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子供の時からの疑問があります。ドイツにおける第一次世界大戦後のインフレーションのすさまじさを記録映画で見たことがあります。
第1次世界大戦後のドイツのインフレーションは、誰が何を目的で描いたシナリオだったんでしょうか?それとも、単なる金融・経済現象だったのでしょうか?
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以下の資料は、『虚構のナチズム』池田浩士著 人文書院 2004年より引用しました。
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1923年は、空前絶後のインフレの年であった。
1922年6月24日(ユダヤ人外相、ヴァルター・ラーテナウ暗殺)
1ドル=350マルク
7月末 670マルク
8月中旬 2000マルク
10月末 4500マルク
11月9日 9000マルク
1923年6月30日 1ドル=100万マルク
8月8日 500万マルク
8月13日 1億マルク
10月9日 10億マルク
11月15日(新通貨「レンテンマルク」発行)
1ドル=4兆2000億マルク
11月16日(旧紙幣発行停止、一兆紙幣マルク=1レンテンマルクとする)
1ドル=4.2マルク
レンテンマルクの発行によって通貨は安定したものの、物価指数は、大戦前の1913年を1とすれば、22年1月の20から23年1月の329、8月の11万、10月の4億、と上昇を続けたまま、23年12月には818億に達していた。
(第1部 ドイツの受難と英霊神話の創生 U最初のナチ詩人が残した遺産 p113 より引用)
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経済にお詳しい方、どなたかご教示願えれば幸いです。日本では、ドイツのインフレはもう過去のお話で、参考にする必要もないのでしょうか?