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国債の利払いと金利について、最近目にした、3つの記事からの抜粋
@2002年9月24日 エコノミスト 「無意味だった量的緩和策」
日本の財政が破綻するかどうかという視点から見れば、目下の低金利政策には重要な意味がある。借金には利子がつき、その額は金利が上がるほと大きくなるからだ。
日本の普通国債残高はバブル末期の90年度末には161兆円であったが。これが01年度末には2.4倍の395兆円にまで膨らんでいる(90年度は実績、01年度は実績見込み。以下同じ)。しかし、国債の利払い費はバブル崩壊後ほとんど変化していない。実際、90年度に11.1兆円だった利払い費は01年度には10.0兆円とむしろ減少している。しかも日銀に支払われる利子の部分は国庫納付金として政府に戻ってくるとすれば、この部分の実質的な利子の負担はゼロである。
A日本の分析だそうです(Financial Time)
http://www.asyura.com/2002/hasan14/msg/203.html
貯蓄超過の日本では、国債の発行コストはわずかである。債務のGDP比は140%であるが、利払いはGDPの1.4%で、利率は1%である。OECD諸国の中で、債務は最大であるが、利率は最低である。貯蓄が減少すれば、利払いのコストは多くなる。しかし、貯蓄が減ってくれば政府はGDPを上げるのに借入れをする必要がなくなるのだ。
B借金返済額のGDPで比べると
http://www.asyura.com/2002/hasan14/msg/134.html
政府債務のGDP比は、日本の方が米国よりも高いが、借金返済額のGDP比を比較すると、今後20年間、米国の方が日本より高いのである。 大事なのは、借金の金額ではなく、支払い額と、期日である。住宅ローンで、みんなが、5万ドルを年利6%で借りるよりも、15万ドルを30年、固定金利1%で、借りたがる理由である。
Aの原文
Japan's way out may be to spend-By Brian Reading Financial Times; Sep 16 2002. Fundamentally Japan has surplus savings which the government mops up at negligible cost. It pays 1.4 per cent of GDP servicing its 140 per cent debt an interest cost of 1 per cent - the highest debt and nearly lowest interest rate among the OECD countries. When surplus savings are reduced the government would have to pay more for its borrowing. But lower savings would boost GDP growth meaning that the government would not have to borrow as much.
Bの原文
While that's a darn high number, it's worth noting that over a 20 year period, the U.S. will have to pay more money back as a percent of GDP than Japan because the interest rate the U.S. pay's on long term debt is so much higher. What really maters with debt is the total payments due, and when, not the balance itself. This is why homebuyers would generally prefer a $150,000 30-year mortgage at a fixed 1% rate of interest than a $50,000 mortgage at 6%.