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(回答先: 急速に押し潰された物体は、外側に飛び散る(水平方向の運動をする)と思いますよ。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 11 月 20 日 22:18:39)
どうも考察者Kさん、はじめまして。私の拙論に対するご指摘、ありがとうございます。
>水平方向への運動エネルギーが発生しているので「自重崩壊ではあり得ない。」というのは疑問です。
う〜ん、ちょっと説明が足りなかったかも知れません。
私は「自重崩壊であった場合、水平方向への運動エネルギーが発生しない」と言っているわけじゃないのです。
水平方向への運動エネルギーは、自重崩壊の場合「激しい衝突(下部構造の強い抵抗)」によってしか発生しないが、自由落下速度に近い、急速かつシンメトリーな崩壊では、その「激しい衝突(下部構造の強い抵抗)」自体が発生しない…と言っています。
もう少し、細部を説明した文=「こっちの方が分かりやすかったかな…」を(↓)にあげましたので、ご参照下さい。
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/696.html
>自重崩壊であっても、押し潰されるような崩壊をする場合は、圧縮されたエネルギーの逃げ場所は「外側」しかあり得ないでしょう。
はい。押し潰す圧力と下部構造の抵抗が、「外側」への運動エネルギーを産み出す…という理論には同意します。
ただ、その産み出された「水平方向へのエネルギー」は、その分「崩壊速度を遅くする」作用を持つわけですから、「水平方向への激しいエネルギーの放出」と「急速かつシンメトリーな崩壊」は「両立しない」というのが私の主張の骨子になります。
>今回の崩壊は、多分ですが、中央の鉄骨コア群が「先に崩壊している」と思われます。
はい。それは私も同意見です。
床トラスの崩落では、外壁パネルを巻き込めたとしても、コア柱群を巻き込むことなど出来ません。なぜならコア柱群の丈長性は床トラス(+外壁パネル)に依存していないからです。
コア柱群は、人間の体で言えば背骨のようなもので、床トラスは肋骨です。肋骨が折れても、それで背骨が折れたりしないのと同様、床トラスの崩落はコア柱群の丈長性に影響を及ぼしません。
コア構造のビルはよく「ビルの中に、もうひとつビルがある」と表現されますが、その表現で行くと、床トラスは中のビルから張り出した「ベランダ」に比類されるでしょう。これが崩落しても中のビル自体(コア柱群)は崩れません。
従って「中のビル」を破壊しない限り、連鎖的全崩壊はあり得ないのです。
私が「爆破解体である」と断定しないのは、爆破した証拠が無いからです。
しかし、ツインタワーの崩壊で見られた現象を、無理なく説明できる理論は、今のところ「爆破解体説」以外にありません。
従って「爆破解体が強く疑われる」という表現にしていますが、本心は「爆破解体に違いない」なのです。
ただ、正直にそう書くと「じゃあ証拠は?」とか「爆破する必然性は?」とか「具体的な手段は?」とツッ込まれるに決まっています。
Ddog氏は、それをやりたくてウズウズしているのが丸見えですよね。しかし私は、それらに回答できる材料を何ら持ち合わせていませんので、論争のアヤとして、あえて「断定はしない」というスタンスをとっているのです。
第三者から見れば「もどかしい」と思われるかも知れませんが、Ddog氏のように、思い込みの激しい論者を相手にする時は、こちらも「軽々しく断定しない」事が肝要です。
どちらも根拠薄弱な断定を叩きあっていたのではラチが開きません。まずはDdog氏の「爆破解体ではあり得ない」が根拠薄弱であることを自覚してもらわなければ、議論は始まらないのです。
今回(ちょっと強引でしたが)私は「自重崩壊ではあり得ない」の根拠をアップしました。これは私が「ここまでは断定できる」という、ギリギリのラインを示したレジュメです。
今後、このように「証明された事実」(…であるかどうかは未だ確定しませんが)を前提とした議論が展開されることを期待して、考察者Kさんに対する返答に代えたいと思います。どうも、ありがとうございました。