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「事なかれ主義」というか何というか
ともかく、正当な不満を言えないという状況がある。
その環境になるのは、大まかに分類して3つである。
1 その人が「不満を言わない。事なかれ主義」
2 その人の上司が「不満を受け止めない。事なかれ主義」もしくは「上司が困る」から「事なかれ主義」にならざるを得ない。
3 組織の体質が「事なかれ主義」になっている。
このように言うと「いずれにしても、腐った組織のどこかが悪い」と感じるかもしれないが、みんな本業に忙しく「余計な時間などない」から、結果的に「事なかれ主義」とならざるを得ないという部分もあるだろう。
誰だって、朝晩と時間外労働しながら昼食もまともに食べる時間もないのに「余計な面倒などに関わり合いたくない」のは当然であろう。
公務員の体質として「事なかれ主義」があると言う意見を聞いた。
まあ、納得できる部分も多い。確かに公務員は「積極的に仕事を開発しようという意識が欠如している。」
それどころか「決められた仕事すらも放置して帰宅してしまう」という面もあるようである。
しかし
「サボっていて、仕事が残る」と「懸命に仕事をした結果として、仕事が残った」のは「外部から見れば同じ」であっても「本質的には大違い」であろう。
「帰宅前に2回の見回り確認が義務付けられている」として「2回見回りしたら、最終電車に間に合わない」のなら、誰だって見回りなどしないで帰宅の途に付くだろう。
若干話がそれたという感もあるが、日本人というのは全体的に「負の要素の固まり」であろう。
先に挙げた3つの要素を全て兼ね備えているのであるから救いようはない。
「忙しい上に、奥ゆかしさを美徳とし、愚痴を悪徳とする。」
「上司とか仲間に迷惑がかかるというようなことは、無条件で回避しようとする。」
「システム(組織の構造)が、そのような日本人の習性を見越して構築されている。」
これでは、文句を言うのはKのようなアホか変人だけにならざるを得ないだろう。
往々にして、変人とか評論家というのは行動が伴わず口先だけであるから、そいつらが騒いでも逆効果になるくらいで「何も改善しない」
【真理と運動】
http://www.asyura2.com/07/idletalk25/msg/670.html
一言で言ってバランス感覚の問題だろう。
車は両輪がバランスよく回って進む、どちらかに偏りすぎたら進まないで回転するだけである。
【富の再分配が政治の使命】
というのは誤りではないが、正解でもないだろう。
「努力した貧乏人」と「努力をしなかった貧乏人」では違うからである。
同時にそれは、「金を持っていることは、即、罪ではない」ということでもある。
「他人の2倍の仕事をした人は、他人の半分しか仕事をしなかった人に比べ、約4倍の報酬を【使える】のは、ある意味当たり前」でもある。
「家族の事情で働けない」とか「健康問題で働けない」のと「働けるのに働こうとしない」のは、表面的には同じであるように見えても、同じではない。
「働けない者」は保護で良いが、「働かない者は働かせる」しかないのである。
労働基準法は遵守しなければならないが、その範囲内で「キッチリ仕事をしてもらう」のは、これも「当たり前」であろう。
税金は「ノメシ」を養うためにあるのではない。
【ホームレスに関しては住宅の無償提供がどうしても必要です.】
ホームレスというのも「種類を分類」する必要がある。
「働く気はあるが、受け入れてくれる場所がない人」
と
「人との関わり自体が苦手」という人では対処法が異なる。
無理に「国が住宅提供する」という必要があるか?という問題もあるが、働く事ができないのなら、保護であり、そうでなければ「自立的な更正」を促すようにしないといけない。住宅提供は行っても一時的な措置であり、安住させてはいけないだろう。
【住宅・医療・雇用政策について】
これ、「小さな政府論者」なら、政府脱却で考察する必要がある。
つまり、政治問題ではなく、社会機構の中での課題として捉えるべきになる。
NGOでも何でも良い。民間ボランティアでの解決という方向に向かうことになる。
「小さな政府論」は必ずしも間違いではない。
しかし、それを主張するなら「政府への甘え」は捨て去る方法へ庶民を導く事になる。
その場合
【冷たい言い方かもしれませんが、知的怠惰な老人は、損をしても、やっぱり自己責任です】
というのは「政府の言い分」であり、民間側では「民間側でセーフティネットを構築する必要がある」ので、民間としては「この主張はできない」と言うことになるのだろう。
現実問題として、人間得手不得手があり、歳をとれば「誰でも自立は厳しくなる」
政府に頼らず、民間でできるのか?がポイントであり、「税金を払うが政府に尻ぬぐいを頼む」か「税金を払わないで、自分らで解決する」の二者択一でしょう。
で、最初に戻るが「記事転載の人たち」が少なくなった阿修羅では「何をするべきか?」を考えないと先細りになるでしょう。
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