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(回答先: 米国政権が日朝交渉を再開させるはずです 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 28 日 03:04:24)
あっしらさん、こんにちは。
平壌宣言がアメリカの意向でなされたとは初耳でした。阿修羅では当たり前の事柄だったのでしょうか?
当初アメリカは表向き歓迎の姿勢を示してはいましたが、実は日本が勝手に事を進めていたことを心よく思っておらず、アメリカマスコミも非難一色だったというのは覚えています。
しかしアメリカが手引きしていたとなると、日朝の関係改善と日本の軍備拡張は互いに矛盾した格好になりませんか?平壌宣言にも明言されていますが、お互いに脅威となる武力の増強は、日朝の関係改善にとって甚だ障害となるのではないでしょうか。平壌宣言を尊重するのなら、軍備増強といった宣言を有名無実化するようなマネは出来ないはずですが、すでに日本も北朝鮮も宣言を破る方向で動いており、北の核開発などを本気で断念させるつもりなら、日本もトマホークの購入といったような話はできません。
平壌宣言を使って北朝鮮の核開発や武器輸出を断念させるのは、あくまで日朝関係が改善される方向で話が進むのと同時並行であって、仮に北朝鮮主役の米朝合作で日本がそこへ賓客として招かれる構図であるなら、ではアメリカにとってはどのようなメリットがあるのでしょうか?
もしかして日米韓の軍備増強の話は北朝鮮を視野に入れたものではなく、例えば中国などを視野に入れたものであることを既に米朝間で了解済みなのでしょうか?軍備拡張の本当の目的は何でしょう?(神浦元彰氏は対中国であると明言されているようですが)
もしそうであれば話はわかるような気もします。アメリカは武器売却と日本の技術を手に入れ、北朝鮮は日本の資金援助を受けられて、そして日本は金を出すだけ(プラス軍備充実)。先の米朝枠組み合意でも先例があったように、アメリカの議員の私腹を肥やすために今度は日本の金が使われることになりますが(もちろん日本の政治家も一枚噛んでくるかもしれませんが)、そういう八百長の出来レースであったということになりますね。
追記:北朝鮮はイラク攻撃に関してはきっぱりと強気の非難の声明を出しています。ただニュースとして伝えられる回数が少ないので声が小さく聞こえるだけでしょう。しかし米朝合作を踏まえているものであれば、強く非難してみたところで何ら問題はないでしょうね。