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(回答先: 見ましたよ − 近代主義をベースにした組み立てに辟易しながら... − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 01 日 18:39:20)
あっしらさんへ。
あっしらさんwrote
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理念的人間と措定するヒューマニズム(人間主義)に基づく組み立てには辟易しましたが、それも含めてけっこう楽しみながら視聴しました(笑)
異能・特殊形態・病質などにある人々を取り上げて“人間性”を掘り起こし見直すという趣向だと受け止めましたが、異能・特殊形態・病質ではない“普通の人間”が理念的人間存在として前提されているように見えました。
人間というものは存在しない、存在するのはバラバラの実存性を持つ個人であり、その動態的関係性が人間(社会)であるという世界観がなければ、「近代」をぶち壊すことはできないと考えています。
多数派に共通するものを抽象化した存在を考え、それが人間という見方をしている限り、近代主義に取り込まれてしまうと思っています。
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私もこの番組をちらりちらりと見ていたのですが、
底に流れているものに違和感があったんです。この番組の演出というか。
あっしらさんの文章で、「違和感」が腑に落ちました。
たぶん、この「前提」として無意識に設定されているものが、
気持ち悪かったんだ〜、なるほど〜という感じ。
ヤノマミの暮らしは、本当に楽しそうでしたけどね。
すごくすっきりしました。感謝です。