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(回答先: 小僧ブレア＝エージェント論? 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 1 月 21 日 17:20:02)
すみちゃん
ちょっと遅れましたがお答えします。
＞父親は下院議員にはなれなかったのでしょうか？
Leo Blairは40歳の若さで脳溢血を患って口がきけなくなったのです。むろん政治家を続けられるわけはありません。嘘つき小僧がやたらとフィットネスに熱心なのは（それ自体は良いことですが）、父親のようになりたくない一心だとも考えられます。無論口のきけない父親の無念さと、その無言の願い（国家はどうでもいいから、とにかくやみくもに権力を取れ）は嘘つき小僧には痛いほど分かったのではないか、と思われます。
＞日本でも社会党が勝った自治体で官職が増大したり、公務員給与があがったりしたのと似たような感じでしょうか？
同じでしょう。例えばNHS（国民医療制度）などは20万のベッド数で、職員数が20万を超えているのです。高給取りの妙な管理職ばかりふえて、医者に事務管理上の注文をつけ、会議をやたらやるので肝心な治療に時間がさけない、という苦情は非常に多いようです。かつての日本の国鉄とそっくりですね。NHS官僚は相当の集票力をもっているというのが専らの噂です。同時に嘘つき小僧は英国のダラ幹の最頂点にいるジョン・プレスコット（卵をぶつけた有権者を殴って警察沙汰になりそうになった阿呆）を副首相にしているので、組合関係者も概してうまく懐柔されているのが実態です。
＞竹下登がむしろ立派な人物に見えてくるような気が・・・・
竹下登よりは嘘つき小僧の方が能弁で表面だけでも多少教養があるでしょう。竹下は悪いですが見るからに薄らバカというか、ヒトの顔色を伺って半生を過ごした人間に特有の、あの上目使いの薄気味悪い作り笑いばかりで、ホントに気持ちが悪かった！あれに比べれば嘘つき小僧の方がまだずっと立派に見えます。でも中身については、確かに人種は違っていても同じ穴の狢といった所か。
幕末明治維新におけるアメリカの役割
http://www.asyura2.com/0401/idletalk7/msg/558.html
投稿者 リーマン
幕末期に入った国際金融資本の魔手
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/373.html
は今読みましたが、正直な話、私は日本史のこの時代について自信を持って語れるだけの知識がありません。アーネスト・サトウの日記も、ミットフォードの日記も読みましたが、むろん裏の勢力についてはおくびにも出していません。グラバーの伝記であるScottish Samuraiにも当たり障りのないことしか書いてありません。だから情報が不足しているのですが、グラバーが究極的にはロスチャイルドのエージェントであったことについては非常に蓋然性が高いと思います。下級軍人の息子に生まれたグラバーの場合、ミットフォード（これは英国有数の名門貴族！錚々たる閨閥を代表する本格的エリート階級、彼の姪の1人にはナチスドイツにかぶれて、英国ファシスト党のモーズレー党首と結婚、物議を醸した有名なダイアナ・ミットフォードもいる！）と違って、日本の内戦につけ込んで、というかそれを煽るようなハイリスク・ハイリターンの仕事を引き受けなければ、身を立て名を上げることはできなかったでしょう。
＞最近、雑談板でいくつか変な投稿をついついやってしまい、反省しています）
長壁さんの件で、かなり板が荒れたようですね。余談ですが、なぜ読みたくない投稿を無視できないのか、私には理解できません。英語にbenign neglect（慇懃に無視すること）という言葉がありますが、内容が無いと思うのならクリックしなければそれだけのことではないですか。確かに彼女の投稿は言葉の使い方等、意味不明の場合がありますが、それを言うなら他にも意味不明の投稿はあるし、とにかく「阿修羅に来るとホッとする」とまで言っている人をいびり出すというのは、何か非人間的な感じがします。寛容の精神というのは何時の時代でも、何処の国でも美徳だといいたいですね。
ただし一般論として言うなら、「小泉はとんでもない奴だ！」「ブッシュは非道すぎる！」「日本は何処へ行ってしまうのか？」「許せない！」などの投稿を見て、「それは分かり切っていることで、誰も異論はないはず。だからその先は？」という気持ちになる人がいても、これもまた責めることはできません。だから誰かも言っていたように阿修羅のサーバーHDのスペースを有り難く借用するのですから、「ヒマにまかせて投稿しまくる」、というのでなく、何某か人に知識なりウィットなり提供するというか、ひとひねり効かせた投稿を心がけるのは有意義だと思いますね。でもそれがないから排除するとか、共産党員だから気にくわない、というのは大人気ないように思うのですね。例えばブッシュ小泉氏が詩を投稿していたようですが、画期的な試みで評価すべきだと思います（中身は見てないが）。でも他方で単なる投稿者批判はあまり建設的ではないと考えます。でもこういうことはご本人の自覚に任せる以外にないのですね。誰かが腕力で矯正するべきことではないように思います。とにかく誰かを排除した後というのは、何ともいえない気まずいムードになってしまうのが常です。必ずツケが帰ってきます。
＞この人はエージェントとしては下級という感じがしますね。
＞その理由は、まさに奥の院の意向に逆らわないようにするための保険がかかっている＞ことです（弱みを握られている）。
所詮赤楯直系の血族でない限り、全ての部外者エージェントには「保険」がかかっている、と見た方が自然です。要はその「保険」をそれと見破れるかどうかではないでしょうか？直観ですが直系の血族以外はほとんど使い捨てに近いのではないかと感じています。嘘つき小僧ももちろん鼻くそ小僧同様使い捨て組でしょう。
＞これと共に、多額の金銭を受領していることです。
＞裏切りを警戒され、飴と笞とによって操縦されているこの人物は、
＞ただのお飾り−お人形に違いないという確信を持てました。
多額の金銭を領収したことは間違いないと睨んでいるのですが、あの160億の話は非常に興味深いが、どうなのかなァ？ 昨日の新聞にもまた嘘つき小僧夫人が長男に車を買ってやりたい、とのことで、いきなり、ここ数年労働党支持に回っているフォード自動車の本社国際部にいきなり電話をして、「ウチの息子用に3,500ポンドで買える新車はないかしら？」とやったらしい。もちろん「お宅の息子さんだったら特別割引を提供しましょう。」という返事を期待したにきまっているが、「最低でもその予算の2倍出さないと新車は買えません。」が返事だった由。イイザマである。それにしても160億もらったあとで70万くらいの節約にフォードの本社まで電話するんだろうか？やっぱりあれくらいセコイ、というかガリガリ亡者だったらやるかもなァ。それにしても見下げ果てたゲス女だ。
＞（小泉首相はどうなのでしょう？
＞家族歴に似た感じがある。
＞弱みは−もしかして木村愛二様報告のあの件−留学時レイプ事件だったりして。
＞そう考えるとブレア首相と意外なほどよく似ている）
多分そうなのでしょう。
＞長期的なお題目は「ガチンコの階級闘争よさらば！」
＞このための布石。
＞労働党が担ぐこの人物は、労働者側なのか、資本家側なのか、
＞国家強化なのか、私的領域強化なのか、
だから労働党を骨抜きにするためのエージェントではあることは火を見るよりも明らか。ずばり資本家側です。反資本主義者である私は嘘つき小僧は大嫌いだし、あの面を見ると最近は吐き気がします。彼の政策に国家を思う真情はありません。国民の財産を薄汚い企業家にばらまいて賄賂を取るだけ、に情熱があるように見えます。
＞最後ですが、ブレアは、あの風貌で、労働者たちに人気があるのでしょうか？
＞若くて清新なイメージあって国民に受けていたということですか？
＞風貌のことになって申し訳ありません。
＞日本では、小泉首相、管直人氏が風貌で得をしていますよね。
嘘つき小僧が1997年に政権を取った時は、私も「なかなかカッコイイし、正直そうだし、能弁だし、これは凄い大物が現れたものだ！」と思っていたのですから、人を見る目がなかったと言わざるをえません。嘘つき小僧が首相官邸にジムを作って毎日運動しているのも、基本的には良いではあります。腹やあごのたるんだ政治家はやはり頼りなく見えます。英国では今3人に1人が肥満傾向で5人に1人は病的な肥満、という悲惨な状態なので、よけいに国民からはあこがれと尊敬の目が集まったことでしょう。ズバリ言えば嘘つき小僧は国民を騙すことを課題として与えられた役者なので、大衆に受けるルックスは必須条件です。政治は「劇場型犯罪」の段階に入っているということか。
イラク侵略直前に国民の合意を取り付けようとした嘘つき小僧が、テレビで主婦達と談話したときに「この僕がこれだけ頼んでもダメ？」、というニュアンスのことを言いましたが（哀れなことに返事は「あなたは一体あと幾人殺せば気が済むんですか？」、だった。）。まさに個人的チャームで「本当の支配者」のために、無茶苦茶な政策をゴリ押し出来る政治家が今最も求められているのでしょう。（赤楯公が言っていた「猛毒でも砂糖をまぜてオブラートにくるんで大衆に押しつける」だけのずうずうしさ、傲慢さを持っていることが必須要件なのですね。小泉も菅も同じ傾向でピックアップされた人材でしょう。（スケールは小さいが）
それでも嘘つき小僧の本質を早々と見破って「あいつはスカスカのカスだ（He is a man of no substance.）。」と言っている人もいたのだから、人を見る目のある人間には明々白々だったのでしょうね。
余談ですが前に話に出たタム・ダリエルなどは70歳近いのにかくしゃくとして均整が取れています。食べ物のバランスがよく運動が習慣になっている証拠です。とにかく貴族に生まれはしたが、その身分をむさぼることなく、恵まれない人間の守護者として、すべての戦争に徹底的に反対してキャリアを棒にふったダリエルは最高にカッコイイ人物です。（彼は20余年前には保守党・労働党が挙国一致で支持したフォークランド戦争にも、院内幹事に逆らって徹底的に反対したため、出世の道が閉ざされたのです。アルゼンチンの巡洋艦ベルグラノが撃沈されたときも、サッチャーを非難して大騒ぎした由。）
ちなみに最近の嘘つき小僧はだんだんゾンビのような顔になってきて、インデペンデント紙の漫画でもまるでグロテスクで気味の悪いバンパイアのように描かれています。正直言ってユダヤ系の英米人が年を取ったり、健康を害するとデカイ鼻ばかりが目立って、本当にユダヤ人っぽくなります。不思議なことに若くて元気な時はユダヤ人には見えません。指揮者のレナード・バーンスタインなどその典型でした。嘘つき小僧がユダヤ系かどうかはまだ仮説の段階ですが、今後もますますユダヤ的風貌になっていくような気がします。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。