現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 日本の戦前の経済支配層は現在の富裕階層の基盤であり、米英支配層による弱肉強食の論理共有において戦前戦後一貫している。 投稿者 現実的ぼくしんぐ 日時 2002 年 9 月 07 日 05:04:56)
民主主義なぞないぞ
貧困・暴力・議会汚職が蔓延するアメリカ社会を目指すなら
http://www2.ocn.ne.jp/~chikyuu/musaku.htm
米国は自由で平等な社会ーーーそんなものはあり得ない。
経済力のない市民は満足に医療サービスも受けられない。
「治療費も保険料も高い、
だから余裕のない人は保険加入できない。未加入だと医療費を払えないと思われ診療を拒否される。救急車 を呼んでも乗せてももらえない」
「医療は生きていくための最低限の権利だが、保証されていない。
共産主義者ではないが、公共性の高いサービスまで市場原理が幅をきかせている。不自由なことだと思う」
教育は一握りの裕福な人達のもの
「一方低所得者が住むオーランドでは、コンピューターではなくコンドームが散らばっているような公立学校。退 学率も5割を超える。この人たちは政治家にとって金にも票にもならないからほうって置かれる」
高い学歴で高い収入を
「大学の授業料、生活費などを学費は年間最低で33,000ドル以上必要だが、サラリーマンの平均所得を上回 る。州立大学でも20,000ドルを超える。学費の高さが庶民の大学進学を拒んでいる。
しかも米国は日本以上に学歴社会。学歴の差がそのまま収入の差になるから富裕層の師弟が大学を出て高 収入を得て、ますます経済格差は広がる」
「例えば企業トップの収入は急激にアップしている。一方で一般市民の収入は時代とともに逆に下がっている。 社長と社員の収入の差は400倍ぐらいある。日本はせいぜい8倍。貧富の二極化が進み、富裕層に有利な社 会になっている」
貧乏人は犯罪者で危険なテロリストだ
「教育は社会に出るための武器なのに経済力がないとそれすらない。丸裸で社会に放りだしておいて、罪を犯 したから自己責任と言われてもーー
とにかく市場権利だから金のあるなしで決まる。機会の不平等は厳然としてある」小林 至氏
日本の良さ
「医療や教育は皆さんの知っての通り。税金だって、日本は所得税が高いといわれるが、年収4千万円ぐらいま では税率は先進国の中で低い」
日本経済が、アメリカで生まれアメリカ経済をダメにしていった、アメリカ的金権主義に染まっていくことを非常 に懸念している。
今、日本が進みつつある道は、アメリカがたどったのと同じ道なのである。
アメリカという社会は、日本から見ると自由と平等・そして実力主義の社会というふうに見える。しかし、その実 態は、わずか一握りの人々の利益のために、日々、何万人という社員がクビになり、会社が売り飛ばされ、解 体されている社会なのだ。早い話が、ほんのわずかな人々の利益のために、対多数のまじめに働く人間が、踏 み台される社会なのである。
私は、そのアメリカの歩んできたおかしない道を、決して日本には歩んでいってほしくはない。ビル・トッテン著