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(回答先: Re: 貨幣経済が出来た瞬間に我々は商品を売らなくては生きていけなくなったのです。 投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 4 月 02 日 08:48:46)
労働力をお金と交換できなければ生きていけないのです。
で、あなたはお金と交換しなくても生きていける社会を作ろうとしていらっしゃるわけですね?
でしたら、それはどのようなシステムなのかを示していただけますか?
お金が様々な悪いものを生み出したからといってお金を無くせばいいという問題解決法を取るわけにはいきません。
また、同じように労働の売り買いが不平等の根源だからと言って労働の売り買いをやめるというワケにはいかないのです。
その理由はそれに代わるシステムがまだ考案されていないからです。
それでサブシステムである税制や生産手段の所有形態や貨幣の形態の改革で不平等を是正しようとしているのです。
私の提案は具体的であります。
あなたも労働を売り買いしないでどうやって経済を成り立たせるか具体的にご提案いただけませんか?
単に「労働の売り買いをやめよう。」と言うのであればそれは願望を述べているに過ぎません。
「対案なくして改革なし」ですよ。
私は労働の売り買いに問題が無いなどと言っているのでは無いのです。
対案が無いから「労働の売り買い」のシステムの上に不平等を是正するシステムを作ろうとしているのです。
>ワヤクチャ 貨幣経済成立後、労働力は商品になったのです。
>そしてこの商品を売る事なしには生きていけません。
>縄文ビト 商品になったのではなく、商品にされたのです。
商品にされた結果として商品になったのです。
人為的に労働力の商品化が行われた事は確かです。
しかし、人為的に行われたからといってやめるわけにはいかなくなったのです。
それは現時点ではこれ以上のシステムは考え出されていないからです。
>このことを理解しない限り。あなたは自らの労働力を売れなかったとき、つまり失業し>た時生きてはいけませんといってしまったのです。
事実生きていけません。
年間3万人以上の自殺者がその証明です。
犯罪の増加もそういう事です。
従って全ての人が生きていく為には全ての人に仕事が与えられる必要があるのです。
仕事は労働力を売るという行為なのです。
失業者に生活費を支給するという事は現時点では必要です。
しかし、それは個人がその生存を国家に依存する事であり自分の力では生きていけないという事です。
また、自分の土地でも無いところに勝手に野菜を作って食べるわけにもいきません。
つまり失業したら生きていけないのです。
空き缶を売って生活をしている人々は空き缶を拾うという労働を売っているのです。
>失業した時あなたは自らの命を自ら閉ざすわけですね。
不本意ながら死ぬしか無いでしょう。
そりゃあ抵抗はしますよ。
死にたくは無いですから。
でも手段なくして生きていけないでしょう。
これは意志の問題では無く必然性なのです。
>私はそのような社会を主権在民という民主的な方法で無くそうといっているのです。
労働の売り買いをする社会を無くすのですか?
で、どんな社会になるのでしょうか?
具体的イメージを提示していただきたいです。
>労働力は売るのではなく、生きるために労働する社会が出来るのです。
生きる為に労働を売らざるを得ないのです。
それがこの社会のシステムなのです。
これに代わるシステムはまだ提案されていません。
>そうすれば自殺をしなくてもいいわけですから。
労働力を売らなくても食糧を入手できる社会とはどのような社会でしょうか?
畑が至る所にあって自由に農作物を取ってもいい社会でしょうか?
イメージが沸きません。
イメージを出していただけませんか?