2.9 足の運動
「筋肉について」のページで説明されている足の筋肉の機能を学ぶために、時間をさいてください。6つの異なった筋肉群があることに気づくでしょう。お尻の横と、臀部の下に位置する2つの筋肉群は、足の側面の動きと骨盤の可動性の範囲と推力をコントロールします。(エクササイズ64-66)。3つの非常に大きな筋肉群が、足の上部にあります。(腿の前面、腿の後ろ、腿の内側)もし、あなたが、陸上競技チームに入っていたり、学校でサッカーやラグビーをするならば、あなたの腿の筋肉はかなり発達している可能性があります。しかし、おそらく筋緊張が欠如しているでしょう。なぜなzらば、普通の日々の活動において、特に内側の筋肉は使われないからです。(腿の前面のためにエキササイズ61,62,66。腿の後部のためにエキササイズ63。腿の内側のためのエキササイズは62、64)。
腿のアイソトニック・エキササイズの重要で特別な利益は、血行を良くすることと、より深い呼吸です。
専門的なトレーニングときは、以下のエキササイズを、日々のフィットネス・トレーニングの代わりに、あるいは追加で、示されるように行ってください。
61.大腿前面と横腹
(副次的効果:臀部)
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(日々のフィットネス・トレーニングのエキササイズ3と差し替え)
イスに座って、足をブルワーカーの筒の部分(胴体部分)と牽引ロープの間に入れます。イスに深く座り、足をまっすぐ伸ばします。おなかをひっこめ、足を外側に広げます。そして、ゆっくり力をゆるめます。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
このエキササイズを2度行います。 |
62.大腿前面、太ももの内側、ふくろはぎ
(副次的効果:足、ももの後ろ)
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(日々のフィットネス・トレーニングのエキササイズ19と差し替え)
ブルワーカーの片方の牽引ロープの上に両足で立ちます。もう一方の2本のロープを握り、手は下向き、両手の間隔は約30cm(12インチ)くらい離します。下まで膝を曲げ、ゆっくりとできる限り背中をまっすぐにします。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
この運動の間中、両腕はまっすぐに保つ。腕ではなく、足に力が入るようにします。
このエキササイズを2度行います。 |
63.ふくろはぎ、ももの後ろ、足
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(日々のフィットネス・トレーニングのエキササイズ20と差し替え)
座って、ブルワーカーの片側の2本のロープに右足をかけます。もう一方の2本のロープを両手で握ります。手のひらは下向き。イスに深く座ります。おなかをひっこめ、右足で押し広げます。そして、ゆっくり力をゆるめます。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
左足でも同様に行います。
それぞれの足でこのエキササイズを繰り返します。 |
64.足と太ももの内側
(副次的効果:ももの後ろ)
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(日々のフィットネス・トレーニングのエキササイズ24と差し替え)
イスに浅く座ります。2つの円筒形のグリップを握り、手のひらは下向き。ブルワーカーを膝のすぐ下の高さに保ち、前腕は膝の内側にします。両腕の前腕を押さえつけながら、膝を内側に押しつけます。そして、ゆっくり力をゆるめます。腕で力を入れないこと。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
このエキササイズを2度行います。
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65.足と臀部
(副次的効果:大腿前面)
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(日々のフィットネス・トレーニングに追加して行う。)
仰向けに横たわります。膝は立てます。両足はくっつけます。2本の牽引ロープを膝の外側にもってきます。ブルワーカーは、膝の間に入れます。膝で外側にゆっくり押し広げます。ゆっくり力をゆるめます。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
このエキササイズを2度行います。 |
66.足、臀部、大腿前面
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(日々のフィットネス・トレーニングに追加して行う。)
イスに座り、足が約90度になるように曲げます。(もしイスが低すぎる場合は、クッションを使います。もし少し高かったら、かかとを地面から上げます)2本のロープをそれぞれの膝にかけ、ブルワーカーが体の中心線から移動しないように注意しながら両膝を離していきます。おなかをひっこめ、膝で外側に押し広げます。そして、ゆっくり力をゆるめます。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
このエキササイズを2度行います。
エキササイズ60も同様に行います。 |
67.臀部
(副次的効果:肩と背中上部)
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(日々のフィットネス・トレーニングに追加して行う。)
仰向けに横たわります。足は床の上に伸ばします。ブルワーカーの片側の2本のロープに両足をかけます。もう一方の2本のロープの真ん中あたりを両手で握ります。おなかをひっこめます。地面から足をゆっくり持ち上げます。そして、ゆっくり足を床に戻します。腕を高く上げれば上げるほど、このエキササイズはより効果的になります。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
このエキササイズを2度行います。 |
68.首とあご
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(日々のフィットネス・トレーニングに追加して行う。)
床にひざまずき、ブルワーカーの片方のハンドルを膝の前につけます。もう一方のハンドルをあご骨の下に置き、ハンドルとあごの間に手を入れて、あごへの衝撃を和らげます。おなかをひっこめ、あごでヘッドをゆっくりと下へ押つけます。そして、ゆっくり力をゆるめます。
6回繰り返します。最後の1回は7秒間保持します。
腕でいかなる力も入れないようにして、首がすべての作業を行うようにします。
このエキササイズを2度行います。
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