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(回答先: 政治家のコメント 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 6 月 01 日 23:47:59)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040602k0000m040168000c.html
警察庁によると、小学生による殺人や殺人未遂に当たる行為は89年以降、これまでに8件あり、このうち既遂は4件に上る。ただ、小学校の校舎内で同級生を刃物で死なせるという今回のような事件は「記憶にない」(担当者)という。
01年4月には、兵庫県で小学6年生(11)が母(44)の首を包丁で刺すなどして殺害。転校先の学校になじめず、自宅で自殺を図ろうとした行為をとがめられた結果だった。02年4月には、岩手県で小学5年生(10)が自宅で生後3カ月のおいを絞殺。泣きやまないことに腹を立てたという(年齢はいずれも当時)。
小学生同士のトラブルでは95年3月、大分県で自転車の貸し借りを巡ってけんかとなり、6年生が自宅から包丁を持ち出して同級生の腹を刺し、けがをさせた例がある。だが記録をさかのぼれる範囲では、小学生同士の殺人事件はないという。
殺人、強盗、放火、強姦のいわゆる凶悪犯にあたる行為で補導された14歳未満は49年の統計開始以降、62年の750人をピークに減り続けた。だが02年に144人だった補導者数は03年に反転し、212人に急増した。ここ2年間で殺人の補導者が4人出るなど、凶悪化が深刻になっている。
一方で、小学生の刑法犯被害件数もここ数年2万8000件前後と高レベルで推移し、特に凶悪犯の被害は昨年111件と過去最高を記録した。少年非行を治安回復の柱の一つと位置付けて対策を進める警察庁は「周囲の大人が(子供の)異変を的確に把握し、きめ細かい対応をとることが何よりも大切」と指摘する。【窪田弘由記】
毎日新聞 2004年6月2日 3時21分