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http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/147.html
へのレスです。
仕組みは分かりました。
金融資本家→普通銀行→通貨発券銀行
という収奪システムですね。
先日(3月18日(火)深夜0:15〜1:05)NHKスペシャル「改革断行 銀行が変わった〜韓国・ハードランディングの5年間」で次のような説明がありました。
メモを頼りに再構成すると
(1)5年前(っていつのことか分からぬが)韓国で銀行の不良債権問題が発生したときに、韓国政府がハードランディング政策を採った。
(2)ハードランディングの内容は、[1]会計処理を変更して不良債権が明確になるようにした。[2]大企業への貸しっぱなし債権を回収させ、大企業への貸しっぱなしの慣行を強制的にやめさせるようにした。[3]その結果不良債権の多い銀行55社を公表して倒産させた。
(3)残った銀行も統廃合で大手8社しか残らなくなった。
(4)残った8社のうち5社は外国の金融投資家の支配下に入った。番組で出てきた国民銀行の株の70%はゴールドマンサックス社などの外国資本の所有になった。
(5)金融投資家は株主として、5年で2倍の利益を銀行に要求した。
(6)その結果、大手産業資本への担保貸し中心の低金利の貸し出しが困難になり、中小企業への信用貸しに重点が移った。
こういう現状と、
>米国の連邦準備銀行は、政府所有ではなく私的に所有されている発券銀行です。それでありながら、特権として法人税が免 除されています。
>(米国の連邦準備銀行も米国の主要銀行が株主に名を連ねています)
>「中央銀行」支配と同時というか先行的に、各国の主要商業銀行を所有(支配)しようとします。
>中央銀行と商業銀行の両方を支配していれば、これほどおいしい商売はありません。
>米国の連邦準備銀行を分割所有している人たちが、世界中の国の発券銀行を手に入れたいと願うのは、自然に出てくる欲求であり願望です。
をあわせればそういう結論になりますね。
ただ、引っかかったのは「成長のない時代」でもそういうことが可能なのか、です。「成長のない時代」では企業の新規事業が少なくなるので、投資→利潤→利息という富の獲得システムはスムーズにいかなくなるのではないか? です。