽度である場合も、発症から10日以上が経過し、なおかつ3日間にわたって無症状が続いたならばウイルス検査は必要ないとされています。

その一方で、重症患者については退院前にウイルス検査を行う必要があり、24時間の間隔を空けてサンプルを2回採取し、いずれも陰性だった場合はそのまま退院できます。1つまたは両方が陽性だったものの家に帰っても大丈夫なほどに回復している場合は、10日間にわたって自己隔離を行う必要があるとのことです。この基準は患者が生活する環境においても左右され、他者に感染させるリスクが高い環境に住む人については、医療従事者と相談してテストの要件を変更する必要があるとHousen氏らは述べました。
https://gigazine.net/news/20200414-coronavirus-infectious-period/

9. 中川隆[-13318] koaQ7Jey 2020年4月14日 16:17:50 : TGfzBd95kB : Mmt5aUpoY1RKMEk=[16] 報告
2020年04月10日
人の後ろを歩く際は4〜5メートル、自転車は10メートル離れる必要ありと新型コロナウイルス感染対策の新たな論文で指摘される
https://gigazine.net/news/20200410-coronavirus-walk-run-bike-slipstream/


ベルギーとオランダの共同研究により、「移動する人の付近に発生するスリップストリームでウイルスが広く拡散される可能性」が示されました。

Social Distancing v2.0:During Walking, Running and Cycling
(PDFファイル)http://www.urbanphysics.net/Social%20Distancing%20v20_White_Paper.pdf

Belgian-Dutch Study: Why in times of COVID-19 you can not walk/run/bike close to each other.
https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08

Coronavirus: Walkers, runners and cyclists should avoid ‘slipstreams’ when social distancing, research claims | The Independent
https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/coronavirus-social-distancing-walking-running-cyclists-advice-a9457431.html

新型コロナウイルス感染症は、くしゃみ・せきなどによる飛まつ感染が主な感染経路の1つです。そのため、感染拡大の防止策として「2m程度の社会的距離をとる」ことが強く推奨されています。

新型コロナウイルス対策に有効な「社会的距離をとるための具体的な方法」を専門家がわかりやすく解説するムービー - GIGAZINE



社会的距離をとる最善の方法は不要不急の外出を控えることですが、やむを得ず外出しなければならない場合もあるほか、免疫を高めるためには「適度な運動をすること」も必要だと専門家は推奨しています。

そこで、オランダのアイントホーフェン工科大学とベルギーのルーベン・カトリック大学の研究者らは、ランニング中の呼吸やせきなどにより発生しただ液の飛まつの動きをシミュレーションし、「おだやかな天候のもとで、2人のランナーが時速14kmの速度でランニングをした」際の影響を調べました。

以下の図は飛まつが前方のランナーから後ろのランナーの衣服に付着する様子をシミュレートした際のもの。ランナーから伸びる霧状のカラフルな点が飛まつで、赤色に近いものが直径の大きなもの、青色に近いものが直径の小さなものを表しています。



アイントホーフェン工科大学の空気力学の専門家であるバート・ブロッケン教授は「シミュレーションの結果、ランナーが空間に残す飛まつの影響がはっきりと分かりました。こうした飛まつはくしゃみやせきで大きく発生しますが、単に息をするだけでも発生します。図では赤い点が元も大きい飛まつの粒子を表しており、こうした粒子は比較的速く落下しますが、青色の点で示された細かな飛まつは服に付着します」と説明しました。

こうした飛まつは、単にその場に漂っているのではなく、移動する物体の後ろに発生する気流であるスリップストリームに乗って後ろの人を直撃してしまうとのこと。

ブロッケン教授は「スリップストリームとは、移動している人のすぐ後ろにできる領域のことで、いわば空気を少しだけ伸ばしているような状態を引き起こします。こうしたスリップストリームはサイクリストの間ではよく知られていますが、歩いたり走ったりしている人の後ろにも発生します。我々の研究により、スリップストリームがどのように形成される場合でも、飛まつの液滴がその空気の流れに乗ってしまうことが分かりました。このことから、人の後ろに発生するスリップストリームを避けるのが最善だと思われます」と話しています。

また、時速4kmのウォーキングでも、吐息などにより発生した飛まつの雲が後ろを歩く人に届いてしまうという結果となりました。



ブロッケン教授は「この研究はウイルス学ではなく空気力学の専門家によって行われたものです。従って、あくまでも飛まつの中を移動してしまうリスクを評価してしまったものであって、実際の感染リスクについて論じたものではありません」と強調しました。また、今回の研究結果の論文はまだ査読を受けていないとのことですが、査読を待っていると公開までに数カ月はかかってしまうため、発表に踏み切ったとのこと。

その上でブロッケン教授は「人の後ろを歩く場合は、少なくとも4〜5mは距離をあける必要があります。これがランニングや遅めのサイクリングなら10m、速めのサイクリングなら20mです。また、誰かとすれ違う場合はかなり前から列をずらすように動いて、人の前を歩かないようにすることをお勧めします。同様に、自転車で前の人を追い越す場合も、かなり後ろから列をずらしてください」と話していました。

https://gigazine.net/news/20200410-coronavirus-walk-run-bike-slipstream/

10. 中川隆[-13148] koaQ7Jey 2020年4月19日 09:31:15 : wny17rF5Xg : NXdnaUlkMDBETk0=[7] 報告
新型コロナウイルス、罹患者の体内で感染後5週間は生存可能
Claire Che
2020年3月13日

新型コロナウイルスは罹患(りかん)した人の呼吸器内に最長37日間とどまることができる。新たな研究が示した。数週間にわたって人から人への感染が可能であることが示唆される。


  医学誌ランセットに掲載された論文によると、中国の医師団は中央値で感染から20日の患者の呼吸器の検体からウイルスのRNA(リボ核酸)を検出した。


  昨年終わりに中国湖北省武漢市で初めて報告されたウイルス感染は今や世界の118カ国に広がった。中国医学科学院の研究者らは論文で、今回の発見は「患者の隔離についての決定と抗ウイルス治療の期間を巡る指針に重要な意味を持つ」としている。


  現在推奨されている隔離期間はウイルスに対するエクスポージャーから14日間だが、症状が消えた後も当分の間人にうつす可能性があるとすれば、隔離期間終了後に不用意に感染を広げてしまうリスクがある。


  研究者らは金銀潭病院など武漢の病院で治療を受けた191人の新型コロナウイルス感染症(COVID19)患者について医療記録と検査データを分析した。

原題:Coronavirus Can Live in Patients for Five Weeks After Contagion(抜粋)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-13/Q7424YT1UM0Z01

11. 中川隆[-13129] koaQ7Jey 2020年4月19日 20:42:37 : 4x46IipBow : YWFUR1V5N3FIaFE=[19] 報告
ウイルスが靴底付着、拡散=微粒子は4メートル飛散も―中国武漢の臨時病院で調査 2020/04/19
https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/ウイルスが靴底付着、拡散%ef%bc%9d微粒子は%ef%bc%94メートル飛散も―中国武漢の臨時病院で調査/ar-BB12RZfH?ocid=ientp

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 新型コロナウイルスに感染した患者を収容するため、中国が武漢市に突貫工事で建設した臨時病院「火神山医院」のウイルス汚染状況を軍事医学科学院の研究チームが調べ、19日までに発表した。集中治療室(ICU)に出入りする医師や看護師らの靴底にウイルスが付着し、薬剤部などに拡散していたほか、ウイルスを含む微粒子が約4メートル飛散した可能性が示された。

 米疾病対策センターの専門誌「エマージング・インフェクシャス・ディジージズ」電子版に掲載された論文によると、調査は病院がフル稼働していた2月19日から3月2日に実施。各所を拭き取った検体と空気を採取したサンプルのPCR検査を行った。

 その結果、ICUの方が一般病棟より汚染され、パソコンのマウスやごみ箱、ベッドの手すり、ドアノブにウイルスがよく付着しているのは予想通りだったが、エアコンの空気吹き出し口や床から検出される割合も高かった。ウイルスを含む微粒子が患者のせきなどで飛沫(ひまつ)として放出された後、空気の流れに運ばれたとみられる。

 患者の周囲で採取した空気サンプルからもウイルスが検出され、ICUではベッドに寝ている患者の上半身から約4メートル離れた位置で採取したサンプルから検出された。

 火神山医院では調査結果を受け、ICU、一般病棟とも、患者がいる感染リスクが高いエリアとリスクが低い作業エリアに区分した。研究チームは、医師や看護師らが患者のいるエリアから出る際は靴底を消毒し、患者のマスクも捨てる前に消毒するよう勧告している。 

https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/ウイルスが靴底付着、拡散%ef%bc%9d微粒子は%ef%bc%94メートル飛散も―中国武漢の臨時病院で調査/ar-BB12RZfH?ocid=ientp

12. 中川隆[-13075] koaQ7Jey 2020年4月20日 17:37:25 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[47] 報告
2020年04月20日
エアロゾルが新型コロナウイルスを運ぶ距離は最大約4メートル、「靴の裏」からウイルスが拡散する可能性も
https://gigazine.net/news/20200420-aerosols-shoes-spread-coronavirus/


各国の研究者によって新型コロナウイルスの研究が進められている中で、「感染者が吐き出した新型コロナウイルスがエアロゾル化して空中を漂い、最大で半径13フィート(約4メートル)に拡散する」「医療従事者の『靴の裏』からもウイルスが外部に広がる」「布マスクでもウイルスの拡散を防止できる」といった事実が判明しています。

Early Release - Aerosol and Surface Distribution of Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 in Hospital Wards, Wuhan, China, 2020 - Volume 26, Number 7—July 2020 - Emerging Infectious Diseases journal - CDC
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/7/20-0885_article

Droplets and Aerosols in the Transmission of SARS-CoV-2 | NEJM
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2009324

Exhaled 'Aerosols' Spread Coronavirus Up to 13 Feet, Shoes Carry Virus, Too
https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/coronavirus-1008/exhaled-aerosols-spread-coronavirus-up-to-13-feet-shoes-carry-virus-too-756797.html


中国の研究チームが査読付き医学誌のEmerging Infectious Diseases journalに発表した論文では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を受け入れるために作られた火神山医院の、集中治療室(ICU)および一般病棟における新型コロナウイルスの分布について調査されています。研究チームはウイルスの分布を調べるために、ICUや一般病棟の床、室内の空気や排気、コンピューターのマウス、ドアノブ、ごみ箱、ベッドの手すり、患者が装着していたマスク、防護服などからサンプルを採取したとのこと。

サンプルを分析した結果、ICUの床から採取されたサンプルのうち70%から新型コロナウイルスが検出されたそうです。この結果について研究チームは、人々が吐いたウイルスを含む液滴が重力や空気の流れによって落下し、床に付着したのだろうと指摘。また、COVID-19の患者が入っていない病院内薬局の床からも新型コロナウイルスが検出されたことから、研究チームは「ウイルスは床全体に広がっています」「医療スタッフの靴がウイルスのキャリアとして機能しているかもしれません」と述べました。


また、多くの人が触れるコンピューターのマウスやドアノブ、ごみ箱、ベッドの手すりなどからもウイルスが検出されているほか、COVID-19患者がいる病室の空気からもエアロゾル化したウイルスが検出されたとのこと。研究チームは患者に近い空気ほどウイルスが検出される割合が高く、「ウイルスを含んだエアロゾルは患者の付近とその空気が流れる先に集中していました」と主張しています。

しかし、空中を漂うエアロゾルは、新型コロナウイルスの感染を防ぐために必要な「社会的距離」とされる6フィート(約1.8メートル)を超え、最大で半径13フィート(約4メートル)先まで到達するかもしれないと研究チームは指摘。この結果を受けて、ニューヨークのレノックス・ヒル病院に勤務するRobert Glatter医師は、空中を漂うエアロゾルが従来の想定より遠くまで到達する可能性があることから、理想的な社会的距離は6フィートより遠いかもしれないと述べました。

今回の研究は新型コロナウイルスが従来の想定より遠くまで伝播する可能性を指摘したものでしたが、一つの光明も示しています。2020年3月30日の時点で火神山医院には多くのCOVID-19患者が収容されていましたが、研究チームの調査では医療スタッフが新型コロナウイルスに感染した事例はなかったそうです。つまり、適切な防護服や防具を身に着けて感染防止プロトコルに従うことにより、医療スタッフをウイルスの感染から守ることができることが示されました。


また、ハーバード大学やペンシルベニア大学の研究チームが、レーザー光の散乱を用いて人間が会話する時に吐き出したエアロゾルの拡散を追跡した研究結果も、査読付き医学誌のNew England Journal of Medicineに報告されています。この研究によると、会話によってエアロゾルが空中に拡散することがわかったものの、口に湿ったおしぼりを着用しただけでエアロゾルの拡散を抑えられることがわかりました。つまり、医療用のマスクでなくても、布マスクや口を覆う手ぬぐいなどでウイルスの拡散を抑止できるとのことです。

https://gigazine.net/news/20200420-aerosols-shoes-spread-coronavirus/

13. 中川隆[-13055] koaQ7Jey 2020年4月21日 16:36:50 : 0mSWXSkwek : Lmc3M2g0VW5abnM=[6] 報告
「発症2日前」「1メートル内」「15分以上」=濃厚接触者の定義変更―感染研
2020/04/21


 国立感染症研究所は21日までに、新型コロナウイルス患者の濃厚接触者の定義を変更した。

患者への接触時期について、従来は「発症日以降」だったが「発症2日前」に早めた。

一方、患者との距離については「手で触れる、または対面で会話することが可能な距離(目安2メートル)」を「手で触れることのできる距離(目安1メートル)」と短くした。

 これまで明示してこなかった患者との接触時間については、

「(マスクなどの)必要な感染予防策なしで15分以上の接触があった者」

と定めた。

 各地の保健所が濃厚接触者を追跡調査する際の基準とする「積極的疫学調査実施要領」を20日付で改定し、ホームページで公開。その中で、定義変更を明らかにした。海外の最新知見を基にしたとみられ、感染研が発症2日前から感染の危険性があることを公に認めた格好だ。

https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/「発症%ef%bc%92日前」「%ef%bc%91メートル内」「%ef%bc%91%ef%bc%95分以上」%ef%bc%9d濃厚接触者の定義変更―感染研/ar-BB12XpXS?ocid=ientp

14. 中川隆[-12985] koaQ7Jey 2020年4月24日 09:16:31 : ozcyhJ8c66 : aGxrMmwvWGhCdFU=[4] 報告
エレベーターボタンは竹串で 佐野市役所、コロナ予防で来庁者へ
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/304816


 【佐野】市庁舎にあるエレベーター内のボタンの脇に21日、発泡スチロール板と、板に刺してある50本近くの竹串が用意された。来庁者が希望の階のボタンを押す際、直接ボタンに触らずに竹串を使うことで新型コロナウイルスの感染予防につなげることが狙いという。


 発泡スチロール板は縦15センチ、横20センチ。庁舎内のエレベーター3基全てに取り付けられた。市財産活用課の職員が4センチに切りそろえた竹串を刺してある。使用後の串は近くに設置したペットボトルに入れてもらい、消毒を施し再利用する。外側のボタンは委託業者が定期的に清掃しているという。

 同課の担当者は「不特定多数の人が素手で触るエレベーターのボタンには感染の危険があるという情報を得て、対応を検討してきた。中国ではつまようじを使って感染防止していた、という話も聞いた」と経緯を説明する。

 市民の反応は上々のようで、「かなりの頻度で竹串を補充している。今後も感染拡大を回避するための取り組みを地道に進めていきたい」としている。

15. 中川隆[-12888] koaQ7Jey 2020年4月28日 09:34:27 : JsOWMf57GI : YVVvWFhQOFlsdUk=[2] 報告
【コロナ研究】新型コロナ、サージカルマスクの内側では4日後まで、外側(表面)では7日間以上感染力を示す
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-57932411-gooday-hlth


 新型コロナウイルスはさまざまな物質の表面で高い安定性を示し、サージカルマスクの内側に付着した場合は少なくとも4日後、
外側(表面)では7日後まで感染力を持つことが、香港大学の研究者が行った実験(*1)で明らかになりました。

一方で、一般的な消毒方法はいずれも、感染力を失わせる効果を持っていることも確認されました。

●物質表面からの「接触感染」、どれくらいの期間注意が必要か
日本では現在、東京などの大都市を中心に、感染経路が不明な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者が増えています。

誰かと濃厚接触した覚えがなく、どこで、どうやってウイルスを取り込んだのかが分からない人の感染は、おそらく、身の回りの物の表面に存在していたウイルスが
手指を介して、目、鼻、口の粘膜に到達すること(接触感染)によって生じていると考えられます。

それゆえ、「感染者の飛沫と共に飛び散ったこのウイルスが、さまざまな物の表面に付着してからどれくらい長く感染力を維持しているのか」、
そして、「そうした表面や手指をどのような方法で消毒すれば感染を防げるのか」について知ることは極めて重要です。

今回香港大学のAlex W H Chin氏らは、新型コロナウイルスを様々な環境下に置いて、感染力を維持している期間を検討しました。

以下の実験はすべて、1条件につき3つずつ標本を用意し、感染価(*2)を求めて平均値を算出しています。

● 「温度」と感染力の関係:ウイルスは22℃でも7日後まで安定

新型コロナウイルスを含むウイルス輸送液(現在、PCR検査を行うために綿棒を使って採取した標本は、この液に綿棒ごと浸した状態で
検査施設まで輸送されている)を密閉容器に入れて、4℃、22℃、37℃、56℃、70℃の環境下で最長14日間保管しました。

それぞれ、1分後、5分後、10分後、30分後、1時間後、3時間後、6時間後、12時間後、1日後、2日後、4日後、7日後、14日後の時点で、感染価を測定しました。
その結果、新型コロナウイルスは、4℃では高い安定性を示し、感染価は14日後までほとんど変化しませんでした。

22℃では7日後まで、37℃では24時間後まで感染力を維持していましたが、56℃では30分後、70℃では5分後には、感染性のあるウイルスが検出できなくなりました。

*1 Chin AWH, et al. Lancet Microbe. published online April 2, 2020.
*2 感染価は、ウイルスの感染力を示すもので、回収したウイルスが含まれている培養液を段階的に希釈し、どこまで希釈すると、
培養細胞の50%を変性させられなくなるかに基づいて評価する。

■ウイルスはサージカルマスクの表面で最も安定

新型コロナウイルスを含む液体を、様々な表面(コピー用紙、ティッシュペーパー、紙幣、サージカルマスク、ステンレス、プラスチックなど)に5µL垂らして、
室温22℃、湿度65%の環境下に置きました。一定時間(0分、30分、3時間、6時間、1日、2日、4日、7日)が経過した後に、
滴下点の上からウイルス輸送液200μLを追加してウイルスを回収し、感染価を調べました。

その結果、コピー用紙とティッシュペーパーの表面からは、30分後まで感染力を持つウイルスが検出されましたが、3時間後には検出できなくなっていました。
紙幣の表面では2日後まで(4日後には陰性化)、ステンレス表面とプラスチック表面では4日後まで(7日後には陰性化)、
感染性のあるウイルスが検出されました(【表1 新型コロナウイルスが各種表面で感染力を維持している時間】)。

一方、驚くべきことに、サージカルマスクの内側では4日後まで、外側(表面)では7日後まで、感染力を持つウイルスが検出されました。

内側のウイルスは7日後には陰性化していましたが、外側については、8日後以降は追跡しなかったため、ウイルスが実際に何日間感染力を持っていたのかは不明です。


●「消毒薬」の効果:一般的な消毒薬はおおむね有効

続いて消毒薬(家庭用漂白剤や消毒用エタノールなど)の効果を検討しました。
室温22℃で、新型コロナウイルスを含む液15μLに、通常使用する濃度に希釈したさまざまな消毒薬135μLを加えて、5分後、15分後、30分後にウイルスの感染価を調べました。

その結果、ハンドソープ液のみ、5分後に感染力のあるウイルスが残っていましたが、それ以外の条件ではウイルスは感染性を失っていました。

※続きはソースで

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/041700679/zu1.jpg

16. 中川隆[-12772] koaQ7Jey 2020年5月05日 19:14:43 : Wu2Pehh8fA : cjFrUGJaUC5TSmc=[25] 報告
2020年5月5日
《新型コロナ対策》ジョギング、飛沫に配慮 専門家、エチケット呼び掛け
マスク着用、散歩も注意
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15885946168689

千波湖畔をジョギングするランナーら。マスク姿も目立つ=水戸市

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛やスポーツジムなどの一時閉鎖が続いている中、運動不足やストレス解消を目的に、公園や自宅周辺でジョギングをする人の姿が多く見られる。ただ、ジョギングや散歩でも飛沫(ひまつ)による感染リスクはあり、専門家は注意喚起を促し、マスクを着けるなど周囲への配慮を呼び掛けている。

先月の週末、水戸市の1周約3キロの千波湖畔には多くのランナーが訪れていた。これまで通りにジョギングしているランナーがいる半面、マスク姿や、布を口に当てるランナーも目立った。人を追い越す際には距離を取るようにする姿もあった。

県内でも感染拡大が始まった3月から、マスク着用で走っている自営業の女性(64)は「人が少ない所を選んで走るようにしている」と周囲への気遣いを口にした。

京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授は、動画サイトでジョギングエチケットを呼び掛けている。大きな息をするときにウイルスをまき散らしている可能性を指摘。「周りの方へのエチケットとして走るときもマスクを着けましょう」と呼び掛けた。海外の研究では並走する場合は感染リスクが下がり、前後で走る場合は間を10メートル空けなければ、飛沫を浴びる危険性があるとする報告もある。

だが、水城高男子駅伝部の小松崎禎行監督は自身の経験から、「マスクを着けて走るのは大変つらい」と説明する。マスク着用では呼吸しづらいだけでなく、汗をかくため、蒸れてしまう欠点がある。

そこで、そうした欠点を解消しようと、プロランニングコーチの金哲彦さんが、Tシャツを素材にしたジョギング用マスクの作り方を動画投稿サイト「ユーチューブ」で紹介している。

マラソン大会の参加賞などでもらえ、長く使用していないTシャツに着目した。速乾性が高い生地は肌触りが良く、呼吸がしやすく、洗濯も可能だという。金さんはあくまでジョギング用とした上で「飛沫は思ったより後ろに飛んでいる。マスクを着けて走ってほしい」と願った。

ジムが一時休業したことにより、外を走ることが多くなったという水戸市の会社員男性(25)はマスクを着用するようにした。ジョギングは密閉空間ではないが、「感染が広まっており、自分が感染している可能性もあるので」と着用の理由を説明した。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15885946168689

17. 中川隆[-12680] koaQ7Jey 2020年5月15日 15:12:38 : tLwJcHYXH2 : OUYvamRlUFBrZFU=[7] 報告
2020年05月15日
大声で喋ると新型コロナウイルスを含む飛まつが1分間に1000個以上も口から放出される

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染メカニズムは完全に明らかになっていませんが、物体表面を介してウイルスを獲得する「接触感染」とくしゃみ・せきによって口から放出される飛まつが粘膜に付着する「飛まつ感染」が主な感染経路だと考えられています。この飛まつ感染に関して、「大声で喋ると1分間に新型コロナウイルスを含む可能性のある飛まつが1000個以上も口から放出される」という研究結果が発表されました。

The airborne lifetime of small speech droplets and their potential importance in SARS-CoV-2 transmission | PNAS
https://www.pnas.org/content/early/2020/05/12/2006874117

High SARS-CoV-2 Attack Rate Following Exposure at a Choir Practice — Skagit County, Washington, March 2020 | MMWR
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6919e6.htm

Coronavirus spread: One minute of talking releases 1,000 droplets
https://www.inverse.com/mind-body/louding-speaking-spray-coronavirus-droplets

COVID-19は、唾液や鼻水などの「飛まつ」が空気中に拡散することで感染が拡大すると考えられています。そんな飛まつが会話によってどの程度放出されているかを調べるため、アメリカ国立衛生研究所のPhilip Anfinrud氏率いる研究チームは、「レーザー光線を照射することで飛まつを視覚化して会話中に放出される飛まつの数を計測する」という実験を行いました。

この実験の結果、大声で喋った場合には秒間数千個もの飛まつが放出されることが判明。この中でも、新型コロナウイルスを含む可能性のある直径10マイクロメートルから100マイクロメートルの飛まつは、1分間に1000個以上も放出されていたとのこと。以下がレーザー光線によって視覚化された飛まつの例です。


個々の飛まつがどれだけ空気中にとどまるかは、サイズによって異なりますが、そのサイズは空気中で空気中で変化します。今回の調査によると、口から放出された直後に飛まつは小さくなり始め、元のサイズの20%から34%まで縮小します。しかし、いずれのサイズでも8分間から14分間は空気中にとどまるという結果が得られました。なお、今回の調査は空気のよどんだ閉鎖環境で行われたため、空気の対流があるような開放空間では異なった結果が得られる可能性があります。しかし、研究チームは「開放された空間では飛まつの飛距離が伸び、空気中に広く拡散する可能性がある」と指摘しています。

また、2020年5月15日にアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が「発声がCOVID-19を拡散させた」と思われる事例を発表しています。この事例は2020年月にワシントン州スカジット郡で行われた「2.5時間の合唱練習」に関するもので、61名の練習参加者のうちに1人の感染者がいたというケースです。練習後、32人がCOVID-19に感染し、20人が感染の疑いがあると診断されたため、計52人(全体の87%)にウイルスが拡散した結果となりました。なお、感染者のうち3人が入院、2人が死亡しました。


この結果について、CDCは「練習中に接近したことに加えて、歌う行為によって感染が促進された可能性があります」と記しています。

今回の研究と事例を報じたThe Inverseは、飛まつ対策として有効なのは「マスク」だと言及。一方で、「大声で喋る人にマスクを着用してもらうのは困難かもしれません」ともコメントしています。
https://gigazine.net/news/20200515-speaking-spray-coronavirus-droplets/

18. 2020年6月04日 09:38:41 : g0Bt8uChe6 : YzU3YU80LllvdVU=[6] 報告
ウイルス含む飛沫が千個
空気中浮遊、会話1分で
2020/6/4 一般社団法人共同通信社


 新型コロナウイルスの感染者は、1分間話すと、ウイルスを含む飛沫が少なくとも千個発生するとの分析結果を米国立衛生研究所(NIH)などのチームが4日までに米科学アカデミー紀要に発表した。飛沫は8分間以上、空気中を浮遊するといい、チームは、換気が悪い場所での日常的な会話が新型コロナウイルス感染のルートになっている可能性が高いと指摘している。

 政府は緊急事態宣言を5月25日に全面解除したが、その後、東京都や北九州市で新規感染者が増加傾向となっている。第2波の到来が懸念されており、引き続きマスクの着用や部屋の換気といった基本的な感染症対策が必要になりそうだ。
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4877984.html

19. 2020年6月06日 08:47:28 : H2I3Rx7O28 : akF5YlBoN1ByOXM=[2] 報告

新型コロナ エアコンの「風」で飛沫流れ感染 CDCが事例報告
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012458661000.html

海外の飲食店では、エアコンの風にのって飛まつが飛び、新型コロナウイルスの感染が広がったとみられる事例が報告されています。
アメリカCDC=疾病対策センターなどは、換気を十分に行うよう呼びかけています。

CDCの報告書によりますと、中国・広州市の保健当局が、1月から2月にかけて
新型コロナウイルスの感染が確認された、別々の3つの家族、合わせて10人の感染経路を調べたところ、
全員が1月24日に、同じレストランで昼食をとっていたことがわかりました。

3つの家族は、エアコンの吹き出し口からみて1列に並べられた3つのテーブルに分かれて座っていました。
レストランに窓はありませんでした。

真ん中のテーブルには、当時、中国で最も感染が広がっていた武漢市から前日にやってきた家族が座っていて、このうちの1人はこの日の昼食後に発症しました。

20. 2020年7月07日 11:22:26 : 0O7Pfazpe6 : VzlsUGNvMGlmMkE=[15] 報告
コロナ空気感染の可能性、世界の科学者239人が警鐘
AFPBB News 2020/07/0
https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/コロナ空気感染の可能性-世界の科学者239人が警鐘/ar-BB16pvDb?ocid=ientp


【AFP=時事】世界の科学者239人が6日、新型コロナウイルスに関する共同意見書を発表し、世界保健機関(WHO)などの当局に対し、同ウイルスが2メートルをはるかに超える距離で空気感染する可能性があることを認識し、それに応じて感染防止策を見直すよう訴えた。

 意見書はオーストラリア・クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology)のリディア・モラウスカ(Lidia Morawska)教授が筆頭執筆者となり、英オックスフォード大学(University of Oxford)の学術誌「臨床感染症(CID)」に掲載された。

© AFP 呼吸器系疾患の拡散に大きくかかわるせきとくしゃみについてまとめた図解。

 科学者らは、ウイルスが空気中で数十メートル移動できることが「合理的疑いの余地なく」示されており、これが新型コロナウイルスについても当てはまることが複数の感染事例の分析で示されたとしている。

 また、「手洗いや対人距離の確保は適切だが、私たちの見解では、感染者が空中に放出するウイルスを含む微小飛沫(ひまつ)からの保護には不十分だ」と言明。対策として、屋内では換気を良くすること、高効率エアフィルターと紫外線ランプを導入すること、建物内や公共交通機関での混雑を避けることを推奨している。
 感染者がせきやくしゃみをすると、さまざまな大きさの飛沫が放出される。直径5〜10マイクロメートル以上の飛沫は1〜2メートルですぐに地面に落ちるが、それより小さな飛沫は「エアロゾル」と呼ばれる霧状の微粒子となり、はるかに長い間空気中を浮遊し、遠くまで移動する。

 新型コロナウイルスを含む微粒子の感染能力については科学界で激しい議論が交わされてきたが、WHOは今のところ、こうした感染は患者が人工呼吸器を装着した場合など、病院内の「特定の状況」でのみ起こるとしている。

 一方、新型ウイルスの拡散事例に関する研究では、微粒子による感染が病院内に限定されないことが示されている。米疾病対策センター(CDC)の専門誌「新興感染症(Emerging Infectious Diseases)」に掲載された論文によると、1月に客の集団感染が起きた中国のレストランでは、新型ウイルスが空調によって複数のテーブルに運ばれたとみられている。
https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/コロナ空気感染の可能性-世界の科学者239人が警鐘/ar-BB16pvDb?ocid=ientp

21. 2020年7月15日 15:01:13 : 80UvX5r8DM : Z21HSjdVMWpKY0U=[8] 報告

中国のスーパースプレッダー、エレベーターに一度乗っただけで71人が2次感染
2020年7月14日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/712.php


エレベーター内のどこか表面に触っただけなのにクラスター発生 Zephyr18/iStock.

<たった一人でこの感染力。しかも本人は無症状──このことから言えるのは、市中感染はいつでも起こり得るということだ>

今年3月中国で、エレベーターを一度利用しただけの女性が、推定71人に新型コロナウイルスを感染させたことが、米疾病対策予防センター(CDC)のサイトに掲載された研究報告で明らかになった。

この女性は、二次感染させた誰とも直接は接触しておらず、接触機会といえば、アパートのエレベーターに一緒に乗っただけだった。こうした「スーパースプレッダー」の事例は、新型コロナウイルスの感染者が1人いるだけで「広範囲の市中感染」に発展する可能性があることと、自主隔離でウイルスを抑制することの難しさを示していると、研究チームは述べている。


25歳のこの女性は、3月19日にアメリカから黒龍江省の自宅に帰宅。同省では3月11日以降、新規感染者は1人も出ていなかった。帰国時、女性は無症状だったため、自宅で自主隔離するよう指示された。それ以来、彼女が人と「接触」したのは自宅アパートでエレベーターに乗った時だけ。それも直接触れたわけではなく、空間を共有しただけだ。女性は、3月31日と4月3日にPCR検査と抗体検査を受けたが、いずれも陰性だった。

あちこちで人が倒れ出す
感染経路は非常に複雑だ。女性の部屋の階下に住む男性の家では、3月26日に泊まった母親とそのパートナーが3日後、パーティーに出かけた。4月2日、パーティー参加者の1人が発作を起こし、同じくパーティーに出ていた息子たちに付き添われて病院に搬送された。4月7日、母親のパートナーが新型コロナウイルス感染症を発症した。

「(母親のパートナーである)男性は4月9日に陽性と確認された。このクラスターで最初に確認された感染者だ」と、新興感染症の学術誌「Emerging Infectious Diseases」には書かれている。その後、この男性と接触した複数の人も、検査で陽性の結果が出た。そのなかに、アメリカから帰国した女性と同じアパートに住む住民も含まれていた。

4月2日に発作を起こした男性が、息子たちに付き添われて入院しているあいだに、病棟内ではほかに28人が新型コロナウイルスに感染した。さらに、看護師5人、医師1人、病院職員1人も感染した。男性が発熱後に転院した2つ目の病院でも、20人が感染したことがわかっている(入院男性は4月9日に感染が確認された)。

感染経路をたどる中で、アメリカから帰国した女性の存在が幸運にも明らかになり、4月10日と11日に再検査を行った。その結果、IgG抗体が陽性と判明。以前に新型コロナウイルスに感染していたことを示唆する結果だ。研究者らは、この女性は無症状キャリアで、エレベーターのパネルなどを通じた接触感染で同じアパートの住民に感染を広げたと結論づけた。ほかの住民は検査の結果、全員が陰性だったという。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/712.php

22. 2021年4月12日 17:44:20 : F28bjgJ4Vg : aHFqN2tuN21FdDY=[33] 報告
感染防ぐ効果が高いのは…身の回りの消毒よりマスク・手洗い
読売新聞 2021/04/12

 米疾病対策センター(CDC)は新型コロナウイルスの感染防止策について、身の回りの消毒より、マスクの着用や部屋の換気、手洗いの方が効果が高いとする見解を公表した。

 CDCは新型コロナの感染経路やウイルスが感染力を保つ条件、消毒の効果などに関する36の文献を分析した。その結果、新型コロナの主要な感染経路は感染者の飛まつの吸入で、テーブルなど物品を介した接触感染は少ないと判断した。

 理由として、新型コロナウイルスは金属の表面などで感染力を数日間保つとする研究もあるが、実際は日光や乾燥で感染力を失ったり、換気で室外に出されたりすると指摘。感染力のあるウイルスが手についても、手で口や鼻に触れなければ感染せず、マスクやせっけんを使った手洗いでリスクは下げられるとした。消毒を勧めるのは「感染が疑われる人が入ってから1日以内の室内」と限定した。

 東京慈恵会医科大の浦島充佳(みつよし)教授(予防医学)の話「合理的な見解だ。室内を頻繁に消毒するより換気を心がけてほしい。すべての対策を実行する必要はなく、食事前の手洗いなど効果の高い対策を優先すべきだ」

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%84%9f%e6%9f%93%e9%98%b2%e3%81%90%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%8c%e9%ab%98%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%af%e2%80%a6%e8%ba%ab%e3%81%ae%e5%9b%9e%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%b6%88%e6%af%92%e3%82%88%e3%82%8a%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%bb%e6%89%8b%e6%b4%97%e3%81%84/ar-BB1fy3rI

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