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(回答先: 全球凍結(続1) 投稿者 taked4700 日時 2015 年 11 月 21 日 18:17:13)
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13545993.html
全球凍結(続2)
考えてみれば、20世紀は人類の曲がり角だった。教育が普及し、科学が急激に進歩した。しかし、それに心が追い付かなかったのだ。科学技術をどう使うか、その狙いは、19世紀と同じ、目先の自己の利益のためだった。権力欲・支配欲が全てに勝ってしまったのだ。
その典型が原発だった。原発はもともと発電用に造られたものではない。あくまでも原子爆弾製造のためのものだった。ただ、プルトニウム製造に伴ってどうしても出てくる高レベル核廃棄物の始末に困った。そもそも、単に核分裂性のウランを精製した残りの劣化ウランでさえ、重金属なので国土に処分できない。
それで考え出されたのが、島国でしかも敗戦国であった日本に処分することだった。平和利用だと言って原発を造らせる。日本は地震国だから、地震で原発が事故を起こし、国土が放射能汚染されれば、そこを全世界の核廃棄物処分場として使える。
しかし、あまりに無理な計画だった。日本に造らせるために、あまりに多くの原発が世界中で出来てしまったからだ。更に、第二次世界大戦後、ネバダ核実験場であまりに多くの核実験をやりすぎた。ただし、これは他の核大国も同じ。大気圏内核実験が短期間に集中して行われ、地球大気が汚染され、大地も広範囲にいろいろな核反応生成物によって染め上げられてしまった。悲劇だったのは、そういった核反応生成物の健康影響が全く確認されていなかったことだった。圧倒的な武力である核兵器は保持したい。しかし、それに伴って出てくる核廃棄物は処分のしようがないし、核分裂生成物の危険性もどんなものになるか分からない。振返ってみれば、この時点で核をあきらめるべきだった。アメリカは何も核兵器など使わずとも十分にドイツや日本に勝てた。少なくも、第二次世界大戦終了後、唯一の核大国であった時代に核兵器放棄宣言をやっておけば、今のこの全球凍結は避けれたかも知れない。
今の全球凍結には、多分二つの原因がある。一つは大気中の水蒸気の増加だ。もう一つは超微粒子の増加。原発は水蒸気量の増加の原因の一つになった可能性がある。人工的な連続核分裂で生み出される熱量の50%程度が水蒸気量の増加につながったようだ。特に影響が大きいのが温排水であったとされている。
水分子には極性がある。水蒸気であってもその極性はそのままだ。大気中に水蒸気が大量に溜まったため、それが対流圏を膨張させたのだ。対流圏に散らばっている水分子が互いにひきつけあうことによって大気の濃度が維持され、温度上昇に伴って体積が増加したからだ。そして、対流圏の外側に出た超微粒子が受ける重力が、地球から遠くなることによって減少し、そこに奇跡的なバランスが出来てしまった。対流圏の外側にできた超微粒子による薄い膜。この微粒子に水分子が吸着し、それが太陽光を吸収して上昇、上昇した結果の膨張で温度低下でまた下降する。この繰り返しが成層圏で起こっているようだ。つまり、超微粒子が水分子と言う翼を得たことによって永遠に飛ぶことが可能になったのだ。
今、地表面は冷え切っている。しかし、成層圏の温度は依然とほとんど変わらない。結局、太陽から受ける熱量と超微粒子の熱放射量が釣り合ってしまったようなのだ。このままだと、地上に太陽光が届かない状態が永遠に続くことになる。
2015年11月26日19時50分 武田信弘
- 全球凍結(続3) taked4700 2015/11/27 12:19:37
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