現在地 HOME > 議論20 > 864.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: 不確かな結論に同意を求めてどうするのでしょう? 投稿者 GOKAI 日時 2005 年 4 月 15 日 20:59:14)
>GOKAIさん いかりや爆さん どうもです。
Kは国家破産の形態は色々だと思います。
例えば、年金制度、もしか何の手も打たなければ将来年金税度は破綻すると言われています。(Kは一概にそうだとも思いませんが・・・)
仮に、半分アル中の中年男性ががいて、医者は「このままでは肝硬変になります」と診断したとして、老人は「馬鹿こくでない。俺は遺伝的に鉄の肝臓だそんな事には絶対ならない」と吠えたとして。
放置するのが正解でしょうか?少しでもお酒を控えるべきでしょうか?
Kは控えた方が良いと思います。
破産するしないは結果論ですが、現状では治療はすべきです。赤字国債は確実に増え続けています。このままでは国債の利払いのための予算で一般会計の予算が組めなくなってしまいます。どのような緊縮予算にしてもゼロ以下の予算はありえません。
貿易黒字とか対外国がどうであっても、政府予算は税金によって賄われるのですから、赤字国債の発行額が全て国債利払いに取られ、それで足りなくなったら事実上、正常な行政は不可能になります。
「国家破産はしない」というのは放置して差し支えないとの意味を感じます。(いかりや爆さんは対処案を示していますので、GOKAIさんとは違うと思います)
国家破産はどうしたら起こるのでしょう?
1 政府がこれは駄目だと諦めた時
2 国際的に日本は破産したと認定した時
3 事実上、予算が組めなくなった時
でしょう。日本は通貨発行権を有する独立国ですから、1000兆円の借金があっても1000兆円刷って発行すれば、たちまち赤字ゼロです。しかし、それによって対外的な円の価値がどうなるか分かりません。場合によっては貿易ができなくなるでしょう。
それは、記念硬貨でも基本的には同じです。大量に通貨を発行すれば、対外的な円の価値は下がります。
対外的な信用が失墜すれば、日本は確実に破産します。
対外的な信用が失墜する原因は下記です。
1 国家の財政赤字が他国から見て、常識を越えた時、もしくは返済不能と判断された時
2 日本が通貨を発行する等、反則的な手法を使って、円に価値がないと判断された時
3 日本が債務の履行を守らないと判断された時(国債の利息を払わない事含む)
そんな所ですか・・・
繰り返しますが、国家破産が起こる起こらないは結果論です。
しかし、適切な処置の末回避されたと、放置したが起こらなかった。は結果的になかったと言う点が一致するだけで大違いです。
放置可という意味での「国家破産はしない」は「国家破産に備えろ」より無責任です。
国の債務が市場経済を活性化するというのは、ある意味正しいです。(だから、財政出動があり、財政投資が行われてきたのです)
しかし、民間市場が活性化しても税収が増えなければ「政府は破産します。」
「政府財政」と「民間市場」は相互依存の関係はあっても別のものです。
ソニーが黒字でも、松下電器が倒産しない論拠にはなりません。
国家破産すると断言はできませんが、国家破産への対処は必要と考えます。