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(回答先: 全球凍結(14) 投稿者 taked4700 日時 2015 年 12 月 17 日 05:56:17)
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13629587.html
全球凍結(15)
もう疲れた。考えること自体が苦痛だ。もう年だ。
アメリカは偉大。米軍は無敵。そう教えられてきた。小学校時代からずっとアメリカが世界一だと教えられてきたのだ。
しかし、本当にそうだったのだろうか。経済規模で確かにアメリカが世界一であったことは事実だ。米軍の強さが他国をぬきんでいていたことも確かだろう。しかし、何のために。
結局、一部の人間が自分自身の欲のために、アメリカと言う国家を作ってしまったのではないだろうか。我々を新大陸へ追いやったヨーロッパの貴族に対する復讐。かって奴隷として扱った黒人に対する体格的な劣等感。そういったことが我々WASPの意識の底にあり、それが結局我々を動かしていた?
原発をアメリカ国内に普及出来たのは黒人やヒスパニックを使うことで我々の被曝労働を避けることができたからだ。フランスはMOX燃料を大量に使う都合があり、やはり移民を受け入れた。原発廃炉の時代を迎えて、使用済みMOXの保管場所としてアラビア半島を予定することはごく当然の選択だった。
しかし、あのやり方が正しかったのか?
本来の自分は?馬はより速く走ることがある意味使命だ。全力で走れるようになることが彼らの生きがいと言っていい。多くの植物は太陽の光を多く浴びて大きく育つことが自然だ。わざわざ日陰に入り、ひょろひょろになる必要はない。
本来のアメリカ、本来の米軍、本来の自分、一体我々はどうあるべきだったのか。
赤痢菌やエボラ出血熱の細菌やウィルスは宿主を殺してしまう。しかし、だからと言って、赤痢菌自体が死滅してしまうわけではない。人間以外の宿主が居て、人間以外の宿主のもとで繁殖できるからだ。生物多様性がこういった病原菌の生存を可能にしている。
人類と言う種の中の生物多様性を無くさせてしまった我々は、ある意味、自らの存続可能性を否定してしまったのかも知れない。
我々は何をやってきたのか。そういった疑問を持つこと自体が許されなかった。組織があり、その組織の中では、組織目標は絶対的だった。しかし、そういった体制自体が間違いだった。我々の力はあまり強く、結果的に我々の行動を止めることが出来るものはどこにも存在しなかった。
我々は神になったのだ。我々が使う人間はどんなこともやった。彼ら自体に意志はなく、彼らは単なるロボットだったからだ。サブリミナル効果で意識下に指令を与えれば後は自動的機械のように彼らは目的を達成して行った。
我々自身に自らサブリミナル効果で不屈の意志を与えようという試みもあった。しかし、結局失敗だった。あまりに攻撃性が強くなり、破壊だけに走ってしまうからだ。不屈の意志、それは、越えられない大きな壁があってこそ意味がある。全てを支配できる力があるとき、そこに不屈の意志は必要ではないどころか、却って体制全体を破壊してしまう。
我々は神になった。しかし、それが正しかったのか?神になるためには人間であることを止めなければならない。それはまさに自殺であったのではないのか?
2015年12月24日22時35分 武田信弘
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