投稿者 転載 日時 2000 年 9 月 26 日 00:30:42:
2000年9月25日(月)
【夕社】島民15%の避難先不明
三宅村 張り紙、ネットで『連絡を』
伊豆諸島・三宅島の噴火で約三千九百人の全島民が東京都内などに避難したが、三宅村の二十五日までの調べで約一五%、六百人の避難先の所在がいまだに確認できていないことが分かった。二日からの全島避難前に、自主的に親類宅などに身を寄せた避難者が大半とみられる。村は所在不明の島民に生活を支援する情報が届かず、避難先で孤立する恐れもあるとして連絡先の把握を急いでいる。
村は避難島民の都営住宅への入居がほぼ完了した九日以降、避難先リストの整理を始めた。先行きが見えない避難生活での安否の確認や行政からの必要な情報を島民に提供するため。都から都営・公団住宅の入居者名簿を取り寄せる一方、公共施設への張り紙やインターネットで自主避難者に連絡を呼び掛けている。
今後は避難先を職員が訪問し「所在が分からない人を人づてにたどっていく」(担当者)としている。
一方、都内の三つのボランティア組織と三宅島社会福祉協議会で結成した「三宅島災害・東京ボランティア支援センター」は、島民の避難生活を支援しようと八日から活動を始めた。だが、こちらも島民の所在がつかめず足踏み状態。
三宅村役場東京事務所の連絡先は=03(3435)7141。支援センターは=03(3260)7573。
| 東京新聞ホームページ |
http://www.tokyo-np.co.jp/news/2000092531.shtml
http://www.tokyo-np.co.jp/news/index.html
国や都は少数の島民の現状さえ把握できない。
把握する気さえないように見える。
国民の苦しみなぞ気にならないのだろう。