投稿者 2001年問題観察者 日時 2000 年 10 月 29 日 22:40:57:
回答先: Re: よく肥えた黒ヤギの饗宴 投稿者 逃亡者 日時 2000 年 10 月 29 日 13:52:59:
> 検察側が「判決を早めようとしている」のではなく、弁護団側が「判決を引き延ばそうとしている」のです。
?検察が早めようとしてるなんて言ってませんよ。
弁護団は確かにそのような方針も採っているようですが、
江川紹子の即決裁判願望はかなりなものだと思います。
たとえ弁護団が何らかの理由で法の範囲内で裁判を
遅らしているからといって、弁護団長を逮捕するのは露骨でしょ?
もちろん、表向きはオウム裁判とは関係ないって繕ってますけどね。
他にも小渕総理の診断書を公表した気骨のある弁護士が
やっぱり逮捕されましたね。
これも露骨だって思いませんか?
>そして、死刑判決が出たところで、速やかに処刑されるとは思えません。「口封じのため」とい考え方はちょっと行き過ぎではないでしょうか?
なんで行き過ぎなんですか?理由は?
銀行員や政治家の秘書が自殺させられるのと同じように
口封じの可能性くらい考えてもよいでしょう。
それにここは一応陰謀論を扱っているわけですし、当局に
都合の良い常識に外れると「行き過ぎ」だなんて思うのは
当局的だなと思いました。
>それより、弁護側が些細な、そして争点とは全く関係ないことをいちいち取り上げて時間を費やしているため、本来議論の中心となるべきカルト問題が一向に論点になりません。
裁判は犯罪を扱う場所であってカルト議論をする場所じゃ
ないのです。従ってこの批判は的外れ。
しかも、それをやりたいのなら検察側がやれば済む事でもある。
>そうしているうちにカルト組織は次々と会員の勧誘を行っています。
カルトの会員勧誘と、犯罪者の裁判は関係ないです。
カルト組織全体に問題があるのなら破防法なり他の法律が
あるでしょ?一般受けしやすい論法ですが、詭弁に近いですね。
>この損失は非常に大きなもので、弁護団側の責任は重いといわざるをえません。
間違った前提から自説に都合の良い結論を導き出している。
しかもその結論は当局や滝本ととても良く似ている。
麻原以外は既に最初の判決が出てるし、裁判が遅いとは
言えないと思う。麻原の裁判は容疑が沢山あるのだから
その分時間がかかるのは仕方がない。しかも裁判の公判
レポートを読むと江川昭子でさえ文句を言うような酷い裁判官も
いるし、検察と裁判官が癒着しているとしか思えないような例もある。
麻原裁判の記録の一番最初の方を幾つか読んで見れば
良いでしょう。
そして、最も重要なのは、裁判は真実の全体を明らかに
する事を目的としているのではないという点です。
裁判は起訴事実の認定は行なうかもしれませんが
オウム事件の真相を掘り下げるのが役目ではないのに
両者を結び付けるのは誤解を招きやすい論法ですな。
誤解を招く為の論法だったのかもしれませんね。