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ワヤクチャさん おはようございます
具体的方法論・システムの提示が必要での長文を頂きありがとうございます。
私の考えを伝えるにはまだまだ時間が掛かると思っています。
ワヤクチャさん 縄文ビトさんは
『労働の売り買いの無い社会を創ろう』
『他者の労働の私有化を禁止しよう』
というスローガンを掲げておられます。
ワヤクチャさん 労働の売り買いの無い経済とはどのようなシステムで成り立つのか?という事が問われねばなりません。
また、他者の労働の私有化なのですが、これは「労働力を買う」という事を意味されているのだと思うのですが、これも労働力の売り買いの無い経済がどのような経済システムのなるのかについての提示がなければ私有化を禁止してどうするのか?という事が問われます。
つまり、対案なしにこのようなスローガンを掲げても賛同は得られないだろうというのが私の考えです。
縄文ビト 「労働の売り買いの無い経済システムとは」どのようなことなのかということですが、そこには二つの説明が必要かといえます。
1の説明としては人間の労働が商品化できるという観念がどのような形で現在の資本主義社会まで伝わってきたのかということ。これは歴史及び考古学的な中での解明であり簡単に言えば、農耕。牧畜の発生以前には無かった観念であり、農耕。牧畜が伝播されると同時にこの観念も伝播されてきたと考えられます。たけ(tk)さんの文章を参考にさせていただきます。
戦争を拒んだ縄文人?『人はなぜ戦うのか−−考古学から見た戦争』松本武彦
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/627.html 投稿者 たけ(tk)
2としては資本主義社会が労働の売り買いから成り立っている社会ですね。そこには労働を買う資金が資本ということになりますね。その他者の労働を買う資金が、これも過去に他者の労働を買ってきた余剰資金であるということです。そしてまたこの余剰資金は生産設備に投入され新たな他者の労働を買う資金として使われていく。それと同時に資本化がグロウバルな競争からより省力化を求めて人件費を削っていく、つまり一つには1で上げた人間の労働力が商品であるという考えがある限り、2の説明が限りなく循環していき、そこでは労働力が商品であるという考えがある限り、労働を売る立場の人間が使い捨てになるということです。
つまりこの連鎖が続く限り、失業者の増大は合法化されたなかで限りなく続くわけですそして失業率は一桁台から二桁台へと増えていくことがあっても縮小することはありません。ただある時期人々の我慢が爆発した時、それは過去の時代の一揆という形の不満解消で終わってしまうのではないでしょうか。
ここで対案ということですが、社会は一気に変わりません、江戸幕府から明治政府になった時にも、最初から完全な案があったわけではないと考えます。
そして議会制民主主義という形では時間をかけ徐々に政策変更の出来る議員数までもっていく必要があると考えます。そこから多くの人達の討論を経てどのような形にもっていくのかが決定されてくるわけです。基本となるものがあくまでも、人間の歴史から見た時、ほんの数千年、日本では2,300年前まであつた無階級・無階層の社会が人間社会の本来の生き方であるということ、平等な社会を築いていくというという考え方を人々に説明していく。ここからが出発だと感じますが。プラカードをもって云々、それはすごろくで例えれば上り方の道を示したことです。
ワヤクチャさん 私はこの社会の問題の中心は、資本(生産手段)の私的な所有にあると思います。
ビル・ゲイツのように1人の人間が小国1国にあたる資産を持っているという事が問題だと思っているのです。
縄文ビト おっしゃるとおり生産手段の私的所有が作り出したものです。「小国1国にあたる資産を」これはビル・ゲイツ一人の労働で稼ぎ出したものではありません。1としては現在の社会の特許制度と他者の労働の私有化が築き上げたものです
ワヤクチャさん この私的に所有された資産を税制の改革によって再分配する必要があると思うのです。
このような巨大資本の私的所有が生じた原因は労働力の売買です。
だから労働力の売買をやめさせる事によって私的巨大資本の発生を防ぐという発想は分かるのですが、対案がなければ説得力を持ちません。
縄文ビト「所有された資産を税制の改革によって再分配する必要」おっしゃるとおりです、税制改革として考えるならば、この資産の相続をどのような形でもビル・ゲイツが死亡した時、全ての相続を禁止することだと考えます。
相続とは他者の労働の私有化に他なりません。またここには貨幣論で言えば貨幣の蓄蔵にあたります。この相続された金額は未来において商品及びサービスを買う費用になります、それは言うまでも無く、未来の商品・サービスを買うということは未来において他者の労働を買うということに他なりません。この部分は時間があれば貨幣論で細かく書くつもりです。
ワヤクチャさん 資本蓄積の原因は、「安く仕入れた労働(商品)を高く売る」という事です。
賃金を世界統一基準で高く設定する事によって資本蓄積を減速させる事ができるでしょう。
縄文ビト これも現在のグロウバル化された商品生産の中では不可能と考えます。資本はいつも最低労働単価を求めて世界中を血眼になって探しています。そこでは利潤という意味の「差異」を求めているわけですから。
最近の新聞によるとフランスの労働組合が労働時間の短縮では時刻で商品を作れなくなるので、労働時間の延長をやむなく飲んだという話が出ていました。
ワヤクチャさん それ以前に為替取引などのマネーゲームによるデータ上に資本蓄積をなんとかしなければなりませんが、それに対してはATTACの運動があります。
縄文ビト なぜマネーゲームが起こるのか、これも本来の貨幣が持つ交換手段・価値尺度・価値貯蔵手段の中での価値貯蔵手段が悪者であるわけです。ここには他者の労働の私有化がいっぱい詰まっているわけです。他者の労働の私有化がなくなればこれらのものも消滅いたします。
為替取引によって利益を得たもの、彼はそれを貨幣という形で受け取ります。貨幣は商品・サービスを買うことが出来ます。つまり利息も同じものですが、労せずして、未来において、商品を買い・サービスを受けられるということは、他者の労働を受け取れるということです。それは1年後でもあり、10年後でも受け取った貨幣に信用力が残っていればいつでも他者の労働を受け取れます。ここで貨幣の信用力ということですが、それは発行した国、または政府の保証が継続していればの話です。もしマネーゲームで得た金が、ある時期に国が危ない、政府が大きく変わり今までの貨幣が使えなくなると分かれば、単なる紙切れになるわけですから、他のものに変更する必要が生じるわけです。多分それは金に換えるのではないでしょうか。
通貨を何十年前かの金本位制であったとしたら、これほどひどいマネーゲームは無かったのではないでしょうか。紙幣はいくらでもすれるからたちが悪いわけです。
>Re: 生産手段の所有形態
>http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/645.html
>投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 3 月 26 日 02:19:38: egUyw5BLxswRI
>(回答先: 生産手段の所有形態 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 3 月 25 日 >21:32:16)
>私の見ている限りだいぶ論があがってきましたね。すばらしいことです。
それは、どうも。光栄です。
>また私にはそれほど時間がありませんのでいくつかに分けて返信をいたします。
>>まず、最初の問題からですが。
>>生産手段の所有形態としては
>>1 私的所有(資本家所有)
>>2 国有
>>3 協同組合所有
>>4 地域自治体所有
>>5 NPO所有
>>6 地域協同組合所有
>所有形態に対しては、私的所有以外で有ればどのような形態でも、全体の労働で生産したものを、全体で分けるということでは別に問題が無いと思います。
ワヤクチャさん 協同組合の場合は組合員が出資金を出すのであって組合員が1000人いれば、1人の組合員は協同組合所有の生産手段の1000分の1の所有権を持つ事になります。
これも私的所有の1形態でしょう。
しかし、1人の資本家が所有している場合とは違って1000人の組合員の間での合意がなければ生産はできないという事です。
私的所有の中でも色々あるのであってどのような私的所有がよりよき経済システムになるのかを考える必要があります。
私は1人の人間があまり大きな資本を所有しないようなシステムにすべきだと思っております。
>私が問題にするのは私的所有が不平等を生む原因だからです。
縄文ビト 単なる私的所有が不平等の原因とは考えていません。あくまでも他者の労働の私的所有が不平等の原因だといっているのですが
ワヤクチャさん 1個人が巨大な資本を所有しないように税制によって調整すべきだと私は考えます。
縄文ビト 税制ということでしたら一切の相続を禁止すれば良いのではないですか、親が稼いだ財産といえども子にとっては自己の労働で得たものではないはずですから。
ワヤクチャさん また、協同組合形式によって市場の中でシェアを占める事が必要です。
生活協同組合コープこうべのシェア率は兵庫県ではダイエーに対抗するぐらいのものだったのです。
労働の売買の禁止でそれをするのは対案が無い限り無理でしょう。
縄文ビト 全体の労働で得たものは全体で分配すればすむことだと考えますが、それをすれば労働の売買とは観点が違いますから。
>ただし個人がやっている事業においては生産手段の私有化にも問題は出ないかと思います。なぜならそこでは他者の労働の私有化が無いからです。
なるほど、そうですね。
所有者自身が労働者なわけですから。
>ワヤクチャさん なるべく小さな地域で住民がお金を出し合って生産手段を共有すると>いう方式です。
>縄文ビト これはいいことだと思いますよ。ただどのような形態をとろうともその社会を管理する上部の組織が必要であり、その上部をどのようにするかが問題になります
ワヤクチャさん 上部の組織は小さな地域の自立的な経済活動がうまくいくようにサポートする事でしょうね。しかし、これまでは上部の組織は支配する事ばかりやってきました。
地方分権の流れはこれの対抗するのですね。
中身を見なければなりませんが。
>が、ここではただ政策運営をするのを上部としておきます、
ワヤクチャさん 何を生産するのかについては地域協同組合が決定するのです。
それについて上部が介入する余地はありません。
私が言っています上部とは政府組織のことです、どのような社会でも政府というのは必要不可欠だと思いますが。
縄文ビト前>そのことから、生産手段を共有する資金も上部から無利子で借り入れ
ワヤクチャさん 資金を地域の住民から借りる方式を提案しているのです。
国税は最小限にして地域協同組合があらゆる商品とサービスを提供するのです。
縄文ビト 資金的に余裕があればそれで良いのではないですか。
縄文ビト前 >小さな地域の住民が生産物を販売し、他社の労働を私有化しない形で分配すればいいことであり、そのことが出来れば不平等は発生しないと考えられます。
ワヤクチャさん なるべく近くの生産者から商品を仕入れるという事をやるべきです。
農地を協同組合で所有して組合員が農作業をして賃金を受け取り生産物を組合員に販売すればいいのです。
地域協同組合で配達と店舗の両方をやればいいと思います。
縄文ビト前 >ただ、造船・航空機・自動車・電車等の大型産業はやはり国有化に近い形になるのではないかと考えますが。
ワヤクチャさん そういうものは国有でいいと思います。
一番重要なのは銀行です。
銀行は国有にすべきです。
お金に困った人に無利子で貸し出して無理が無い返済をしてもらうべきです。
しかし、そのような産業も可能な限り小さな地域でやっていくべきでしょう。
あるいは、小さな地域協同組合同士が1000団体で協同出資して燃料電池車生産の工場を作るとかすればいいのです。
企画自体を地域協同組合の組合員の要望にそって行うべきです。
これまでのように官僚の発案に基づいて何もかもやっていくという事からの脱却です。
立花隆さんが1940年体制と呼んでいるものからの脱却です。
1940年に確立した官僚体制が現在まで続いているという意味です。
どのように行ったとしても、そこに一本貫かれているのが他者の労働の私有化の禁止であれば、どのような小さな単位でやったとしても矛盾は発生しないはずです。各地域で競争し、市場経済という形の中で競争に敗れたものが現在で言うところの倒産ですが、倒産者の受け皿さえしっかりしていれば、そのことは計画経済と同じことだといえます。つまり倒産したことによる需要と供給のバランスが取れますから。
>ワヤクチャさん前 これは一握りの資本家が巨大な生産手段を所有する形態とも国家という単位で結局は官僚が生産手段を所有しているのと変わらない形態とも異なるのです
>縄文ビト前 私はこの社会では官僚は存在しないと考えますが?
ワヤクチャさん いえ、おりますよ。現実に。
各省庁の官僚達ですよ。
彼等が国政のほとんどを決めているのですよ。
政治家はそれを棒読みしているだけです。
少しは自分の意見も盛り込もうとしますがね。
縄文ビト前>現在の官僚はあくまでも封建時代のお上という形態の中で出来上がってきた組織であり、その組織を統括していた上部が無くなってきたことから、どこも彼らを管理することが出来ずやりたい放題をやっているとみています。
ワヤクチャさん ですから、彼等自体が上部と言えるのでは?
官僚に対して国民が監視し、命令をしなければならないのですが、国民にまだそこまでの知恵が無いだけです。
あるいは、いい意見があっても中々官僚までには届けなかったり、利害が対立するので実現しないだけです。
現在の官僚はいずれにせよ資本家のメリットやアメリカのメリットに反する事はほとんど出来ません。
牛肉の輸入時期の名言を避けるぐらいが関の山です。
立花隆さんの本を読まれる事をお勧めいたします。
縄文ビト 私は他者の労働の私的所有の否定では、このような官僚はなくなるといっていたはずですが、ワヤクチャさんの読み違いではないかと。
現在日本が直面している日米の問題として牛肉の輸入問題がありますが、その片方で朝鮮との六カ国協議があります。当然日米を除いた四カ国は六カ国協議に日本をはずしたいと考えているのではないですか、そして日本がはずされた時、日本にとっては大きな外交失点になります、そこから米国の外交が始まるわけです、牛肉を入れるなら日本を六カ国協議になんとしても残らせると、それがアメリカの外交姿勢ではないかとかんぐっています。
つまり、牛肉では日本が譲歩するということです。
私には立花隆さんの本を読まなくても大体は理解できると思っています。
ワヤクチャさん>つまり国民の税金を適当に分配していることであり、そこでは他者の労働の私有化をしているとみなされます。
税金を資本家に献上するトンネル組織みたいなものです。
色々もっともらしい事を言いますが。
高速道路をどんどん作るのはそういう事です。
徳島県の高速道路なんかガラガラですよ。
縄文ビト前>他者の労働の私有化が禁止された社会ではこのような官僚を生むことは皆無となります。
ワヤクチャさん 「労働の私有化(労働の売買?)」を禁止してどのような経済システムを作るのかの提示が必要です。
縄文ビト 社会主義とはいえ、それほど現在と変わらないと見ています。前の文章でも書きましたが市場経済はより活発になると考えています。昔のように商店街がサービスで競争ができる状態がくると思いますし、使い捨てから修理して使うということで、修理屋さんが繁盛するのではないでしょうか。資源の無駄遣いである消費経済は否定されるわけですから。
>ワヤクチャさん前 生産手段を国有化しても、国自体が民主的に運営されるのであれば、あたかも個々の労働者が自由に生産手段を使用できるような形態が可能なのかも知れません。
>縄文ビト前 確かに同じようですね。問題は無いでしょう。
>ワヤクチャさん前 しかし、それであれば何故一旦国家という巨大な単位で所有する必要があるのか?という問いが生じます。
>縄文ビト前 この場合も国営は造船・航空機・自動車・電車等の大型産業は小さな形では出来ないということから国営に近い形になるのではないかと考えますが。ただ言葉として「国営」ということに抵抗があれば「社会的所有形態」という言葉に今後変更していきます。
ワヤクチャさん いえ、別に国営でもいいのです。
問題は巨大な単位である為に利権が発生しないようにいかに国民が監視していくかという事です。
縄文ビト 監視というよりも(あまり監視という言葉は好きではありませんので)その人達を信用できるような教育で十分だと考えますが。
ワヤクチャさん 造船の場合、下請けの入札制度など、高い買い物を税金でしないようにするという監視が必要です。
国家財政に対する監視の目は政党が行っているわけですが、専門的なNPOを作る必要があります。
縄文ビト その人が不正を働けば、当然その不正とは、他者の労働の私的所有ですから社会から糾弾されます。不正は監視機構を作るよりも十分な教育を行うことで防げるはずです、またより良い人間の社会を創るということで周りの目が不正を見逃さないと考えます。
>ワヤクチャさん前 地域で直接的に所有した方が最初から民主的な生産ができるでしょう。
小さな地域では作れないようなものがあればいくつかの地域で協同して生産すればいいのです
>縄文ビト前 何回も言うようですが、他者の労働の私的所有が無ければどのような形態をとつたとしてもかまわないわけです。
ワヤクチャさん 他者の労働の私的所有の無いシステムがどのようなものであるかの具体的提示が必要です。
縄文ビト ここに書いたこと以外のものであれば、どのように書けばいいのかを指摘してください。
縄文ビト前>事業を起こすにしても社会が無利子で資金を貸してくれるわけですから、起業はやりやすいでしょう。ただし、そこでは市場競争もありますので、競争に敗れて現在流に言えば倒産する事業もあるわけですから、そのときは社会的企業に就職しなおし、借りた金を返済しなければなりません、もし借りた金を返済しなければその倒産者は他者の労働の私有化をしたことになりますから。
ワヤクチャさん 市場経済の一角に消費者と生産者が協力して協同組合を作る事によって序々にシェアを伸ばしていき、そのような倒産などという事態を最小限に抑えるという事をやっていきたいと思っております
縄文ビト 上記「序々にシェアを伸ばしていき」このことは大いに結構ですが シェアを伸ばす段階では他の人の市場を奪っていくことになります。やはり奪われた人は倒産という事態になりますが、シェアを奪うのではなく競合していく中で労働時間の短縮という形の結果を出して行くことだと考えますが。
>ワヤクチャさん前 システムとしては消費者がパソコンから商品を注文すればなるべく最寄の生産手段を使って生産し物をお届けするという事が考えられます。
物流の実態に応じて生産拠点を作っていきなるべく輸送距離を短縮してエネルギー消費を抑えるという事をやればいいと思います。
>縄文ビト前 良いと思いますよ、ただあまりにも合理主義に陥ると人生の意味を見失ってしまうのではないかと危惧いたしますが。現在の生協等がとっている形態はあまりにも>市場での競争にさらされ、やむをえづ生きるための合理的手段の結果の商売の仕方であ>り、生産・販売に人間の喜びは感じていないのではないかと考えますが
ワヤクチャさん「必要な人に必要なものを届ける」という事が喜ばれるのです。
合理的な経済システムは笑顔を作るのです。
>ワヤクチャさん前 消費者が生産を決定し、需要に応じて労働者は生産手段を使って生産する事になります。
>縄文ビト前 小さな意味での計画経済になりますが、市場経済の中で問題が無ければいいのですが。
ワヤクチャさん 生産者主導型の経済ではマーケッティングを行い見込みで生産をします。
実際には作り過ぎて不良在庫になったり安売りをしなければならなくなります。
こういう事が経済をギクシャクさせているのです。
消費者が注文してからの生産に可能な限り切り替える事によって在庫0を達成できます。
市場経済の最も合理的なシステムです。
縄文ビト 他を蹴落とすのではなく、全ての人達がうまくやっていく中で労働時間の短縮を図る方向がより最良の人間社会を創る方法だといえます。
>ワヤクチャさん前 商品の価格は労働者の賃金が向上するような価格に設定します
>縄文ビト前 やはり市場経済の中での、労働者の賃金が向上するための価格設定には問題が出るのではないですか、他よりか高く出た場合は生産品が売れないということになり>ますが。
ワヤクチャさん その価格については協定が必要ですね。
最低賃金を引き上げる事です。
買う人自体も自分の賃金が上がっていくので問題はありません。
ゆるやかなインフレが必要です。
賃金が年々序々に上がっていくという事が必要なのです。
縄文ビト 賃金とは不満なく生活できるということが適正賃金ではないですか。
縄文ビト前>また安く抑えれば、賃金カットになってしまうのではないですか。
ワヤクチャさん 賃金と商品価格については政策的に決定する必要があります。
縄文ビト ここでも自由競争を否定するようになりますから。市場経済に任せることになります。政策的に言えるのは労働時間の短縮で雇用を増やすということだけではないですか。やはり失業者をゼロにしていくにはという考えが先にきます。
長くなってしまいごめんなさい。