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<対潜新型ソナー>米軍、日本周辺に限って使用へ
米海軍の低周波ソナーの使用が認められた日本周辺の海域
【ワシントン13日=本紙駐在・森暢平】潜水艦探知に使われる次世代の新型低周波ソナー(音波探知機)について、米海軍は13日までに、世界の海の中で、日本周辺に限って使用する条件で米環境保護団体と合意した。同ソナーは、クジラやイルカの海洋ほ乳類の脳に影響し、大量死につながると指摘されている。沖縄、小笠原などにクジラが生息している日本周辺だけが、新ソナーの「犠牲」になる形で、合意は日米安保関係にも影響を与えそうだ。
環境保護団体「自然資源防衛委員会」(NRDC、本部ニューヨーク)は昨年、サンフランシスコ連邦地裁に、低周波ソナーの全面使用禁止を求め提訴。地裁は8月26日、使用海域を大幅に制限する判決を下し、使用海域の話し合いを求めていた。
使用が認められるのは東西は、東経153度付近から中国・海南島沖まで、南北は北朝鮮・清津沖からの北緯10度付近までの太平洋、日本海、東シナ海、南シナ海の日本を包み込むような海域。今週中にも同地裁が合意を確認し発効。以後、この海域でのソナー使用が認められる。
米海軍が「日本周辺」にこだわったのには、中国、北朝鮮のディーゼル潜水艦が従来のソナーでは探知しにくい背景がある。海軍側はさらに広い海域での使用を求め、控訴もできる。ただ、いずれにしても日本周辺での使用はほぼ確定した。
海岸から30―60カイリの海域では使用ができず、日本海の一部と海南島沖では海洋生物に配慮した使用時期制限がある。しかし、制限は米海軍側の調査に基づくもので、実際にどのような影響があるのか不明な点が多い。
寒流と暖流がぶつかる日本近海は「クジラ銀座」でもある。座間味島沖などにクジラが生息している沖縄の海でも世界の他の地域で禁止されるソナーが使われるわけで、影響が及ぶのは必至だ。
◇低周波ソナー
海中に発射した音波の反射音から潜水艦の動きを探知するアクティブソナーでは、従来3500ヘルツ付近が使われていた。しかし低スクリュー音の潜水艦が増えたため、米海軍は300ヘルツ付近の低周波を使い、より静かな音を探知できる次世代ソナーの開発を進めていた。
米海軍が3年前、カリブ海で低周波ソナーの実験中、クジラ16頭が打ち上げられる事件があったほか、世界各地で似たような事例が報告されている。
低周波ソナーは大型クジラがコミュニケーションに使う音波帯に近く、脳や鼓膜への影響が懸念される。また、ジェット機並みの音の大きさから海中の騒音公害とも呼ばれる。
何やってんだアメリカ。
クジラやイルカを殺して何が楽しい?
わざわざ環境保護や生態系保護を唱えたくせに。