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(回答先: 根源を考えてみる 投稿者 楽観派 日時 2002 年 5 月 31 日 21:56:44)
今日、日本国債の格付けが2段階落とされたそうだ。日本の経済のやり方は、国が国債を出して、その金を公共事業やバブル崩壊で倒産しそうな銀行などにつぎ込み、それで何とか持っているようなものだ。実を言うと、昭和50年代の終わりぐらいからはこの傾向が非常に強くなり、日本の輸出力の背景には、日本国内での国債による借金で支えられている生産力が在ったといっていい。本来、こういった経済のあり方は、短期的にしか出来ないものなのだ。簡単な理屈で、多くの国が日本と同じように、国債を出して、それを公共事業にまわし、景気を支えて、輸出しようとし出したらどうなるのか、ということなのだ。絶対にこういう形は存在できない。短期的なものとしてのみ、存在できるのだ。政治家が、国債格付けの下落があっても、円高になっていると言っている。円高、円安は非常に短期的なものを反映する。長期的な問題が常に重要なのだということを言わない政治家は、ほぼ、国の指導者としては失格だ。 多分、このままでは、早くて半年、遅くとも数年の内に、大幅な円安がきて、ハイパーインフレが始まる。かって、台湾では年率1000パーセントのインフレがあった。そこまで行くとは思えないが、100パーセントを越えるインフレがありえる。