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(回答先: Re: うーん、お忙しいみたいですね 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 8 月 13 日 20:58:15)
横から失礼、馬場さんがあまり板に参加できなくなるようで残念です。
(鴨川つばめ作“マカロニほうれん荘”のトシちゃん思い出していた)
最初に共同的資本主義の論考を読んで思ったことは、このモデルが完成し実現可能になれば、西欧型資本主義に内在する矛盾の破綻の表現型となった恐慌や戦争を回避出切るのかもしれないという事です、しかし、ここにはシステムデザインを持続可能な社会に誘導する価値観が内在していないようであり、環境の破綻を抑止する能力は無いのではないかという事が引っかかりました。
故障の少ないエンジンが手に入るが、環境に対する負荷は無制御にかかり、下手をすると破綻を加速してしまいかねないという危惧があります。
このことを考えると、共同資本主義の性質とは関係ないかもしれないのですが、これらの危惧に対する回答となりうる仕組みが論考の中にある方が望ましい気がします。
政体系のみならず、生態系に関わる価値観について論考しておく事です。(…くだらない洒落)
後者に関して言うと、通貨の価値とその価値を根源的に支えるもの、そして誘導する価値観を、人間の地球上生物としてのあり方から説き起こしておくほうがいいと思うのです。
共同資本主義が、必要な資本の共同化と協働を価値としてはらんでいるのであれば、根源的な共有資本(ここで資本と言いたくはないのだが…)としての地球生態系に対する眼配りは必須です。
それらしい事がちょっと利子論の中に入っていればいいのかなと思います。
ただ、貨幣とは何かを考える時に、まず利子ありきでいいのか疑わしいので、もしかすると、共同資本主義を成立させる根本的条件のひとつとして、政体論と同じくらいの重要性で、貨幣論(価値についての論考を含む)が必要になるのではないかという気もし
ます。
このことを抜きにして地域論はうまくつながっていかない気がします。
…阿修羅板には魔が潜んでいます、ROMが難しい。でも、これさえ書いておけば…
では、脱出しきれますよう。