★阿修羅♪
 ★阿修羅♪
 次へ  前へ
Re: レス1:それにしても腑に落ちない点 投稿者 PBS 日時 2002 年 5 月 16 日 23:57:51:

(回答先: レス1:国債問題の基本 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 16 日 18:48:17)

この文章を読んで、いろいろと腑に落ちないところがあるのですけれども、まず、最初に気になるのは
このフレーズです。

”国債暴落の阻止は守りの政策であり、財政再建も景気には悪影響を与えることは、小泉首相
にも分かっている。国民に「痛みに耐えよ」とは言っても、景気回復のために何らかの政策を
打つ必要がある。しかし、金利の引き下げ余地はなく、財政出動も国債暴落阻止という大目標
があるために使うことができない。”

どうもいろいろ考えていくと、とりあえず今のところ日銀による国債の買いきりを当面進めても
直ぐにハイパーインフレになるような状態でもない。むしろデフレを解消し穏やかなインフレ基調
に導いた方が都合がいいということらしい。となると、まだまだ、国債を発行して財政出動する
余裕もあるわけで、なのになぜ、小泉総理は「財政出動も国債暴落阻止という大目標があるために
使うことができない」と考えてしまうのか。

いわんや経済担当相の竹中氏に至っては、クルーグマンとオブズフェルドの共著「国際経済理論」の
邦訳までしているのだから理解していないとは到底思えない。明らかにマクロ経済学的には考えられ
ない動きを、彼等は政治的にしているわけです。

ではいったい彼等はなぜここにこだわるのだろうか?

なぜ、ムーディーズは国債の格下げを検討するのか?それは米国が何か意図していることがあるから
なのだろうか?それとも外圧を利用した旧大蔵官僚の策略なのだろうか?しかしそれにしても、単なる
経済音痴とか経験不足、抵抗勢力による内紛などというレベルでは片付けられない何かがあるように
感じるのですがいかがでしょうか?

 次へ  前へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。