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まったく無理ではないと思いますが
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/718.html
投稿者 smac 日時 2008 年 11 月 22 日 11:28:25: dVqzW59EefGnc
　

(回答先: かなり、無理のある推理のように思います。 投稿者 考察者Ｋ 日時 2008 年 11 月 22 日 08:07:55)

　どうも、考察者Ｋさん。ペース早いですね。

＞中央コア群の２〜３カ所くらいのカッターチャージによってＷＴＣは崩壊したと考えています。

　全部つなげると全長２０kmにも及ぶコア柱の２〜３カ所を切断するだけでは、荷重再配分が容易ですから、崩壊どころか床崩落すら起こらないでしょう。

　準備作業が可能だった時間を正確に見積もるのは不可能でしょうし、無駄な作業だと思います。
　私たちが知らされている「爆破準備に使えそうなセキュリティ空白期間」は、その全てではなく「氷山の一角」だっとと思いませんか？
　私の推測では、何ヶ月も準備されていたと思います。ラリー・シルバーシュタインがリース権を獲得してから準備していたのでは、おそらく間に合わなかったでしょう。
　彼は最後の仕上げを実現させるために、リース権を獲得したのだと思います。テロ保険は余録でしょう。

　米軍がアフガニスタン侵攻の準備を開始したのが２００１年５月です。
　この月に国務省とタリバン指導部との会談が決裂し、国防省はアフガン侵攻部隊の編成にかかりました。
　もちろん、表向きの理由は「不測の事態に備えるため」ですが、最初から米軍を侵攻させる目論みであったことは、「考えられる」どころか「ほぼ間違いない」でしょう。

＞自由の国のアメリカでは「組織あるいは指導者の指示は神の声」的な洗脳は長時間の効果を持ち得るのは疑問でしょう。

　それは「幻想」ですよ。誰だって人間の理性や倫理感を信じたいでしょうが、ある程度の期間、洗脳施設で洗脳をほどこせば人格は簡単に破壊されます。洗脳は人格破壊からはじめて、その後に新たな価値観を植え付ける作業です。
　SOAのドキュメンタリービデオを見ましたが、日本に住む私たちにとって背筋に冷たいものが走る内容でしたよ。
　オウム真理教の洗脳テクニックなんかより、数段徹底した人格破壊が行われるのです。これが解けるためには、平和で安らかな環境に於ける良好な人間関係を、数年経なければならないでしょう。
　ところが、彼ら殺人マシン養成所の出身者たちは、卒業後もダーティーな仕事を専門に行う組織や機関で仕事を続けるのです。

＞洗脳にも「動機付け」が必要です。

　とおっしゃるのは、実際の洗脳がどのように行われているのかをご存知ないからですよ。あれは喩えるなら軍用犬の訓練です。「考えるな、行動せよ、そして行動を振り返るな」と、毎日毎日「条件反射」で動く訓練をするのです。相当に意思の強い人間でもたまったものじゃありません。

＞「ビルの警備会社」とか「航空機の会社」にも「それなりの根回し」をしなければ「計画の実行は不可能」でしょう。

　はい。いい線突いてます。私の描くシナリオでは「航空機の会社」を無視しても良いのですが、替わりに「ＦＡＡ」をコントロールする必要があります。
　そして、N.Y市港湾当局とビルの警備会社＝セキュラティ・コムはブッシュ家の息がかかっていますので、比較的容易にコントロールできたでしょう。事実、事件の４日前には警備会社の決定によって、爆弾探知犬による巡回プログラムが撤去されています。

＞例えばヘアピンのような物体なら「相当な水平方向のエネルギーを発生させる」と推理します。

　これは「弾性」の問題で、数値をはじき出すには複雑な計算が必要です。しかし、ゴムボールでもスプリングでもない外壁パネルが、鉛直方向の圧力でバネのように縮んで、それが解放された瞬間、大きな水平方向の運動エネルギーを放出するとは、とても想像できません。
　また、弾性がほぼゼロのコンクリート塊で、比較的大きな塊が高速飛翔しているところも映像で確認できます。

　この段で、ちょっと理解しにくいところがあるので確認します。（これを先に書くべきでした）
　「衝撃の強度が、構造の耐久限界に達するか？否か？」の問題は、飛翔速度にどう影響するのでしょう？
　私は先読みして、それを「弾性の問題」としましたが、それではない、何か別の因果関係が科学的に認められているのでしょうか？　私の理解するところでは、耐久限界と飛翔速度には何の因果関係も認められません。
　同じ意味ですが「物体の崩壊が生み出すエネルギー」というのも、理解できないのです。「崩壊」はエネルギーを受けての作用であり、それ自体はエネルギーを生み出しません。受けたエネルギーの一部（崩壊で消費しきれなかった分）を「崩壊」によって運動エネルギーや熱エネルギーに変えるというのなら分かるのですが、「崩壊が生み出すエネルギー」は意味不明です。
　そして、弾性を考慮しなければ、崩壊によって運動エネルギーの量が増大することなどあり得ません。
　金床に石を置いて、ハンマーで上から粉砕すれば、砕けた石の破片は水平方向に飛び散りますが、その速度は最も軽い破片でもハンマーが当たった瞬間の速度を超えません。つまり、破片の運動エネルギーは、ハンマーの運動エネルギーによって与えられたものであり、「崩壊」が生み出したエネルギーじゃないのです。
　考察者Ｋさんの「崩壊の事実があれば、高速飛翔もあり得る」は、完全に物理法則を無視した暴論ではないでしょうか。

＞多分ですが、そのような爆弾の配置は「不可能」だろうと考えます。

　予備爆破で、メインのコア柱に仕掛ける成形炸薬が１０フロアーに４つの割合として、４０カ所。本爆破はそれと５フロアー離れた階の中央部に、やはり１０フロアーごとに強力爆弾を仕掛けるとして、１０カ所。これに、カッターチャージャーのサーマイト溶切装置を、外壁パネルとコア柱群の要所に５０カ所ほど取り付けます。そうすると合計で、一棟につき１００カ所（おそらくこれは最低値）の爆薬設置が必要ですが、これは１００人の現場作業員を動員すれば、わずか１時間程度で作業完了でしょう。
　制御解体ほど、爆弾設置位置は厳密でなくて良いし、威力を抑えた爆弾を数多く設置せずとも、強力爆弾を遠慮なく使えますので、設置総数は制御解体より少なくて済みます。
　それでも、１００カ所を１００人で１時間…というのは、あまりにも楽観的な数字ですが、精一杯悲観的に見積もっても４８時間あれば十分に可能だと、私は思います。

　この方法だと、本爆破時に閃光は確認できませんし、爆音も周波数が低く、崩壊音にまぎれ易いものに出来ます。
　それとは別に、崩壊時に下層階でチラチラ光る閃光が映像から確認できますが、これはおそらく外壁パネルに取り付けられたカッターチャージでしょう。
　唯一、予備爆破の成形炸薬は「パン、パン、パン！」と、周波数の高い目立つ爆音を出しますので、それが確認できなかったことは、確かに私のシナリオの弱点です。
　しかし、それをメインのコア柱４本（X１０フロアー）に限定し、他をサーマイトの溶切装置で補完すれば、発覚の恐れはかなり縮小できます。
　また、崩壊が開始するかなり前の時間でも、ビル内で多くの人が爆発音を聞いていますが、これは、予備爆破を一斉にすると音でバレるため、あらかじめ時間差で一カ所づつ爆切しておいた…ということなのかも知れません。

　それにしても、一方では「自重崩壊でも高速飛翔はありえる」と言いながら、もう一方では「高速飛翔を起こせるような爆弾の設置は不可能に思う」と言うのは矛盾していませんか？
　前者は物理法則の無視、後者はただの思い込みだと断ずれば、言い過ぎでしょうか？

　一応、今日は時間があります。スレッドが長くなりすぎて読みにくいようであれば、新記事を立ち上げてくださっても結構です。私はこのスレッドの内容を、ほぼ理解していますので前記事の閲覧が煩雑になる心配はありません。

　ではでは、お返事をお待ちしております。 　

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