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(回答先: 『無徴税課税国家』という新しい仕組みについて 投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 10 日 01:12:59)
あっしらさん,こんばんは.
レスが遅れておりますが,お許しを.
周りを片付けてから本編へというつもりだったのですが,脚が遅くて回りきれません.
> 税負担の形態には物納・労役・金納とあるが、突き詰めればすべて“労役”である。
> 税としての“労役”(=活動力の提供)に、物納・労役・金納という異なる形態があると考えるべきである。
ずばり,鋭い把握だと思います.
> 自由貨幣(政府貨幣)制度で徴税が不要になるのは、“労役”の対価としてペーパーマネーを支払うことで国家が先取りした“労役”を他の人たちに付け回して広く薄く負担してもらう仕組みになるからであり、税そのものがなくなるわけではない。
私はそれを(期待を込めて)公共サービスと呼んでいるわけですが,その別名は労役であるというご指摘
は当っていると思います.いずれにせよ,政府の性格そのものが変わらなければ何も変わらないというこ
とですね.「ペーパーマネーを受け取ることが納税である」という規定は信じ難い逆説に聞こえますが,私
が別のところに書いたテキストにもペーパーマネーという「命令語」によって使役されるとあり,まったくの
真実であると思います.
なんとかしてあの固くとぐろを巻いたマムシを小瓶の中に封じ込めてやろうと悪戦苦闘しているのですが,
中々決め手が見つかりません.逆にすみちゃんからは,蛇どころか竜になっちゃうよと脅かされています.
私はもしかしたらこの蛇の息の根を止めることは原理的にできないのではないかとも考えていますが,
まだ望みは捨てていません.
英治