投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2000 年 10 月 26 日 22:04:10:
まずいくつか、一般的な話をしてみましょう。
立花隆氏の主張にも登場しますが、下山事件、帝銀事件といった「公安事件」と
呼ばれる、どうにも不可解な部分の多い事件が過去にいくつか有ります。つまり、
日本の現代史の中には、公安事件と呼ばれる、間違いなく真実が捏造されている
だろうことが明らかな部分が存在するのです。私は、このことはもっと注目され
ていいことだと考えています。つまり、現代史のうちで明らかに捏造されている
部分があるのなら、それ以外の部分もかなり疑う必要があるのではないか。いわ
ゆる公安事件と呼ばれるものは、ほんの氷山の一角にすぎないのではないかと。
公安の関わった事件のほとんどは、その不可思議な部分が明るみに出ることなく、
単なる普通の事件として処理されているわけです。(公安というのは、実質的に
警察の非合法活動専門部隊なのですから、彼らの活動がすべて明るみに出るなら、
公安そのものが存在し得ない。)そして、歴史のターニングポイントに行われる、
非常に大がかりな公安活動の場合は、どうしても彼らの行動を隠しきることがで
きず、不可思議な部分を残すことになる。私はむしろそのような事件に「公安事
件」という名前を付けて、「不思議なこともあるなあ。」といった態度を取るだ
けで、それ以上の追求をしないジャーナリスト達の精神構造の方が不可解だと言
わざるを得ません。
(彼ら公安がどれだけの影響力を持っているのか、それは人によって見解は違う
でしょう。しかし、何も知らない人が思うより、はるかに強大であることは間違
いない。そして、彼らですら、闇の力の一部分にすぎないわけです。こういうこ
とを地道に調べていくうちに、「日本の現代史の主要な部分は捏造されている」
と考えるようになる人間は、決して私一人だけではありません。)
また、私は日本の経済状態についても何度か書きました。日本がまさに破局寸前
の状態にあること、そしてその参考文献として、浅井隆氏の著作「超恐慌」など
を紹介しました。しかし、彼の著作が本当なら、例えば日本経済新聞などは、な
ぜ大騒ぎしないのでしょうか。この新聞はいつでも「不況だが、少しずつ景気上
昇の兆し」と書き続けているだけです。どちらかが、嘘をついていることになる。
では、どちらが嘘をついているのか。
(中略)
この件のためもあって、私は浅井氏の著作を、かなり信頼するに足るものだと考
えています。問題なのは、日経新聞だけではない。一般紙のすべてが、そして業
界紙以外のマスメディアのすべてが、間近に迫っている経済的破局を隠している。
なぜ隠すのか。そしてそれ以上に問題なのは、どうしてすべてのマスコミが、こ
の件を隠すと言うことで足並みを揃えているのか。答えは一つしかありません。
情報統制は確実に存在している。すべてのマスコミには、おそらく非常に上層部
における、共通の統制機構が存在しているはずです。
このような奇怪な話は、いくらでもあります。それは今まで私がネット上に書き
込んできたとおりです。私が情報通だと思っている人がときどき居ますが、とん
でもない間違いです。ただ常識を疑うだけで、いくらでも情報は入ってくる。そ
してそれらを調べれば、こんな奇怪な話は日本だけではなく、世界のどこにでも
ある話だとわかります。そして、それらの事件は、各国ごとに単独で起こってい
るのか、それともお互いに関係があるのか。そして関係があるなら、それを動か
しているのは結局一つの組織ではないのか。では何のためにその組織があるのか。
それは何らかの思想(宗教)的な組織ではないのか。このような考えにいたるの
は当然の帰結ではないかと、私は考えています。
この世界には、巨大な虚構が仕組まれています。あなたもよく調べてみて下さい。
特に、あらゆる意味でのタブーの現場を調べてみて下さい。私の書くことが実感
できるはずです。この世界は価値のない情報が大量にまき散らされて、本当に価
値のある情報は人目に付かないところに隠されています。そして、危機は、目前
に迫っているのです。
私のオウム真理教への関心は、「彼らがあまりにも激しく弾圧される」ところに
あります。何年も前から、しかもどのマスコミも共通の論調で彼らを非難し続け
る。こういう状況には何かがあるはずだと考えたのです。そして、実際に出会っ
た信者の印象は、マスコミの報道とは大きく異なっていました。だから私は、
「★阿修羅はオウムの信者だ。」と報道されてしまっても、彼らとのコンタクト
を取り続けているのです。
そして彼らも、フリーメイソンという考えを持っていました。たぶん、彼らは私
とは逆に、宗教的な立場からこの考えに到達したのだと思います。この件につい
ては、私にも責任のあることは書けませんが。
ただ、オウム真理教の社会的な立場は、間違いなく第2の大本教であると私は断
言します。文明の爛熟に溺れる日本人に間近に迫った巨大な経済危機、次におそ
らくは戦争。そしてそれらに対する危機意識から生まれた先鋭化した宗教組織、
そしてそれに対する徹底的な弾圧。この構図は大筋において、大本教となんら変
わるところがない。だから、私は今回の事件において、「一切は国家の仕組んだ
陰謀である」というオウム側の主張を捨てきれないぐらいなのです。
以上、私の立場を一通り説明させていただきました。やっと結論が書けると思い
ます。なぜ私が前回のメールで、不可能かと書いたのかです。つまり、私はマス
コミには絶望しているのです。特にテレビメディアには、ほとんど何の期待もで
きないと考えています。例えばあなたは、現在のテレビで、私が上に書いた経済
危機を報道できますか。できないでしょう。しかしこれは、私の知る限り事実な
のです。
あなたを責めているのではありません。そもそもマスコミは報道を目的として存
在していないのです。マスコミの目的は情報操作です。それは、警察という組織
が、警官個々人がどれだけ誠実であったとしても、全体としては国家の暴力装置
として機能しているのと同じです。マスコミを批判すること自体が、そもそも見
当違いです。
マスコミで何らかの社会批判報道を行ったとしても、それはせいぜいが、国民の
不満をある程度の点で発散させる「ガス抜き」の役割しか果たすことがない。決
して核心を突くことができない。それどころか、批判のように見えて、実は国民
の世論を操作することが目的なのです。例えば、いまの村山首相に対する徹底的
な批判、これは「社会党の連立政権ではダメだ。もっと強力な統制力を持った内
閣で、国を安定させよう。」という世論を誘導するた
め以外のなにものでもない。
(そして現場のレベルでは、それを自覚せずにお先棒をかついでいるわけです。)
ならば出版はどうか。中小の出版社が無数に存在する活字メディアは、国家によ
る統制が強力にかかるテレビ、新聞などに比べて、比較的言論の自由が保たれて
います。私が資料として書籍を頼りにする理由はここにあります。しかし、自分
の意見を自由に発表するには、商業ベースの壁があります。また、書籍は驚くほ
ど読まれなくなりました。映像に頼らなければものを考えられないようにするフ
リーマラソンの教育方針は、映像メディアより統制しにくい活字メディアの影響
力を弱めるという目的もあるのでしょう。そして、活字には、リアルタイム性が
ない。
だから私はコンピュータネットワークにこだわるのです。私の書き込みは累計で
数千人に読まれています。マスメディアには勝てなくても、出版とは互角の数字
です。しかも、読者と対話ができる。ちょうど、あなたに書いているこのメール
のように。活字メディアに比べて情報の信頼度が劣っているのは仕方がないと思
っています。私の文章は契機にすぎない。むしろ、引用した書籍を読んでもらっ
て、少しでも問題意識のある人を増やすことが私の目的です。
そして、私にとってのマスメディアの利用価値は、私の書き込みの参照数を増や
すための宣伝になるという一点だけです。だから私は、「★阿修羅はオウムの信
者だ」という報道にムキになって反論するつもりはありません。逆宣伝でも、と
にかく注目されれば何らかの可能性はあるでしょう。
というわけで、長々と書きましたが、結果的には、あなたのお役に立つような意
見は何もないわけですね。ごめんなさい。私があなたに言えることは、よろしか
ったら私の書き込みを一通り読んで、自分でもいろいろ調べていただけたら、と
いうことだけです。その結果をあなたの■■に反映させていただけたら、私の喜
びではあります。しかし、それをあなたがやろうとするなら、あなたはあなた自
身の所属している組織の実体を初めて知ることになるでしょう。
自由な国・日本。しかしその自由は見せかけにすぎません。我々は、自分のやり
たいことまで、彼らの情報操作によって、彼らの望み通りのことしか思いつけな
いようにされているだけなのです。そして、彼らの意に沿わない行動をする(タ
ブーを破る)人間に対して、この世界は初めてその凶暴な姿をむき出しにするの
です。
タブーを恐れないで下さい。私の書き込みも、既に陳腐なレッテルを貼られてタ
ブー視されています。しかしその中に何らかの真実を見いだしてくれる人がいる
から、私もこうして書き続けているのです。繰り返しますが、重要な情報は、今
やタブーの中にしかないのです。
できるなら、もっと協力をしたいところなのですが、私の活動はもう長く続けら
れそうにありません。韓国では、ネットに政治的な書き込みをすると犯罪になる
ような法律ができています。日本でも、近いうちにそうなるでしょう。
(後略)
★阿修羅 1995-05-01 03:46
以上、ある人へのメールの抜粋
★阿修羅の正体について
http://www.asyura.com/truth3.htm#76
より引用
-----------------------------------------------------------
久しぶりに読み返してみました。
昔はすごいこと書いてましたねぇ、、、
もうすでに5年も経過してしまいました。あっという間ですね。
同じように、いや、それ以上早いスピードでこれからの5年、10年
もすぎてゆくことでしょう。それまでになにをするか、なにができるか。
河上さんが、ホームページを残して去ってゆきました。
トップページの阿修羅像は、河上さんのプレゼントでした。
それまでは何の画像も無いトップページだったんですよ。
「事実を隠蔽する手段としてのオウム」にネットワーカーがのせられている
としたら、今までのあなた達の元気は何だったのですか?
あなたは河上さんのページからから何かを得たでしょう?
あなたも結構頻繁にページをチェックしたでしょう?
あなたも新しい話題に心を躍らせたでしょう?
私は本当の事が知りたいのです。
あなたは、本当のことを求める人ですか?
それとも、嘘に塗り固められたテレビを見続けるテレビ真理教の信者の方ですか?
[俺は違うよ。]
テレビの有名人滝本さんが、あなたに何らかの利益を与えてくれましたか?
テレビの有名人有田さんが、あなたに何らかの利益を与えてくれましたか?
オーマーの有名人西村さんがあなたに何らかの利益を与えてくれましたか?
こんなやつらはくそっくらえだ!
私は河上さんのページを見て、この数年いつも感動していました。
私は河上さんのページを見て、この数年いつも勉強していました。
オウムが言おうが誰が言おうが本当の事は本当のことであり、嘘は嘘。
仮にオウムだとしたら、失うものが無いという強さによってページが作成されてい
たことはわたしたちの利益であり、そのページが何らかの理由によって無くなったと
したらそれはわたしたちの不利益なのではないか、と思います。
誰だって理由無くページをなくす事は無いと思われます。
理由は逮捕予測?
河上さんはもう、始めたときから予測していたのかもしれませんね。
有料ページにしたら消されなくてすむのに、頑なに無料ページで作っていた。
消されても消されても、無料ページで。
追伸:引用した95年の文章中の公安とはお笑い公安調査庁のことではなく、
日本で動いている、日本と某国の表にでない公的機関と、それに類似する
機関のことと理解してください。