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(回答先: Re: 同上・朝日記事 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 6 月 03 日 14:18:05)
長崎新聞「ネット世代の闇」
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/kikaku1/01.html
凶 行 子どもらしからぬ手口
凶行の現場を見た捜査員は、思わず息をのんだ。「子どもの手口とは思えない」。被害者の御手洗怜美さん(12)の首には数カ所切られたあとがあり、致命的となった傷は深さ十センチにも及んだ。「こぶしが入るほど、パックリ割れていた」と別の捜査関係者は語る。
「殺すつもりで呼び出した」。同級生の加害女児(11)は佐世保署の事情聴取に対し、明確な殺意を口にした。二人きりになった校舎三階の学習ルームで、学校には持ち込み禁止になっているカッターナイフをかざし、怜美さんを座らせた。数日前から「どうやって殺そうか」と考えた末の決行だった。
残虐な手口、明らかな殺意、計画性。およそ小学生とは思えない行動へと加害女児を突き動かしたのは何か。
「インターネットの掲示板に嫌なことを書かれた」。加害女児は、面会した県佐世保児童相談所職員にこう語った。
怜美さんと加害女児は、インターネットを通じたパソコンでの「チャット(おしゃべり)仲間」だったという。文字を打ち込むことで即時にメッセージ交換できるコミュニケーション。少女らしい“会話”が弾んだはずだ。
捜査関係者の一人は釈然としない。「供述の範囲では、加害女児が自分への悪口と感じ取った書き込みには、非難めいたニュアンスは感じられない。ましてや殺害の動機には結びつけにくいのだが…」
加害女児を乗せ、長崎少年鑑別所に到着したワゴン車=2日午後4時48分、長崎市橋口町
「物静かで心優しい性格」。かつて加害女児の担任だった男性教師の印象だ。「家族も教育への関心が高く、夕食後に家庭で話す場を持っていると聞いた。異変は全く感じられなかった」
加害女児はパソコン操作も巧み。ローマ字変換や作文など初歩的な操作を次々とクリアした。「自宅でもパソコンに親しんでいるみたいだ」。女児に好印象を抱いていたこの教師は「まさか、あの子が」と言葉を失った。
「はっきりノーと言えず、自己主張ができない」「一方で、しっかり者で頑張り屋」。加害女児の両親は、同相談所職員との面会で女児の性格をこう語ったという。「ごく普通の女の子からは想像できないようなギャップに非常に驚いている」。中村政則同相談所長は会見で力なく語った。
2004年6月3日長崎新聞掲載
佐世保小6女児同級生殺害
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/index.html
長崎新聞 http://www.nagasaki-np.co.jp/index.html