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(回答先: Re: 少々楽観的すぎますね。 投稿者 GOKAI 日時 2005 年 4 月 16 日 07:52:07)
>GOKAIさん どうもです。
「為政者の政策の治療」は必要との事のようですが、それと「国家破産しない論」の繋がりはどうなっているのでしょう?
全くの別問題と言うのならばGOKAIさんの今回の意見は全く意味をなしていません。
赤字国債の発行を続ければプライマリーバランスが取れて安定するとの事ですが、それは間違いです。民間の企業も国民も無限の購買能力が無ければ、その論は成立しないのです。
GOKAIさんは思い違いをしているようですが、民間の資金需要はほぼ頭打ち状況なのです。銀行は「貸付先を見いだせない状況」なのです。無理に貸し付けようとすると不良債権化しそうな企業になります。
多くの中小企業などには資金需要があるのは事実です。しかし、その多くは「資本主義の弱肉強食市場優先主義の中では自立するのが厳しい」のです。
銀行にお金があっても融資する条件は整わない状況です。
GOKAIさんの考えはそこで崩れてしまいます。民間金融機関に資金があっても流通して市場を活性化できなければ「捕らぬ狸の皮算用」なのです。
よって、赤字国債の無限発行は「国家破産しない論」の論拠にはならないとKは思います。勿論、Kの考えに見落としや思い違いがある可能性はありますが、それを指摘して下さらなければKには分かりません。
「「健全財政主義」を排除」というのは治療の放棄と思われますが、上記考察が間違っていなければ「無責任際わりない意見」とされても仕方がありません。
「健全財政主義」の定義も問題でしょうが、解消の目途のない赤字国債に手を付けないとしたら早い遅いの問題で「必ず国家破産(徳政令などの別の形態を含む)する」事になると言うのが、正常な思考でしょう。
そう考えない人も一部にいるでしょうが、思い込みに憑かれています。呪いに罹っているのでしょう。仮に結果的に国家破産しなかったとしても「それは正常な思考」ではありません。通貨制度という「幻想の制度」が、たまたま功を奏しただけです。
金本位制度という裏付けされた確実な物を持たない現在の通貨制度は非常に曖昧ですし、人の気分によって変わる可能性を秘めています。
インターネットで商品を購買してみれば、いかに一般流通価格が当てにならないか理解する役に立ちます。本一冊で数万円などと言う事もザラにあります。
円の価値があるという「思い込みが崩れれば、国家破産はあり得ます」
Kの質問を曖昧を言い訳にして考察して下さらないのは残念です。
通貨制度の幻想に憑かれているのかもしれません。
仮に国債の利払いで税金を全てつぎ込む状況になって、国債を買う人も企業も無くなってしまった(労働者の給与が減り、企業も自転車操業になれば、国債購入力が無くなる事はありえます)としてとして、どうなるかを考察してお答え下さい。
仮定の質問には答えられないと返されるのでしょうか?
それこそ為政者の対応法そのものでしょう。