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嘘つき小僧ブレアの正体
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投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2004 年 1 月 17 日 08:52:50:d/vusjnSYDx0.
 


「すみちゃん」からの質問にお答えします。

>なんでブレアが労働党なのでしょうか?
>ブレアは、強欲米国企業の若手CEOみたいに見えるのですが。
>あのスマートで精悍な感じ。
>なんであれで労働党で支持が得られるのか、私の理解を絶するものがあるのです。
>英国事情が分からないからですが。

父親が保守党の政治家で、下院議員を目指していたのに、嘘つき小僧が労働党に入ったのは単に当時の労働党幹部の面子・人材水準からいって、保守党よりは出世のチャンスが多いと判断したからに相違ないと見ています。彼にはハッキリいってイデオロギーはありません。首相になってから実施した政策はPFIの美名の下に国有財産を民間に二束三文でたたき売るなど、後援者である特定の私企業、資産家への利益供与としか思えないようなことばかりです。むろんイラク侵略はその真骨頂で、真のスポンサーである赤楯関係者へのサービスだったと見ます。

それなのにどうして労働党員が彼を支持するか、というと何といっても政権を取ったことで、閣僚から地方自治体の幹部まで、党員に官職、ならびに政府発注案件を労働党後援者に斡旋できることが大きいでしょう。英国政界は議会制民主主義の本場とかきれいごとをいっても、日本で自民党がやっている利権政治と本質的には同じで、うまい汁を吸わせることができる、という利権ブローカーの立場に思いっきりつけ込んでいるわけです。この話は労働党員の医療関係者から直接聞いた話ですが、嘘つき小僧政権になってから官職(NHS:国民健保も含めて)の数は大幅に増加したそうです(分野によっては倍増している由)。例によって国民の税金を自分の保身のためのバラマキ原資にしているわけです。むろん伝統的な労働党左派は嘘つき小僧のNew Labourは「労働党をハイジャックした」と悲憤慷慨していますが、あくまで彼らは少数派です。

嘘つき小僧の本質はガリガリの権力亡者です。彼には英国をどういう国にしたいか、の哲学はありません。あるのはスポンサーである企業・資産家への利益供与、その見返りとしてなるべく首相でいたいといことだけです。(最近では2009年までがんばるなどと言い出している)だから嘘つき小僧の政治家として目標は、単に権力を手にするというのが最終的な最終点で、権力をもって国家をどのようにするかのビジョンはありません。その意味では「英国の竹下登」(これほど非道いケナシ文句も一寸ないだろうな)といっても過言ないほど無内容な人物です。国会での質疑応答を見ていると自分なりのビジョンなどまったくない人間であることは明らかで、やたらに滑らかな弁舌でその場その場をごまかしながら凌ぐだけです。

実は知り合いの古参労働党員(大学講師兼ロンドンの市会議員)などは嘘つき小僧が1997年に政権を取った直後から、「あいつは中身はゼロで、スカスカのカスだ(あれ、どっかで聞いたセリフだな、あはは)」と、口を極めてけなしていたのですが、当時はあまり政治に関心はなかった関係で聞き流していたわけなのですね。今になって鮮明に思い出した次第です。

カネにも異常に汚い人間です。前にも触れましたが細君のシェリーも同じようにカネの亡者で、2002年の12月にはCherie Gateなるスキャンダルに巻き込まれました。これは嘘つき小僧夫妻の大の親友であるキャロル・キャプランなる元ヌードモデルのライフスタイルアドバイザーがいて、彼女はシェリーとは一緒にシャワーまで浴び、嘘つき小僧の秘密の愛人との噂まであるいわくつきの怪しげな女なのですが、彼女にはオーストラリア人の男友達がいて、これがまたそこらじゅうで詐欺の前科があり、何回も有罪になっていて、入国したら即入獄となってしまうので近づけない国も一つや二つではないというコワモテです(名前はピーター・フォスター)。

当時シェリーはブリストル大学に入学した長男のためにブリストル市内にフラットを買おうとしていたのですが、これを聞きつけて不動産屋との交渉を買って出たのがこのフォスターだったのですね。相当強引で汚い交渉の結果400万円ほどの値引きをさせたのですが、この男がよせばいいのに首相夫人の代理人までやってるんや、とオーストラリア人の友達に自慢のメールを売ったため(バカですねえ)、デイリーメール紙にたれ込まれて、大騒ぎになったわけです。同紙に問いただされたシェリーが、フォスターとの関係を否定したのに、後で例のメールが暴露されて、嘘を付いたことがばれて、嘘つきババアということで本格的なスキャンダルとなってしまった事件でしたが、この間ぜーんぜんしらんぷりを決め込んでいたのが亭主の本家本元嘘つき小僧で、当然です新聞からは、「亭主のくせに合計で一億近い不動産を買う話に絡んでなかったわけネエだろ」、とぼろくそに叩かれていました。まあ数百万円の割引きほしさに、プロの詐欺師まで動員する、というとんでもない首相夫妻なのですね。

そういうわけでイラク侵略なんかもおそらくは、カーライル当たりから終身年金付きの役員ポストをちらつかせられたのではないか、とまあかように考えている次第です。

それから前に一寸触れた嘘つき小僧の「出生の秘密」についても一言。まず第一に私は反ユダヤ主義者ではありませんので(ユダヤ人の知人もいる)、ユダヤ人狩りのようなことには絶対反対の立場であることを明確にした上で以下推論します。

以前にも述べたように嘘つき小僧の父親Leo Blairについては率直にいってユダヤ人である可能性があります。写真を見る限り頭蓋骨が短頭であることなど、東欧系ユダヤ人にしか見えません。ユダヤ人であるGeorge Orwellの本名がBlairだったというのは別の投稿者の情報ですが、確かに典型的なScottish/Irishの姓であるBlairの持ち主がユダヤ系であっても不思議はないのです。 というのもユダヤ人の定義は「ユダヤ人の母親を持つこと」だからで、ユダヤ女性がBlairという名のスコットランド人と結婚すればBlairに改名しますが、生まれた子供はユダヤ人ということになります。嘘つき小僧の父方のおばあさんがユダヤ系だった可能性があると思うのです。(まったく根拠レス)

嘘つき小僧の伝記を読むとどれも父親についての記述はいきなり「大学の講師兼保守党の政治家だった。」で始まって、それ以前の記述がほとんどないのも不思議です。こんな話を英語で英国や米国でしたら、たちまちpolitical correctnessでしょっぴかれて、へたをすれば留置場に入れられかねないのですが、敢えて無責任に偏見丸出しでいうなら嘘つき小僧の目がたれ目でなく、若干つり上がり気味であること、やたらと能弁であること(確かに頭の回転は速い)などもどうもユダヤ系ではないか、という印象を与えるものです。

こんなことを言うも、アイゼンハワー元大統領がユダヤ人だったこと、クラーク将軍がユダヤ人であって、アイゼンハワーと全く同じようにスピード出世していて大統領の職にも色気を示していること、等々、明らかに闇の権力者はユダヤ系のホープを見つけると、カネや権力を思う存分与えて高級使用人(知的執事なんて呼んでるヒトもいたっけな)にする、というパターンは時代を経ても全然変わっていないようだからなのですね。ただし奥の院の意向に逆らった時の安全装置として、ユダヤ系であるキャロル・キャプランのような人間から情報を収集して弱みを握っていたのであろう。彼女はエージェントでなくてもモサちゃんのコンタクトであったことは間違いなかろう; 最初からモサちゃん関係者ではなかったかもしれないが、首相官邸にフリーパスで、首相夫人と一緒にシャワーまで浴びるようなコネを付けたユダヤ人をモサちゃんが利用しないはずがない。)だからCherrie gateも「一寸でも逆らったらもっと凄いスキャンダルが爆発するかんな」という脅迫だったのではないかと見ています。

嘘つき小僧は大学時代もしくは労働党入党直後におそらく赤楯関係者に目をつけられて、英国の政治状況を米国型の保守二大政党に近づけるための遠大なプロジェクトの担当者を仰せつかったのではないか、と見ています。長期的なお題目は「ガチンコの階級闘争よさらば!」だったはずです。

英国の階級についてはまた別の機会に書きます。しばらくコンピュータにアクセスできないので投稿しません。ではまた。

PS:

>英国では、競馬は、低所得者層からの金集め(第二の税金)になっていないわけです>か。
日本国は、(いいところもあるけど)そういう悪辣なところがあるなあ。
といった卑屈さはあまりないようです。) に対するコメント

英国だってギャンブルはありますが、日本のように非合法になっていない関係で、大企業が取り仕切っています。英国に最初に来ると町中にbook makerという看板があるので、「さすがにシェークスピアの国だ、製本業者がこんなに沢山あるのか?」と思いきやこれが、全部賭けの胴元業者(bookmakingは胴元業者の意)だったんですねえ。次のローマ法王の当てっこから、サッカーの勝敗予想まで何でも賭けの対象にしています。中でもWilliam Hillなどはどんな小さな町にも支店があるくらいの大企業です。他にもビンゴホール(日本でいったらパチンコ屋みたいなものか)が、これも人口5000人を越える町だったから必ず常設されてます。

だからやっぱり英国でも下層労働者階級は気の毒に、ギャンブルでしこたま搾取されているわけですが、日本と違うのは公営でないことですね。

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