雨中の思索、あれこれ 2020年07月14日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1185.html 昨日、少しだけ晴れ間が見えたのだが、今日は未明から豪雨になっていて、中津川は大雨洪水警報が出っぱなしだ。 これほど長雨が続くと、なんとなくダニが増えて、やたらに痒いし、布団はジメジメ、洗濯物も生乾き、靴も乾燥しない。 室内干しに扇風機をかけてはいるが、それでも完全には乾かない。やはりヒーターを兼用しないとうまくいきそうもない。 エアコンをかけて乾かそうとしたら、室内がいつのまにか寒くなりすぎていて、風邪気味になってしまった。ときどきクシャミ10連発なんて状態から鼻水タラタラ。 「新型コロナに感染したのでは?」 と余計な心配をしなければならない。まあ、今のところ、わが中津川市地方(東濃)では、新型コロナの感染者が、ほとんど出ていない。 唯一、恨み深き瑞浪の東濃厚生病院で一人だけ感染者が確認されたという報道があったが、その後の報道がない。 「風邪気味」の症状が出たときは、私は半世紀前から誰にでも葛根湯を勧めてきた。 感染初期に服用すれば効果が大きい。例え、新型コロナであったとしても、葛根湯にはサイトカインストームに対する強い抑制効果があるとの論文がある。 https://www.ihmg.jp/topics/onepoint/017.html サイトカインストームこそ、新型コロナで死者を出している劇症免疫反応の正体であり、その抑制効果は、桂皮・麻黄・甘草などに確認されている。 要は、人体が侵略者に対して過剰な防衛反応を起こすと、膠原病・多発性硬化症・リウマチ・間質性肺炎、新型コロナ肺炎などの劇症反応を起こして大きなダメージを与える。抗原抗体反応に似ているが少し異なる。「免疫暴走」と言うのが近いかも。 「風邪」を感じたら、初期のうちに葛根湯・麻黄湯・桂皮茯苓丸などを服用すれば、過剰免疫反応を抑える効果が期待できる。 だから、手元の薬箱に葛根湯だけは切らさないようにしている。 こんなに過敏になっている理由は、2011年以降、我が家の浄化槽や前の池などにアカムシが大量に湧くようになり、2014年になったら、目に見えないほど小さなユスリカが家の中に大量に入り込んで、呼吸から肺に吸引する事態となり、これが原因で、間質性肺炎=肺線維症を発症してしまったからだ。 幸い、アカムシは、「デミリン」という錠剤を投入することで抑制できるようになった。これは「羽化抑制剤」で、他の生物に対する毒性は弱い。 https://www.mitsui-agro.com/product/amenicare/tabid/192/Default.aspx この羽化ユスリカが、こうした長雨の後に爆発的に繁殖して大変なことになるのだ。 そこで、長雨があると、高価なデミリンを毎日のように浄化槽などに投入する作業を強いられる。 このユスリカは、視界に入らないほど微小なものがあって、その死骸がいつのまにか室内に堆積し、呼吸から肺胞に入ると強烈なアレルギー反応を起こして、間質性肺炎に至るのだ。 私の場合は、肝臓の具合が悪くて、顔に血管が浮いたり、真っ赤になったりする症状があったので、「小柴胡湯」という漢方を飲んでいたことが、間質性肺炎の致命的原因になったようだ。 間質性肺炎の多くは、実は薬剤性アレルギーの基因があって、それにユスリカ死骸の刺激などが加わると容易に発症するようだ。 いわゆる喘息炎症症状が、どんどん悪化して夜も眠れず、呼吸音にバリバリブツブツという異音が出るようになり、空咳が頻発する。 そのうち、呼吸能力が急激に衰え、石油ストーブの不完全燃焼などの刺激で、立ち上がることさえできないほどの凄まじいダメージがやってくる。これを急性増悪という。 水だけ飲んで、ひたすら寝ていると、少しだけ回復したが、もう二度と、富士山を五合目から2時間で登頂した呼吸力体力は戻ってこない。 日常生活の、布団を上げたり、草むしりをしたりの、ちょっとした労作でハアハアと回復呼吸が必要になって、動くことが嫌になって、家はゴミ屋敷に変化する。 それから間質性肺炎IPFについて詳しく調べ、自分なりの見解をまとめた。 間質性肺炎は非可逆的病勢(進行性)ということになっていて、いったん罹患すると悪くなることはあっても、決して回復しないとされている。 しかし、人間の肺は、機能不全に陥ると、自己修復機能が働いて、必死になって失われた肺胞細胞の能力を取り戻そうと増殖を始めることは、片肺切除後の被術者の肺が、どんどん大きくなることから明らかである。l それでは、なぜIPF患者の肺が回復しないかというと、それはIPFの確定診断に大きな問題があるという結論に至った。 http://www.shionogi.co.jp/IPF/symptom/ このリンクに書かれているように、IPFの診断基準が、数十回のX線写真、数回のX線CTに加えて肺生検という穿刺細胞診に依ると書かれている。 私は放射線生物学を学んできたので、一回数十ミリシーベルト、全体で数百ミリシーベルトものX線検診被曝が人体に何をもたらすのか容易に想像がついた。 せっかく、肺機能を回復させる自己修復が働いて、肺胞細胞を再生させようと患者の肉体ががんばっていても、この大量のX線被曝によって、修復された新生細胞を破壊してしまうのだ。 これじゃ、まるで肺の再生機能を妨害して、確定診断が患者の自己治癒能力を奪い、進行性悪性の繊維化を進めて、患者を殺しているようなものではないか? そもそも、X線を大量に浴びると、臓器では繊維化が起きるし、全身の細胞にフリーラジカルが生成されて激しい老化反応が起きて、テロメアを引きちぎってゆくのだ。 そこで、マニュアル化された確定診断法に拘束された医療機関には絶対に行かないと決意した。 医者の薬(普通はステロイド・ニンテダニブ・ピルフェニドン)が治療薬として用いられるが、これも一切使わない。ひたすら森林浴歩行を繰り返すことで、自己治癒力によって治すという方針をたてたのだ。 それからというもの、毎日5Km、標高差150メートル以上の森林浴(呼吸トレーニング)を、今日のような土砂降りの日以外は毎日必ず日課として行ってきた。 効果は、5年目の2019年頃から顕著に出てきた。 まず、空咳が消えた。ブツブツという呼吸音も消えた。呼吸能力そのものは、一進一退で、あまり変化がないようにも思うが、息切れがひどく少なくなった。 オキシメーターの値も、数年前までは90を切ることもあったのに、今ではほとんど97以上を維持している。 何よりも、何もしなければ発症から5年程度で死亡することになっているのに、現在は6年目でありながら、酸素補給も必要とせず、夜間、酸欠が苦しくて起きることもなくなった。 確実に効果が見え始めていると思っている。 もちろん専門医ほど、こうした医療マニュアルから外れた私の状態を、「単なる見たて違い、検査すればIPFじゃない」となるに違いないのだが、その検査が人殺しなのだから、私は医療に反逆し、我が道を行くしかないのだ。 私の体験は、IPFで苦しむ多くの人に役立つと信じている。 実は、新型コロナ禍は、後遺症として間質性肺炎IPFに進む可能性が極めて大きい。 日本人は交叉免疫によって守られているという人もいるのだが、ひとたび人工呼吸器を使った人の大半が、間質性肺炎に進むと考えるべきだ。 そんな人たちに対して、数百ミリシーベルトの殺人X線が浴びせられ、肺にナイフを突き立てて「確定診断」なる殺人行為がまかり通ることになる。 私は、肺機能の低下した人たちに対して、現在、私が行っているような森林浴自己治療法を勧めたいのだ。 もっとも、私も新型コロナに感染したら、たぶん十日は持たないと思っているのだが、回復したように見せかけて、後々まで進行性疾患で足を引っ張られる可能性のある人には、こんな方法もあるのだということを示したい。 毎日5Kmの山道を歩くのは大変で、標高差150mは上り坂で蒸気機関車風の呼吸を強いられるのだが、苦しめば苦しむほど呼吸トレーニングの効果が大きく、帰宅してから呼吸が楽で、息切れが少なくなる。 私の感触では、たぶんニンテダニブよりも長生きできると思うし、何より酸素を必要としない生活が可能になるのだ。 もし10年の延命が成功したなら、医学常識を覆す奇跡的結果なので、もっと大々的に宣伝することにしたい。 医療に翻弄されて殺される運命の人たちに、救援の手を差し伸べられるのではないかと思う。 なお余談だが、「おおまに」などで、PCR検査やマスクが無意味だと主張する人がいて、驚かされているのだが、今、私が各種見解をまとめてみて、本当に信用できるのは児玉龍彦だけという結論だ。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1174.html 新型コロナについて、「コッホの四原則を満たさない」虚構との主張も多いが、それは完全に間違いだ。今では、昔の微生物学では想像もできないほど、遺伝子解析と電子顕微鏡が進化していて、ウイルスの完全分離や、感染実験などに成功している。 ワクチンに関しては信用すべきではないが、PCR検査を否定するのは、もっての他で、現在、コロナ禍を抑える手段としては、PCR検査の全国民的実施しかありえないし、それが可能なのに、安倍政権が、意図的に無視して、コロナ拡散への対策を拒否しているという事情である。 「マスクは効果がない」という主張も、完全な嘘であり、それこそ妄想や虚構の類いだ。マスクはウイルス吸引濃度を確実に引き下げている。人の集まる場所では、マスクをつけなければならない。 私としては、冒頭に書いたように、風邪の症状が出たなら、ただちに葛根湯を服用することを勧めたい。免疫暴走=サイトカインストームを緩和する目的である。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1185.html
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