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(回答先: 日本はできるだけ自然をもとのようにもどすことが肝要ですね 投稿者 ウッチャー 日時 2002 年 9 月 14 日 06:01:23)
おっしゃる通りです。できるだけ自然をもとにもどすべきです。
王権を信奉する支配勢力=武装政権=武士階層は,人を切る訓練はしていますが,土に馴染む生活体験がありません。従って,彼らはエコロジーの思想を持つ余地がありませんでした。人口のほとんどを占めていた農民は,すべて,エコロジストといえます。ですから、王権ないし,王権化した富裕者階層が支配する国では,自然が破壊されていく宿命にあります。逆接的ですが農業を知っている人が国の指導的地位に就任する必要があります。武装政権=武士階層=武士道がなぜだめか、はそういうことです。武士道は,主君に従順にまみえることを使命としていまして,これは強者が弱者を暴力で支配抑圧する社会・独裁型社会における倫理ですから,民主的社会にはふさわしくない哲学です。
カンディンスキーわたしも好きです。「音楽」という習作,たまらないです。彼は法学部教授を定年退職してから本格的に画行に進出しましたね。20歳代の岡本太郎はパリで彼ともであっていますが、太郎は中学生のときに既に完成度の高い純粋抽象作品を作っており,カンディンスキーより,時間的に早いのです。太郎のこの作品は当時友人で後,有名になった作家、野口富士男氏が所蔵していました。
太郎はパリで純粋抽象からはじめ,純粋抽象だけではダメだと,思いいたり,抽象と具象を結合した独自の領域に入り,著名な作品「痛ましき腕」を作っています。