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(回答先: 全球凍結(続3) 投稿者 taked4700 日時 2015 年 11 月 27 日 12:19:37)
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13553853.html
全球凍結(続4)
我々の過ち、それは強くなりすぎた点だ。我々は万能になりすぎた。
マグニチュード9の地震が2004年に起きたことが予定外だった。歴史を振り返れば、M9地震は100年以上の間隔を置いて起こるのが習わしだったからだ。
リスボン沖地震が起こったのが1755年、これが三シーズン前の超巨大地震シリーズの最後。前々回シリーズの始まりはスマトラ沖地震、1833年。シリーズの最後がチリ・イキケ地震、1877年。前回シーズン最初が1952年のカムチャッカ地震。最後は1964年のアラスカ地震。間隔は78年と85年。確かに短くなっていた。しかし、たったの40年後に起こるとは予想していなかった。2004年、2011年、2024年とM9地震が続き、このシリーズは終わったはずだ。
考えてみれば、我々はあまりに人々をコントロールしすぎたのだろう。ごくありふれたミスだった。自信過剰。
M9地震が起こるためにはプレート間の歪みが蓄積する必要がある。プレートの動きは長期間一定なので、M9地震の間隔が短くなっていれば、次回シリーズまでの間隔は却って長くなるというのが専門家の見立てだった。
人間は媚びるものだ。我々の権力があまりに強くなり、専門家は我々に媚びることしか言わなくなってしまったのだ。もちろん、このことは事前に分かっていた。だから、特別編成の一団の学者集団が作られていて、サブリミナル効果で自由に意見を言わせるようにしておいた。しかし、結局、そういった学者集団を管理すること自体が誘導になっていたようだ。
2000年ごろからごく小さい地震がヨーロッパで起こり出し、続けて北アメリカ大陸でも発生しだした。地中からどーんという音が響き、家屋がガタガタと揺れるのだ。明らかに硬い地殻にゆがみが溜まっている証しだった。我々の見立ては、内陸型の、つまり直下型の地震が迫っていると言うことだった。1811年のニューマドリッド地震の再来、これが予想された。
実際に起こったことは、しかし、違った。海底火山の噴火が続き、また、地上の火山も噴火した。
すべての可能性を予測することはできない。また、予測できた可能性全てに備えることもできない。巨大なリスクは備えること自体に巨額なコストがかかるからだ。そこに政治的な判断が入る必要が生じる。結果的に、これらすべての判断が間違っていた。2004年に巨大地震が発生すること自体の予見が出来ていなかった。また、M9地震にどう備えればいいかもはっきりしなかった。M9地震が3回も連鎖するとは、とても予測が出来なかったのだ。超巨大地震は歪みを大きく解消する。その結果、地球全域で、本来、超巨大地震は抑制されるはずだったのだ。
大西洋の拡大期は既に過ぎている。今は太平洋の拡大期だ。スマトラ、日本と来て、次はチリ沖のはずだった。北アメリカ大陸西岸は地震の起こり方が違う。トランスフォーム型、つまり、横ずれ断層型だ。日本の次が同じ北半球で、しかも違う地震型で発生するとは予測できなかった。
2015年11月29日17時00分 武田信弘
- 全球凍結(続5) taked4700 2015/12/02 14:22:22 (12)
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