現在地 HOME > 掲示板 > 議論15 > 543.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 「豊穣の海」の結末と人間身体 投稿者 愚民党 日時 2003 年 11 月 29 日 01:18:16)
あれは、高校時代の倫社の先生の雑談です。
『平岡(三島の本姓)君がが徴兵検査をうけるために帰郷(現在の兵庫県加古川市志方)し、彼のの本意とは違い、甲種合格もできず、召集を解除され、さびしく志方小学校の校庭でさびしそうにたたずんでましたな。一体何を思い、校庭に一人ぼっちでたたずんでいたんでしょうか?』
という話を思い出しました。たとえ、犬死であろうと、この戦に参加して自分は死すべきであろうと、考えていたのではないでしょうか。それが、徴兵検査不合格とは、三島にとっては、ミエヲきって消え去るところを、幕が閉じても消え去ることのできない、死に損なった者には居心地の悪い、長い戦後だったのではないでしょうか?