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(回答先: Re:海外金融資産と日本国債 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 22 日 16:52:01)
丁寧な反論ありがとうございます。ですがまだ納得できません。
まず3兆ドルの海外資産(これはフォーブスから引用したものです)の内訳に関して。トヨタなどは多額のアメリカ投資を行っています。3兆ドルという数字はそうした実需がほとんどと考えます。確かに前のメールではフォーブスの意見をそのまま紹介しましたが、誰にも明細はわからないのでは?
日本の銀行が日本で投資機会を見つけられずアメリカに多額の投資をしたというのは事実だと思います。しかし3兆ドル(現在のナスダックの価値に等しい)をアメリカに投資していれば極端なドル高/円安がおきたはずです。
例えば1月に三井住友はゴールドマン・サクスの株を売り数千億の”利益”を得ましたがこれなどは住友の海外戦略の失敗の結果であり資本逃避ではなかったと思います。
逆に日本経済が弱り、極端な円安になれば保有する海外資産は円換算で増えるわけですから、海外資産(海外金融資産ではない)は十分緩衝材となると考えますがいかがでしょうか?
ちなみに速見日銀総裁の任期は今年で切れます。おそらく次の人は”調整インフレ”的な考えを持ったひとでしょう。その場合日銀法を”改正”して適度なインフレを進めれば国債の消化にも問題ないと考えます。アメリカは現在もインフレにありますが誰もそれを”軽い”デフォルトとは言っていません。再度の反論をお待ちします。ちなみに国債を全額返済する必要はないわけで、市場が納得するまで下げれば十分なのでは?