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(回答先: 横レス失礼!でも聞いておきたい!! 投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 3 月 22 日 18:44:24)
>(Q3)中央銀行を粉砕する手段として、なくしてしまう(=Q1のアプローチ)と
>ともに、膨大な数にしてしまえというアプローチもありうると思いますがいかがでしょう?
>例えば、市中銀行すべてが自分の銀行名で紙幣を発券できる(日本銀行券ではなく、
>○○銀行券)とか?(過去日本でも、各銀行が発券していた時代ってありましたよね?)
>しかし、信用力の弱い銀行の紙幣(○○銀行券)は誰も受け取らないでしょうから、
>廃れる。結局はある程度の数の大銀行の銀行券に収斂するのか?
>この場合、「どこの銀行の銀行券を選ぶのか?」で一般市民は大混乱でしょう。
19世紀の米国には多数の発券銀行が存続し、それでも通貨不足であり、デフレと成長そして破綻が同居する経済状況でした。
明治維新後の日本も、米国流の銀行制度を導入したので、多数の発券銀行が存在しました。(国立○○銀行という名称は、米国の国法銀行に由来するものです)
まさちゃんが結論を出されているように、人々が行なう経済取引(交換)が広がり密度も濃くなれば、発券銀行が乱立していることは経済混乱の要因となり、それを経験することで一本化の政策がとられることになります。