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>「出来の悪い子供には、(戦前のように)せめて実直な精神だけは養わせておけ。」
できの良い子供というのは、大抵実直な精神故にそうなったのです。だが、彼らだけではこれからの日本を支えることは不可能でしょう。最低条件としてのいわゆる実直な精神とプラス、その人それぞれが生まれつきもつ潜在能力というかそういうものにも実直である人々も必要となることでしょう。しかしながらゆとり教育が学力面での潜在能力の育成をはばむ場合があり、個人的には、ゆとり教育を肯定してはならないように思います。
できの悪い子供をできの悪い子供のまま放置しておくことは、その個人のためにも日本国のためにもならないと断言できます。現に、アメリカなどでは教育レベルの低下と比例して少年犯罪が増加する傾向にあるのです。(だからまた、アメリカは理数系教育強化の方向に向かっているようです。)
三浦氏(など)は、ゆとり教育といいながら、特権階級のための教育を用意しつつあるのです。そのことを忘れてはなりません。
Re: Ddogクンを擁護します:
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/377.html
投稿者 ROMさん 日時 2003 年 6 月 20 日 01:49:03:
Ddog氏の反論を読みながら、故人となった祖父母を思い出しました。
そういえば、祖父母も昔そんなこと言ってました。
「天皇陛下も皇后様も、お優しくお人柄も良く、この上ない尊いお方だ。」
それを聞いてヒネタ子供だった小生は、会って話したこともなく、著書を何冊も読んだわけでもなく、長めのインタビューを何度も聞いた訳でもないのに、何でそんな風に思えるのだろうと不思議で仕方ありませんでした。
ある時、祖父母の家に遊びに行った際、(その日は、皇族一家の誰だかの誕生日記事が新聞に載っていて)たまたま天皇一家の話となりました。その際、小生がうっかり「テンちゃん」と言って、祖父母と両親にこっぴどく叱られた憶えがあります。何故、そこまで叱られなければならないのか、それが小生には不可解でした。
祖父母は戦前の教育を受け、その教室には「御尊影」が飾られていたそうです。
その当時の学校教育では、学校に行けるのも、ご飯が食べられるのも、陛下の御蔭と教えられたとも聞きました。
話は飛びますが、ゆとり教育の推進委員長の三浦朱文氏は「出来の悪い子供には、(戦前のように)せめて実直な精神だけは養わせておけ。」と提言したとか。
ここ最近、皇室報道が増えているように感じるのは気のせいですか。
皇室支持も(個人の自由ですから)結構ですが、それによって誰が得をし、誰が損をするのかを再度検証するのも必要なことと考えます。