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(回答先: Re: 政治家の仕事とは 投稿者 あっしら 日時 2002 年 8 月 15 日 23:47:37)
ラジオの対談番組で聞いた話ですが、全国の高速道路を回ると、地方のターミナルやインターチェンジなど至る所で銅像を見かけるそうです。政治家の銅像です。道路ができたのは「先生のお蔭」というわけです。その結果、問題になっているように、道路の野放図な拡張と「道路公団」の莫大な債務を生みました。これも資本主義のシステムにあってはやむを得ないことなのでしょうか。
各地で政治家への要求が増大すれば、要求の少ない、あるいは力の弱い部分にしわ寄せが行きます。たとえば都会のサラリーマンです。そのアンバランスを調整するのが政治であると、識者は言います。その調整の仕方をめぐって、イデオロギーが入り込みます。イデオロギー政治は危険きわまりないものですが、イデオロギーほど体系化されなくても、ある原則、国家としての理念や方向性は必要だと思われます。現在のように、理念や方向性が明確ではない、あるいはそれが末端の官僚にまで浸透していないから、政策立案が場当たり的になり、ムネオのようなやくざまがいの議員に付け入られるのだと思います。
”買収の合法化”に関しては、一度実験的にやってみたら面白いとは思いますが、たとえ投票の秘密が完全に守られたとしても、やはりお金を一番使った候補者が勝つのではないか。人は金銭を受け取れば、相手をなかなか裏切れないものです。バックが巨大な公明党あたりが喜びそうです。もちろん、札束のバラマキ合戦ですから、すべての陣営からお金を取るちゃっかり選挙民も続出するでしょう。また買収された有権者の投票行動、集票行動を監視するために暴力団などが雇われたり、てんやわんやの騒動になるでしょう。