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(回答先: 中間層の人への犯罪抑止効果は? 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 1 月 11 日 10:58:07)
>ダイナモさん どうもです。
未成年の犯罪において、死刑が行われないことを前提にした凶悪化がされることがあると聞いたことがあります。もっとも、マスコミ誘導という可能性もあります。
ダイナモさんの主観は別にして、理論上では、「死刑だけにはなりたくない」という人がいる限りは「死刑の凶悪犯罪の抑止効果はある。」ということになります。
その人が、犯罪をする状況になった時には「理性が残っている限りは、最後の一線を思い止まらせる可能性がある」のは誰が考えても分かるはずのことでしょう。
極端に言えば、死刑に犯罪抑止効果があると思う人がいる限りは、抑止効果はあるということがあります。これは、多数決でも何でもなく、「そのように思う人が一人でもいるなら、そのように行動する人は、いる。」からです。
ただし、人口比率として、あまりにも少数であり、冤罪事件との「プラス効果とマイナス効果の比較」での関係で、あきらかに「裁判制度としての限界としての冤罪発生の危険性」のリスクが大きいとするならば、死刑制度の廃止という選択肢が正解になる可能性はあるでしょう。
しかし、現在の日本における価値観としては、「死刑の嫌悪意識」は高いと思います。
死刑廃止論そのものが、死刑を恐怖の刑罰と「認めている」とも言えるでしょう。
その状況では、間違いなく「抑止力はある」ということになるでしょう。
少なくとも「自分が死刑囚になったら、家族の立場はなくなるだろうなぁ」という思いが最後の一瞬にでも脳裏をかすめれば、「自分はどうなっても良い」と思っている自暴自棄の状況下でも「死刑への嫌悪感」と「家族という足かせ」が、最悪の凶行を思いとどまらせることになる可能性があることは否定できないでしょう。
ですから、あくまで、理論上のことですが、抑止効果はあると考えるのが妥当でしょう。