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【911陰謀説もネタ切れですかね】
http://www.psend.com/users/NewYorker9/no083.html
という意見が某HPに載った。
以前にも少し触れた事のあるページであるが、HNも良く分からないし、掲示板もなく
ただ一方的に「意見を書いている」というHPである。
多分であるが、HP制作者はAMLの訪問者で、「9.11陰謀論否定論者」と想像できる。
で、何となく「覗いてみたら」
>【「飛行機が2機突っ込んで、どうしてビルが3つ崩壊するんだ?」】
との陰謀論に対して
>【「ボールが1個突っ込んで、どうしてピンが10本倒れるんだ?」なんて、言ってみたくなる様な話ですね。】
とか書いてある。
この人、これ、本気で言っているの?と言う感じがする。
「倒すことが前提の対象物」と「倒れないことが前提の対象物」を同一レベルで比較している。ギャグならばセーフだが、本気なら「真性」としか思えない。
多分であるが、9.11には「思考レベル」が適用できるとKは思う。
レベル0 いわゆる無関心層、報道を鵜呑みにして「自分では判断しない」というレベルで比率的には一番多い。
レベル1 妄信的陰謀論支持層、どちらというと反政府的な人で、それゆえ、「陰謀論者の言っていることなら、全て、信じてしまい。自らは考察しようとはしない」という層
「公式発表を鵜呑みにする層」に対して「反公式発表なら、無批判に鵜呑みにする」という意味で、レベル0に比べ多少「9.11の知識を有しているだけ」で、真相究明という命題においては、ほとんど役には立たない。
レベル2 陰謀論支持、不支持に関係なく、自らの「思考」で事件の真相を究明しようとしている層。
ただし、ほとんどの場合、ごく初期の段階での「自分の主観が導き出した結論が先にあり」、研究も「先にある結論に対して、有利な情報を恣意的に選択して採用」すようとする。
一度「支持・不支持の立ち位置が確定したら」、ほとんど絶望的に「立ち位置は変化しない。」
レベル0は「公式発表盲信」で、レベル1が「非公式発表盲信」とすれば、「自分の主観・直感を盲信(=信じて疑わない)」しているという層である。
レベル3 結論が先にない研究者。
当初は「先入観」とか「予断」があっても、発見された「情報によって、適切に推論を修正できる研究者」である。
簡単に言えば「結論が先になく、データを分析することによって、結論を導き出そう」という態度で臨むという層である。
で、9.11であるが、多分、「テロは実際にあった」しかし「アメリカはそれを事前に知りながら防がなかった。」という結論にならざるを得ないという気がする。
「アメリカの自作自演」という説を成立させるためには、例えば「航空会社に秘密で自動操縦装置を付けられるか?」という問題がある。
仮に「航空会社もグル」だとすれば「このような問題は解消されるだろう」が、航空会社の整備員レベルまで「陰謀にグル」であるなら「陰謀加担者は膨大な人数になり、秘密の保持は限りなく困難」となるので、「テロ機は自動操縦だった」というのは非現実的だろう。
最近、相次いで「大物」が「9.11陰謀論」を支持するような意見を出しているが、逆に言えば「その様な意見を言っている人」は「陰謀論の中枢にはいなかった」とも言える。
仮に陰謀論が「真実」であるならば「少数精鋭」<秘密の保持<「多数動員」のバランスをどこに着地させるのか?
ここを「無視した段階」で、その陰謀論には「論理性がない」のだろうと思う。
一方、公式発表では「株価の異常変動」だけでも「誰も、まともな説明は出来ない」だろう。
以前、msqさんは「噂が流れた」という見解を書いたが、「その噂の元は?」までは説明されなかった。
多分であるが、この一点だけでも「アメリカ国内に、ほとんど確信に近いレベルで、その日前後に旅客機をつかったテロがある。」と情報を得ていた人がいると言うことは確かであるとしか判断できないだろう。
しかし、突入したのは「偽装機」だとか「ミサイル」だ。というレベルの話になると「衆人環視の中で、リスクが巨大になりすぎる」と考えられる。
例えば「ペンタゴン突入機」の目撃証言では「旅客機だった」という証言が多数あると聞く、さらに、ペンタゴンの内部で「乗客の焼死体が撮影されている」となると、「それまで、全て偽装をするには、多数の動員が必要となり、秘密漏洩リスクとのバランスは取れないだろう。
また、前から書いているが「ペンタゴンへの突入経路上の街灯を折って倒す」というような「偽装」をワザワザ行うとも思えない。
だからと言って「WTC7が、ボーリングのピン」と同レベルの「理屈」で倒壊するかよ?
推理を積み重ねていくと「アメリカはテロを知っていて、利用した。」という結論に達するだろう。