投稿者 2001年問題観察者 日時 2000 年 10 月 29 日 12:00:53:
回答先: Re: リンク先をみたらこんなのありましたけど2 投稿者 kkou 日時 2000 年 10 月 29 日 04:58:19:
どちらの側(当局、オウム側、他)も、オウム設立の裏の目的や
それに関わった人脈金脈について語りたがらないのが印象的ですね。
学会が一般に信じられているように大作がすべて掌握している
のではないという考え方を潰そうと努力する人達がいるように、
オウムの問題をすべてアサハラにおっかぶせて早急な死刑に
持っていき、実際にオウムを動かしていた人間やその命令系統には
被害が及ばないように努力してる人がいると思います。
そして、恐らくそのような人脈は他の事に使われるのでしょう。
目立ちやすい悪役をスケープゴートにする単純極まりない
情報操作が「ちょっとやり過ぎじゃない?」と思う程蔓延している。
江川昭子の論調を見て下さい。「裁判が長すぎる。
麻原を早く処罰してしまえ。」というのが彼女の単細胞的な
主張です。その論拠として、被害者の感情を使う有り様です。
これも、麻原の口封じをする必要がある人達にとっては
非常に都合の良い方向へと世論操作しているようにも見えます。
悪者に見える人間が本当にどこまで悪いのかを判定して
処罰を決めるのルールがあるのに、判定を急ぐ事だけを
強調するのはルール違反を奨励するようなものです。
それに、権力者やオウムに関係のない私たち一般人に
とっては、麻原が色々喋るのは真相を知る野次馬的な
好奇心も満足させられるし、オウムの危険性やそれを
とりしまる公安の実力を知る手がかりにもなるので
歓迎する事はあっても早急な口封じを求める理由はないのです。
当局側が、麻原の早期処刑に邪魔な国選弁護人で死刑反対論者の
人を逮捕したのも滑稽です。
麻原を早く処分しないと何か都合の悪い事があるというのを
告白しているようなものです。
また、オウムの方もやたらとアサハラを神格化してましたが
これはスケープゴートの逆ではありますが、注意の一極集中
という点では全く同じトリックであります。
今年の末から来年にかけて、オウムかオウムの残党や分派、
またはそれに見せかけた組織が再びテロなどを起す
計画があるかもしれないと思っております。
誰が何をやらかすにしろ、その連中は自分達の利益(金銭的、宗教的、他)
の為に行動しており、その結果として彼等のやる事なす事には
あまりはみ出る事のない枠が存在するという点に気を付けて
情報を読み解いてはいかがかと思いました。
逆に言えば、「どんな枠に囚われているのか?」という点に
注目したり、それが炙り出されるような質問をぶつけてみると
わかりやすいかもしれません。