現在地 HOME > 掲示板 > 議論15 > 517.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 「豊穣の海」の結末は他者不在 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 11 月 25 日 10:33:18)
-------------
そう考えてみると、第一部の小説としては奇跡的な様式美が、
じつはネクロフィリアに見えてきたのです。
聡子の内面描写が存在しないことが象徴的です。
確かにこんな女いないよ。
第一部の様式美は形骸であり、感動した自分が馬鹿だったのです。
第二部の様式美も形骸だったのかもしれません。
--------すみちゃん
すみちゃん、はたしてそうなのでしょうか。
形骸と言い切れるのでしょうか。
ネクロフィリアを描いたスイスの画家H・R・ギーガーは
映画「エイリアン」の基軸イメージとなりました。
そして、三島由紀夫は小劇場演劇舞踏業界におきましては、いまも
寺山修司とおなじく、現在進行形です。
内面がからっぽな人間もこの世に存在しているのです。
聡子の内面はなんであったのでしょうか。謎です。
豊饒の海 4部 天人五衰の最終行については、自分も考えております。
まさに黒い影です。
暗黒舞踏にとって、土方巽を評価してくれた
三島由紀夫は舞踏批評の基軸となっております。
「感動した自分」身体感覚しか演劇と舞踏は信用しておりません。
横レスでごめん。
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/museum/museum.html
三島由紀夫文学館
三島由紀夫は「右翼」とか文学界ではなく、アンダーグランド芝居屋とか暗黒舞踏屋が
継承していくと思う。
でも、おら、本をほうりなげた、すみちゃん、わかるべ。
おらなんか、「ふざけんな」と感じて
けっこう、雑誌とか本とかふたつに破り捨てたこと、あったもんで・・・
むかし、パンチコ屋さんにいって、でないときは、パチンコ台のガラス
「ふざけんな」と割ってしまって・・・・ とほほ・・・
おら、逃げてかえってきたっぺ。