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(回答先: (Q2)イスラムの価値観と新国際通貨システム 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 22 日 20:14:54)
金融国際家は、このような動向を苦々しくおもっているのでしょうか?
湾岸の金融センターであるバーレーンは、金利による収入を禁じたシャリア(イスラム法)に基づくイスラム金融を対象にリスク管理などのルールづくりに着手した。現行の欧米銀行法では十分に対応できないため、専門のルールが必要と判断した。
イスラム金融は、聖典コーランで禁じられた固定金利収入を回避するため、投資収益など「金利」に相当するものを預金者に配分する仕組み。バーレーンではイスラム諸国のインフラ整備事業に投資する十五億ドルのイスラム基金が発足。湾岸でもイスラム金融の預金シェアは一〇%以下とみられているが、信心深い教徒が従来の預金から資金を移し始めている。
地元金融機関だけでなく欧米勢も相次いでイスラム金融事業に乗り出しており、イスラム金融の市場が拡大している。
バーレーン通貨庁のバッサム理事は「イスラム金融のための暫定規制」を導入する方針を明らかにした。正式な導入は二年後の見通しという。(バーレーン=岐部秀光)