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(回答先: お互い主権国家としての当然の行為です 投稿者 future 日時 2003 年 3 月 27 日 12:29:33)
futureさん、レスありがとうございます。
元の書き込みである『北朝鮮がそのまま反論に使える反論』( http://www.asyura.com/0304/war29/msg/229.html )を書いた目的は、futureさんがレスのタイトルとされた「お互い主権国家としての当然の行為」の正当性を揶揄的に示唆することでした。
まず、偵察衛星を保有することや核弾頭ICBMを保有することに反対ではありません。
(軍備に関しては、できるだけ高い対日攻撃抑止力を維持すべきだと思っています)
米国政権が「ブッシュ・ドクトリン」を公言したことにより94年の米朝合意が瓦解したわけですから、北朝鮮がミサイル開発や核開発を進めることは主権国家として当然の行為です。
しかし、日本政府(外務省)は、米国政権に追随するかたちで北朝鮮のミサイル開発や核開発を一方的に非難したり押しとどめようとしています。
(日本政府が、同時に、北朝鮮への先制攻撃を含む「ブッシュド・クトリン」を撤回するようブッシュ政権に働きかけているのなら話は別です)
その一方で、ミサイルや核の問題も盛り込まれた「日朝ピョンヤン宣言」に署名していながら、それをベースとした日朝交渉は、日本側の一方的な都合で暗礁に乗り上げさせています。
一部メディアのように北朝鮮を「カルト国家」と騒ぎ立てるのは勝手ですが、そのいうメディアに限って北朝鮮の脅威を強く煽っています。
「カルト国家」であろうが「正義国家」であろうが、日本にとって脅威であると考えるならば、よりいっそう積極的に外交交渉しなければならないと考えています。
価値観や政策が違う相手こそ、緊密な交渉が必要だと思っています。