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Re: 昔、犬が自分の尻尾を追い掛け回すのを見た。
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投稿者 日 日時 2007 年 10 月 27 日 23:47:41: IR1H95zbmUf8k
 

(回答先: 昔、犬が自分の尻尾を追い掛け回すのを見た。 投稿者 CCマーク 日時 2007 年 10 月 27 日 01:04:43)

ありがとう、レスしてくれて。

>そしてただ言葉の定義をしているだけ。言葉の定義とはそれを指し示す指(言葉)であって、それではない。

ではまず、その「定義」と言う言葉から確認し合いましょうか。まずは日の考えを述べますので。

言葉を定義する目的は、【対等の】複数存在間で、伝える表現や議論の基礎の思念を共有して、何がしかの結論を認識する為でしょう。
 【対等=言葉を使えない猿や、言葉の密度、速度、周波数からして噛み合わないほどの高次元存在とは非対等という意味です。】
だから、議論とは猿や神とするものではなく、対等の立場、同じ次元同士の存在で行なうものであり、少しずつ違う並行宇宙としての隣人である、その者との議論とは、あらゆる言葉を最終的に全て定義し尽くし、全ての退路を断たねば、その宿命的帰結として、互いの並行宇宙にやがて閉じこもり、議論も平行線を辿らねばならぬ運命にあります。

退路を断ったディベートとは、言語と思念の最低限の共通認識を確認後、その互いの発言を言質し、テーマを決めたら、その決着を見るまで、他の話題には入らない、両者承認の上で結論が出たら必ずそれをシュミレーションでも良いから実行し、検証する。ここまでしないとならないと考えます。

そのために「定義」するのだと思います。

悲しい事に現実問題として、誰でもそんな相手に巡り合うことは万に一つも無いでしょう。
何かを導き出したい、結論を出したい、と思っても、いつも議論は空回り、求めても求められない、もどかしさ。
全ての隣人が、少しずつ違う並行宇宙の中で、少しずつ食い違う共通認識で生きている。
その中で一番近しい者同志が意見が合ったと錯覚し合っているだけです。

これでは複数存在間にそれぞれの主観はあっても「真理」は存在していません。
複数存在間に、退路を断った数理的とも言えるほどの共通認識が持ち得た時、ひとつの客観が生まれますがそれでも「真理」とは違うでしょう。

真理は導き出せない。これはひとつの真理です。

ではせめて想定しよう。ということです。

あくまで仮定の話として。

答えは既に出ているはずです。どこかで。
そうであるとして、それを如何に見出すか。
それは少なくとも対等を超えた未知の次元にあるからこそ、「答え」な訳です。
言葉の密度、速度、周波数からして噛み合わないほどの高次元かも知れません。
そこに向けたチューニングの焦点が偶然合って、その言葉を聞いたとしてもそれでは理解不能でしょう。
ですから議論では辿り着けない地点にあるとも言えます。

だからこそその高みを目差す前にすべき事があります。
勝てずとも負けない、自らの足場を確立すること。

敵に殺されては、師匠に合う事は出来ない。だから敗れるな。
これを肝に銘じた若き日に、花鳥風月に代えて詠った句があります。

「音も消し闇の地走る粉雪に吾生涯の仇敵見たり」

降雪の少ない地域では、前触れも無く降り始める夜更けからの粉雪というものは、翌朝意表を突く世界を出現させます。
雨戸を閉じた皆の深い眠りに付け込み、密やかに景色を白一色に塗り替えて行くその様と、隷属支配のための洗脳とがダブって見えたある朝。
こんな雪ひとつにすら気付かずに、彼らに敵うはずも無いと、情けない無力感に襲われました。

決して騙されぬ、洗脳されぬ、透徹した精神をまずは確保せねばならぬ。
正体も知れぬその敵の、どんな巧妙な罠が仕掛けられていようとも、敗れないためには?

何も解らないので、とりあえずは「この雪」に焦点を合わせてみたのです。
何ヶ月か経った頃、眠りの夢の中で、現実に降る雪に気付くようになり、四、五年はこの能力を維持していました。
この能力をシュミレーションとして達成したその次の課題。

既に答えが出ている?

それが真理ならば、絶対、完全であるという事なのだから、この森羅万象とて「答え」「真理」でなくてはならない。

この世界を観る時、宇宙全体に全存在の種類とその進化の過程とが同時に見て取れるのは何故か?

それは過去現在未来が同居しているのと同じだ。あの種はこの種の過去であったり、未来であったりする姿の変形であるなら、「真理」も又、今この現在に見て取れる。それは類推。


言葉とは不思議だ。一体誰が作った?それを誰も知らない。神か?なるほど、示す辺に申す、書く。示し申す。それが神か。
それを知った上でその字を造る事の出来た存在が、過去に確かに存在した事の証でもある。

言語考古学を始めよう。そしてその根源の一字へと到達した男がいた。



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