1年前「レムデシビル」ギリアドのCEOに就任したダニエル・オデイ氏はロシュ&中外製薬時代を通じて厚労省と旧知の間柄 ギリアドのCEOに就任して1年しか経たないダニエル・オデイ氏は、ギリアドのCEOに就任するまで、中外製薬の取締役を務めていた。 彼は、
「2001年、東京に移り日本ロシュ株式会社の経営企画部長に就任、その後デンマークで社長を務めました。2006年、カリフォルニアでロシュ・モレキュラー・ダイアグノステイクス社社長に就任、その後ロシュ本社に戻り診断薬事業部門を率いた後、現職に至りました。オデイ氏は、F・ホフマン・ラ・ロシュ社の経営執行委員会の委員であるほか、ロシュ製薬(上海)、ロシュホールディング(中国)、ロシュ・ファーマ・スイス、ジェネンテック、中外製薬株式会社、Flatiron Health社およびFoundation Medicine社の取締役を務めています。」 というように、日本の厚労省の医薬承認部門と旧知の間柄である。 CEOに就任してわずか1年で、膨大な費用をかけて開発したのにお蔵入りした(世界中で未承認の新薬)「レムデシビル」を大きな金が成る木に仕立て上げたのだから、噂通りのやり手だ。 彼が「レムデシビル」のプロモーションにどれほどのお金をかけたのかはわからないが。 [関連参照投稿] 「抗ウイルス薬「レムデシビル」特例で早期承認目指す:加藤厚労相:安倍と加藤は早く辞めたほうが日本のため」 http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/133.html 「米ギリアド、抗コロナ薬の治験失敗 WHOが誤って公表―英紙報道:“誤って公表”ってなんだ!」 http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/778.html 「レムデシビル 米機関は“回復早める” 英医学雑誌“効果なし”:株式市場は米にすがって上昇したが、英に軍配」 http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/132.html 「米、レムデシビル投与許可 新型コロナで緊急使用:「風邪患者に抗癌剤を投与したら回復」で風邪治療に抗癌剤を投与許可する?」 http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/189.html ================================================================================================= <報道関係各位> 2018年12月12日 ギリアド・サイエンシズ株式会社 当資料は、米国ギリアド・サイエンシズ・インクが、2018年12月9日(現地時間)に発表した英文プレスリリースを日本語に翻訳、一部編集したものです。正式な誰は英語であり、その内容ならびに解釈については英語が優先します。 ギリアド・サイエンシズ、 ダニエル・オデイ氏(Mr.Daniel O’Day)を 会長兼最高経営責任者に任命 グローバル製薬企業で広範な地域・疾患領域を率いた経験をギリアドに ギリアド・サイエンシズ・インク(本社:米カリフオ/レニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド社」)は本日、2019年3月1日付でダニエル・オデイ氏(Mr.Daniel O’Day )を会長兼最高経営責任者に任命することを本日発表しました。オデイ氏は現在、ロシュ医薬品事業CEOとして活躍中です。オデイ氏は2012年に現職に就任する前は、ロシュ診断薬事業部門を率いていました。オデイ氏は30年間にわたり、北米、アジア太平洋地域や欧州において様々な領域で指導的役割を担ってきました。 また取締役会は、2019年1月1日からオデイ氏が着任する2019年3月1日までの期間中の暫定的にグレッグ・アルトン(GreggAlton)をCEOとして指名しました。アルトン氏は、20年間にわたりギリアドで各種の上級管理職をつ七め、法務、メディカルアフェアーズ、行政関連業務に経験を有します。アルトン氏はジェネラルカウンセルをつとめた経験があり、また本年8月にはチーフ・ペイシェント・オフィサー(Chief Patient Officer)に着任しています。 ジョン・C・マーティン(Ph.D.)取締役会長は、次のように述べています。「包括的な検討の結果、取締役会は、ギリアドの未来を率いるリーダーはダンがふさわしいと確信しました。彼は高い専門性を持ち、競争の激しい各種疾患領域において数々の成功を収め、世界各地で発展しつつある医療環境を深く理解し、事業の全領域でイノベーションを引き出してきました。彼はギリアドでの本役職にふさわしい人物であり、ギリアドとステークホルダーに尽くしてくれることでしょう。また、ダンが持っ専門知識と価値観は、ギリアドと方向性と同じくするものであり、私も、またギリアドの取締役会全体も、彼がギリアドの才能あふれるリーダーシップチームと共に活動し、私たちの掲げる目標を達成できると確信しています。」 オデイ氏は、1987年にロシュー・ファーマに入社した後、米国内にて様々な役職を経験し、1998年にスイスのロシュ本社に異動しました。スイス本社では、グローバルマーケテイングとライフサイクルマネジメントの指揮をとりました。2001年、東京に移り日本ロシュ株式会社の経営企画部長に就任、その後デンマークで社長を務めました。2006年、カリフォルニアでロシュ・モレキュラー・ダイアグノステイクス社社長に就任、その後ロシュ本社に戻り診断薬事業部門を率いた後、現職に至りました。オデイ氏は、F・ホフマン・ラ・ロシュ社の経営執行委員会の委員であるほか、ロシュ製薬(上海)、ロシュホールディング(中国)、ロシュ・ファーマ・スイス、ジェネンテック、中外製薬株式会社、Flatiron Health社およびFoundation Medicine社の取締役を務めています。欧州製薬団体連合会の理事としても活動しています。オデイ氏は、米国ワシントンD.C.のジョージタウン大学で生物学の学士号を得た後、ニューヨークのコロンビア大学のコロンビアビジネススクールにてMBAを取得しました。 オデイ氏は次のように述べています。「私はかねてより、HIVやウイルス性肝炎の治療を根本から変えたギリアドの医薬品開発に敬服していました。ギリアドはグローバル企業へと成長し、世界中で医療へのアクセスを推進しつつ、革新的な科学分野に特化した開発を展開してきました。私は、取締役会、リーダーシップチームと、ギリアドの11,000名の従業員の皆さんとともに、私の信念であり、ギリアドのミッションである、何百万人もの人々の生活を変革する道を進んでまいります。」 既に発表の通り、マーティン博士は、オデイ氏が着任する2019年3月1日をもって取締役を退任します。また既に発表の通り、ジョンF.ミリガン(Ph.D.)は、2018年末をもって会長兼CEOと取締役を退任します。 ギリアド・サイエンシズについて ギリアド・サイエンシズ・インクは、医療ニーズがまだ十分に満たされない分野において、革新的な治療を創出、開発、製品化するバイオファーマ企業です。会社の使命は、生命を脅かす病を抱える世界中の患者さんのために医療を向上させることです。カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35か国以上で事業を行っています。ギリアド社に関する詳細は、www.gilead.comをご覧ください。 将来予想に関する記述 本プレスリリースは、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義される「将来予測に関する記述」該当し、いくつかのリスクや不確定要素などの要因を含む場合があります。これらのリスクや不確定要素、その他の要因により、実際の結果が「将来予想に関する記述」と著しく異なったものとなる可能性があります。本記述の内容は確定したものではありませんのでご注意ください。これらのリスクやその他のリスクについては、米国証券取引委員会に提出している、2018年9月30日までの四半期のギリアド社四半期報告書(フォーム10−Q)で詳細に説明しています。将来予想に関する記述はすべて、ギリアドが現在入手できる情報に基づいており、ギリアドは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。 https://www.gilead.co.jp/-/media/japan/pdfs/press-releases/12-12-2018/daniel-oday-ceo181212.pdf?la=ja-jp&hash=311E9A36BE22D93E483F8D2EDF34A3C2
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